ネタがないので近況を書こうと思ったら、近況すらろくにないことに気づいて愕然。
仕事しかしてないような気がします。仕事して帰って寝て起きて仕事して帰って寝て。
毎日眠りにつくときの記憶がないのです。気づいたら眠ってる。
一応ベッドにいった記憶はないわけじゃないのですが、いざ眠ったときの記憶がない。当然電気つけっぱなし、テレビつけっぱなし。ひどいときにはパソコンまでつけっぱなし。
だいたいベッドに行くったって、ちょっときついから横になっとこ、位でベッドに寝転がって、そのまま眠りこんじゃうんだもん。そのまま朝までぐっすり、ならともかく、たいてい明け方に一度目が覚めるのが困りものです。
でもこの忙しさも、あと一ヶ月ほどのはず。頑張るんだ私! この忙しさが終わったら、きっと今年のツアーが目の前のはずだ。
早く青い封筒が届きますように(でも申込期限は給料日後になりますように;笑)。
さてそんな状況なので、今は本もあまり読めていません。
だけどちょっとだけ、今読んでいる本の話を。
『ウは宇宙船のウ』
これは創元推理文庫の短編集なのですが、レイ・ブラッドベリに今さらながら脱帽。
レイ・ブラッドベリはSF作家であり、幻想小説家でもあるんですけども、こんなところを書くのか! と脱帽。
ロケットが世界ではじめて飛ぶ日の、地上に残される人の話なんてなぁ。それを書くだけでもすごいのに、淡々とした文章で淡々と登場人物の心情が迫ってくるのがすごい。
ブラッドベリといえば、『歌おう感電するほどの喜びを』という短編が一番好きなのですが、その話みたいに「好きだー!」と気持ちが大きく動くわけじゃないんだけど、前述の話はひたひたと胸に来る話でした。
短編集の続きを読むのが楽しみです。
『グリーン・ティーは裏切らない』
ローラ・チャイルズのコージーミステリ。コージーミステリというのは、お茶を飲みながら読めるような、主に女性が主人公の軽いミステリのこと。たいていはシリーズもので、ミステリそのものだけでなく、主人公の生活や生き方も話の重要なファクターとなっています。アガサ・クリスティが代表的ですが、最近はシャーロット・マクラウドやジル・チャーチルも人気ですね。ドメスティック・ミステリというのもありまして、それはコージーミステリの中でも主婦が主役で、家庭生活の中で事件が起こるようなものだったりとか。
ローラ・チャイルズのこのシリーズは、日本では「お茶と探偵」というシリーズ名ででてