木「さぁ、いよいよスタートです。、えー、来週から僕が出演さしていただきます『エンジン』。ついに!スタートということで!こんなFAX紹介します!じゃん」
FAX「木村君こんばんは。3月18日放送のわっつで、エッチな言葉の間違い、について話をしたの覚えてますか?」
木「ああ、あれですか。ラブジェネレーションをラブジェネローションとか言ったやつですね」
FAX「その、エッチな言葉の意味を知りました。母と車の中で、ある先輩が簿記試験の一級を合格したって話をしようと思ったんです。なのに私の口から出た言葉は、簿記試験ではなく、ぼっきしけん。母に向かって、勃起試験と言ってしまいました。かなり焦りました。
たぶんないとは思いますが、木村君にはこんな経験ありますか?これからも、エローいわっつの放送、楽しみにしてます」
木「これドラマとは全然関係ないFAXでしたね。ごめん!
新学期どうですかー?そして新入社員もどうですかー?僕は日焼けで真っ黒です。いやいや、海じゃないですよ。、ロケ焼けです」
一曲目。ラバーボーイズの『それいけウイークエンド』。
木「えー、オープニングはですね、勃起試験の話だったんですけども、僕はねぇ、特に検定とか資格、剣道一級とかは持ってるんですが、一級とかたいしたことないんで。後は免許くらいですね。
でも世の中にもしも勃起検定というのがあったとしたら、間違いなくねぇ、八段。いや、ただの八段じゃないな、名誉八段。それくらいの資格は取れるんじゃないかなーと思うんですけども。
ま、名誉八段くらいになるとこういう話ができるんですよ。上野動物園のパンダに赤ちゃんが授からない、という話がありまして。パンダというのはそもそも、年に4日くらいしか発情するタイミングがないらしいんですよ。すごい我慢強い動物ですよね。365日のうち4日だけそういうチャンスがある。そうなると、赤ちゃんを授かることがなかなかできない。上野動物園の皆さんは、なんとしても、成功させたい。せいこうっていうのは二つの意味がありますけど。成功させたいんですが、なんと、パンダの本場、中国ではどうやってパンダに交尾をしてもらうかといいますと、すごいよ、やっぱりパンダの研究が進んでいるところは違う。パンダに他のパンダの、要は、パンダにパンダのえっちビデオを見せると、せいこうに至る。
俺が喋ると嘘っぽいでしょ。ま、こういう話がさらっと出てこないと。普通の八段じゃね。名誉八段にはなれませんね。
こんな話をしてる場合じゃないんですよ。今日は4月15日ですよ?4月18日から始まるドラマ『エンジン』の開幕直前スペシャル、やります。
いよいよですね、来週の月曜日スタートします、ドラマ『エンジン』開幕直前、岡本夏生さんも昔はレースクイーンだったねスペシャルー!そんなタイトルっていうのもね(笑)。
いま手元に一話、二話、三話の台本がありますけど、いつものドラマと比べると、一話目からどうして二班で撮ってるのかなっていう。
二班ってどういうことかというと、4月11日っていう(撮影)日があったとしますよね。富士スピードウェイで撮ってるグループと、渋谷スタジオで撮ってるグループとあるんですけど。同時に二箇所で撮ってるの。俳優さんのあいだでも信じらんない会話してます。「明日富士行く?」「ううん。私は渋スタ」っていうような。
順調とは言えない。順調って言葉を使うと、「順調に、押してる」という。一話はギリギリでできたんじゃないかな、と思いますけど。でも編集は終わってないと思います。まだ余裕で編集やってるでしょうね。
ドラマのスタッフと話をしてて、こういう話になってびっくりしたんですけど、監督の西谷さんって寝なくて大丈夫な人ならしいんですよ。3日くらい寝ずに編集室とかこもってるらしいんですけど、僕にはありえない。眠らずに仕事に行くっていうのはね。
そのドラマも来週スタートということで、テレビ誌の人によく訊かれるんですけど、「見所は?」って訊かれるじゃないですか。
高島礼子さんがね、風の丘ホームっていう施設でご飯作ってくれる役してるんですけど、あんな人が施設でご飯作ってくれてたら、ぐれない。三角巾つけてね、白い割烹着着てるんですけど、でもイケてる。
俺はそういうところを見てます」
FAX「拓哉くん、こんばんばーん。わっつ大好きでーす。『エンジン』めっちゃめちゃ楽しみにしてるでーす。
いつも気になってるんですけど、テレビ誌の、ドラマ『エンジン』のとこで拓哉くんの写真があるんですけど、拓哉くんの鼻に貼ってある絆創膏?テープ?あれ、なんですか?なんか意味あるんですか?
拓哉くんの髪型って女の子っぽいの多いですよね。髪切りに行ったときは、「女性のスタイルでお願いします」って言ってるんですか?すごい気になります。
『エンジン』すごい楽しみにしてます」
木「なんかすごいあちこち振ってるFAXですね。まず答えておきましょうか。
あの、髪形を決めるときに、女性のスタイルでお願いしますって、一度も言ったことありません。
そして本題。「あの絆創膏何?」って訊かれてるんですけど、あれ絆創膏じゃないんですよ。わんぱくぼうやを演出してるわけじゃなくて、あれは鼻腔を広げるテープ。一般的には、いびきを防止するために、「僕はいびきがひどいんです」っていう人が使ってますけど。スポーツ選手が使ってるの多いんですよね。アメフトの選手とか。サッカー選手も多いんですよね。セリエの人とかわりとあのテープを貼ってる人が多いんでですけど。
区別化したかったんですよ、すごく。普段と、レースの。マシンに身体を預けるときの次郎と、普段の次郎とをなんか区別化したかったな、って思ってたときに、台本読んでるときに、テレビでサッカーが流れてたんですよ。ある選手が鼻にあのテープを使ってたんですよ。なにしてんだこいつ?って思ってたんだけど、あれ、ちょっと待てよ。フォーミュラカーを運転するってことは、スポーツってことだから、これいいなって思って監督にメールしたら、「いいと思います。僕も区別化したいと思ってたんで、ぜひ採用したいと思います」。で、することになったんですけど。
あれいいよ。鼻すっげー通るし、酸素すげー吸えるよ。酸素っていうのはみんなに平等にあるものですけど、なんか得した気分になる。
エンジンの話の後なので、こんなグループの曲をお送りします。その名もカーズ。シェイクイットアップ」
二曲目。THE CARS 『Shake It Up』。
木「ああ、あとですね、この間話した、マレーシアGPのロケでの話は、ちなみに第一話で出てきます。シーンナンバーで行くと、なんシーンだったかな、シーン8!シーン8がこの間のロケの話ですね。シューマッハとトゥルーリは、僕が撮影してたときは裏でストレッチしてた。だから出てきません。残念」
木「レースクイーンも開脚直前、『エンジン』スペシャルをお送りいたしましょうー!
こんなタイトルじゃなかったっけ?しかも開脚って下ネタかよー!FAXに逃げます」
FAX「『エンジン』の撮影好調ですか?」
木「痛いところついてきますね。順調じゃないんです」
FAX「質問です。ヘルメットの後ろやドライバースーツにデザインされてる緑色のカメは、拓哉君のデザインですか?ひょっとして拓哉君の飼ってるカメのロモ(?)ですか?何か意味があるんですか?」
木「これきっとテレビ誌に載ってる写真とかをすげぇ見て突っ込んできてんでしょうね。「なにこれカメいるじゃん。でも今回レーサーなんでしょ。何でレーサーなのに亀いるの?」って。
あの亀はですねぇ。僕、次郎のトレードマークと言っていいのか、次郎のキャラクターとして亀にしようかって。
なんでカメなのか。割とね、What's up SMAP!ってすげぇなって思ったのは、ドラマのスタッフがわっつのスタジオに来たときに、うちのスタッフで元バイクレーサーがいるんですよ。彼が「亀なのにレーサーってなんかよくないですか?」って話をして、「採用しましょう」ってカメになったんですよ。
ヘルメットは、京都に工場を持ってる人がアドバイスしてくれて。普段レーサーのヘルメットを製造されている方にお願いして作ってもらったんですけど。どういうヘルメットにしましょうか?って話をしたときに、確かにワールドワイドじゃないかもしれないけど、意識的にはそういう風にいたいなって思って、「地球儀をモチーフにしたいです」って言ったら、「ほー、それはやってるレーサーいませんね」話になって。「あ、じゃあいないんだったらそれやりましょうよ」って話になって。で、ヘルメットは地球儀を模したのを作ることになって。だからよーく見たら地球儀の経線とか緯度とか載ってるんですよ。で、後頭部に亀が親指立てて、「いえい!」ってやってる亀も入れたんですよ。だから、あれはロモじゃないんですよ。しかもロモは陸ガメなんで、茶色になってちょっとグロい感じになっちゃうんですね。
カメだけじゃなくて、僕がちょっと口ずさんでるようなのもキーワードになってるので、ちゃんと聞いていただきたいと思います。
このエンジンの監督の西谷さんって、『白い巨塔』とか『救命病棟』とか撮ってた監督さんらしいんですけど、今まで携わってたドラマを聴くと、「うわー、シリアスドラマ?」って思うかもしれないですけど、全然違うんじゃないですかね。僕もそう思ってたんですよ。
実際撮影に入ってみると、笑うタイミングが一緒だったり、笑うツボがいっしょだったりしまして。
次郎というキャラクターは、年齢が32っていう、僕と同い年なんですけど、年はいってるんだけど、周りの中で、一番ガキなんじゃねぇの?っていうキャラクターなんで、割と、次郎に関しては(監督が)そういうフリをしてきますね。周りの子供たちに、「な、次郎こうやってくるから、なんかやれ」って、割とそういう演出してきますね。なんかやれって、すごいでしょ?
だから結局、なんになるんでしょう?割と(ドラマは)ジャンル分けされるんですけど、何になるんだろう。スポ根ものとかサスペンスとか、ジャンル分けされるけど、なんにあたるんだろう。新しいジャンルを作るのもいいかなと思いますけどね。
あ、あとね、これ予備知識。わっつのリスナーだけに教えますね。さっきからカメの話出てますけど、あの亀の頭のところを指できゅっとやると、抜けるんですよ。
こういうことをラジオで言うと、美術スタッフにたぶん総スカンされるんで、今のはジョークです、ってことでおねがいします。
ドラマ『エンジン』の神崎次郎が、鼻に絆創膏みたいなのしてるって話をしたので、この曲をいきたいと思いまーす。なに?むりやり?いいじゃん、だって俺のラジオなんだもん」
三曲目。SMAP『世界にひとつだけの花』シングルバージョン。
木「さ、来週からドラマ『エンジン』が始まるということは、もうわかってますね、リスナーのみなさん。『エンジン』の感想文を書いて、ビクターのDVDハードディスクレコーダーをもらおうー。
ビクターさんが出してくれたDVDハードディスクレコーダーは録画もできる。3名に、エンジンを録画できるレコーダーをプレゼントしたいと思います。
ただし、単なる感想じゃダメですよ。僕や、わっつのスタッフの心にせまるような感想をお待ちしています。
かなりの高レベルの感想を送ってほしいとおもいます。お待ちしてます。
それでは来週のこの時間まで、わーっつあーっぷ!ということで、木村拓哉でした」
FAX「木村君こんばんは。3月18日放送のわっつで、エッチな言葉の間違い、について話をしたの覚えてますか?」
木「ああ、あれですか。ラブジェネレーションをラブジェネローションとか言ったやつですね」
FAX「その、エッチな言葉の意味を知りました。母と車の中で、ある先輩が簿記試験の一級を合格したって話をしようと思ったんです。なのに私の口から出た言葉は、簿記試験ではなく、ぼっきしけん。母に向かって、勃起試験と言ってしまいました。かなり焦りました。
たぶんないとは思いますが、木村君にはこんな経験ありますか?これからも、エローいわっつの放送、楽しみにしてます」
木「これドラマとは全然関係ないFAXでしたね。ごめん!
新学期どうですかー?そして新入社員もどうですかー?僕は日焼けで真っ黒です。いやいや、海じゃないですよ。、ロケ焼けです」
一曲目。ラバーボーイズの『それいけウイークエンド』。
木「えー、オープニングはですね、勃起試験の話だったんですけども、僕はねぇ、特に検定とか資格、剣道一級とかは持ってるんですが、一級とかたいしたことないんで。後は免許くらいですね。
でも世の中にもしも勃起検定というのがあったとしたら、間違いなくねぇ、八段。いや、ただの八段じゃないな、名誉八段。それくらいの資格は取れるんじゃないかなーと思うんですけども。
ま、名誉八段くらいになるとこういう話ができるんですよ。上野動物園のパンダに赤ちゃんが授からない、という話がありまして。パンダというのはそもそも、年に4日くらいしか発情するタイミングがないらしいんですよ。すごい我慢強い動物ですよね。365日のうち4日だけそういうチャンスがある。そうなると、赤ちゃんを授かることがなかなかできない。上野動物園の皆さんは、なんとしても、成功させたい。せいこうっていうのは二つの意味がありますけど。成功させたいんですが、なんと、パンダの本場、中国ではどうやってパンダに交尾をしてもらうかといいますと、すごいよ、やっぱりパンダの研究が進んでいるところは違う。パンダに他のパンダの、要は、パンダにパンダのえっちビデオを見せると、せいこうに至る。
俺が喋ると嘘っぽいでしょ。ま、こういう話がさらっと出てこないと。普通の八段じゃね。名誉八段にはなれませんね。
こんな話をしてる場合じゃないんですよ。今日は4月15日ですよ?4月18日から始まるドラマ『エンジン』の開幕直前スペシャル、やります。
いよいよですね、来週の月曜日スタートします、ドラマ『エンジン』開幕直前、岡本夏生さんも昔はレースクイーンだったねスペシャルー!そんなタイトルっていうのもね(笑)。
いま手元に一話、二話、三話の台本がありますけど、いつものドラマと比べると、一話目からどうして二班で撮ってるのかなっていう。
二班ってどういうことかというと、4月11日っていう(撮影)日があったとしますよね。富士スピードウェイで撮ってるグループと、渋谷スタジオで撮ってるグループとあるんですけど。同時に二箇所で撮ってるの。俳優さんのあいだでも信じらんない会話してます。「明日富士行く?」「ううん。私は渋スタ」っていうような。
順調とは言えない。順調って言葉を使うと、「順調に、押してる」という。一話はギリギリでできたんじゃないかな、と思いますけど。でも編集は終わってないと思います。まだ余裕で編集やってるでしょうね。
ドラマのスタッフと話をしてて、こういう話になってびっくりしたんですけど、監督の西谷さんって寝なくて大丈夫な人ならしいんですよ。3日くらい寝ずに編集室とかこもってるらしいんですけど、僕にはありえない。眠らずに仕事に行くっていうのはね。
そのドラマも来週スタートということで、テレビ誌の人によく訊かれるんですけど、「見所は?」って訊かれるじゃないですか。
高島礼子さんがね、風の丘ホームっていう施設でご飯作ってくれる役してるんですけど、あんな人が施設でご飯作ってくれてたら、ぐれない。三角巾つけてね、白い割烹着着てるんですけど、でもイケてる。
俺はそういうところを見てます」
FAX「拓哉くん、こんばんばーん。わっつ大好きでーす。『エンジン』めっちゃめちゃ楽しみにしてるでーす。
いつも気になってるんですけど、テレビ誌の、ドラマ『エンジン』のとこで拓哉くんの写真があるんですけど、拓哉くんの鼻に貼ってある絆創膏?テープ?あれ、なんですか?なんか意味あるんですか?
拓哉くんの髪型って女の子っぽいの多いですよね。髪切りに行ったときは、「女性のスタイルでお願いします」って言ってるんですか?すごい気になります。
『エンジン』すごい楽しみにしてます」
木「なんかすごいあちこち振ってるFAXですね。まず答えておきましょうか。
あの、髪形を決めるときに、女性のスタイルでお願いしますって、一度も言ったことありません。
そして本題。「あの絆創膏何?」って訊かれてるんですけど、あれ絆創膏じゃないんですよ。わんぱくぼうやを演出してるわけじゃなくて、あれは鼻腔を広げるテープ。一般的には、いびきを防止するために、「僕はいびきがひどいんです」っていう人が使ってますけど。スポーツ選手が使ってるの多いんですよね。アメフトの選手とか。サッカー選手も多いんですよね。セリエの人とかわりとあのテープを貼ってる人が多いんでですけど。
区別化したかったんですよ、すごく。普段と、レースの。マシンに身体を預けるときの次郎と、普段の次郎とをなんか区別化したかったな、って思ってたときに、台本読んでるときに、テレビでサッカーが流れてたんですよ。ある選手が鼻にあのテープを使ってたんですよ。なにしてんだこいつ?って思ってたんだけど、あれ、ちょっと待てよ。フォーミュラカーを運転するってことは、スポーツってことだから、これいいなって思って監督にメールしたら、「いいと思います。僕も区別化したいと思ってたんで、ぜひ採用したいと思います」。で、することになったんですけど。
あれいいよ。鼻すっげー通るし、酸素すげー吸えるよ。酸素っていうのはみんなに平等にあるものですけど、なんか得した気分になる。
エンジンの話の後なので、こんなグループの曲をお送りします。その名もカーズ。シェイクイットアップ」
二曲目。THE CARS 『Shake It Up』。
木「ああ、あとですね、この間話した、マレーシアGPのロケでの話は、ちなみに第一話で出てきます。シーンナンバーで行くと、なんシーンだったかな、シーン8!シーン8がこの間のロケの話ですね。シューマッハとトゥルーリは、僕が撮影してたときは裏でストレッチしてた。だから出てきません。残念」
木「レースクイーンも開脚直前、『エンジン』スペシャルをお送りいたしましょうー!
こんなタイトルじゃなかったっけ?しかも開脚って下ネタかよー!FAXに逃げます」
FAX「『エンジン』の撮影好調ですか?」
木「痛いところついてきますね。順調じゃないんです」
FAX「質問です。ヘルメットの後ろやドライバースーツにデザインされてる緑色のカメは、拓哉君のデザインですか?ひょっとして拓哉君の飼ってるカメのロモ(?)ですか?何か意味があるんですか?」
木「これきっとテレビ誌に載ってる写真とかをすげぇ見て突っ込んできてんでしょうね。「なにこれカメいるじゃん。でも今回レーサーなんでしょ。何でレーサーなのに亀いるの?」って。
あの亀はですねぇ。僕、次郎のトレードマークと言っていいのか、次郎のキャラクターとして亀にしようかって。
なんでカメなのか。割とね、What's up SMAP!ってすげぇなって思ったのは、ドラマのスタッフがわっつのスタジオに来たときに、うちのスタッフで元バイクレーサーがいるんですよ。彼が「亀なのにレーサーってなんかよくないですか?」って話をして、「採用しましょう」ってカメになったんですよ。
ヘルメットは、京都に工場を持ってる人がアドバイスしてくれて。普段レーサーのヘルメットを製造されている方にお願いして作ってもらったんですけど。どういうヘルメットにしましょうか?って話をしたときに、確かにワールドワイドじゃないかもしれないけど、意識的にはそういう風にいたいなって思って、「地球儀をモチーフにしたいです」って言ったら、「ほー、それはやってるレーサーいませんね」話になって。「あ、じゃあいないんだったらそれやりましょうよ」って話になって。で、ヘルメットは地球儀を模したのを作ることになって。だからよーく見たら地球儀の経線とか緯度とか載ってるんですよ。で、後頭部に亀が親指立てて、「いえい!」ってやってる亀も入れたんですよ。だから、あれはロモじゃないんですよ。しかもロモは陸ガメなんで、茶色になってちょっとグロい感じになっちゃうんですね。
カメだけじゃなくて、僕がちょっと口ずさんでるようなのもキーワードになってるので、ちゃんと聞いていただきたいと思います。
このエンジンの監督の西谷さんって、『白い巨塔』とか『救命病棟』とか撮ってた監督さんらしいんですけど、今まで携わってたドラマを聴くと、「うわー、シリアスドラマ?」って思うかもしれないですけど、全然違うんじゃないですかね。僕もそう思ってたんですよ。
実際撮影に入ってみると、笑うタイミングが一緒だったり、笑うツボがいっしょだったりしまして。
次郎というキャラクターは、年齢が32っていう、僕と同い年なんですけど、年はいってるんだけど、周りの中で、一番ガキなんじゃねぇの?っていうキャラクターなんで、割と、次郎に関しては(監督が)そういうフリをしてきますね。周りの子供たちに、「な、次郎こうやってくるから、なんかやれ」って、割とそういう演出してきますね。なんかやれって、すごいでしょ?
だから結局、なんになるんでしょう?割と(ドラマは)ジャンル分けされるんですけど、何になるんだろう。スポ根ものとかサスペンスとか、ジャンル分けされるけど、なんにあたるんだろう。新しいジャンルを作るのもいいかなと思いますけどね。
あ、あとね、これ予備知識。わっつのリスナーだけに教えますね。さっきからカメの話出てますけど、あの亀の頭のところを指できゅっとやると、抜けるんですよ。
こういうことをラジオで言うと、美術スタッフにたぶん総スカンされるんで、今のはジョークです、ってことでおねがいします。
ドラマ『エンジン』の神崎次郎が、鼻に絆創膏みたいなのしてるって話をしたので、この曲をいきたいと思いまーす。なに?むりやり?いいじゃん、だって俺のラジオなんだもん」
三曲目。SMAP『世界にひとつだけの花』シングルバージョン。
木「さ、来週からドラマ『エンジン』が始まるということは、もうわかってますね、リスナーのみなさん。『エンジン』の感想文を書いて、ビクターのDVDハードディスクレコーダーをもらおうー。
ビクターさんが出してくれたDVDハードディスクレコーダーは録画もできる。3名に、エンジンを録画できるレコーダーをプレゼントしたいと思います。
ただし、単なる感想じゃダメですよ。僕や、わっつのスタッフの心にせまるような感想をお待ちしています。
かなりの高レベルの感想を送ってほしいとおもいます。お待ちしてます。
それでは来週のこの時間まで、わーっつあーっぷ!ということで、木村拓哉でした」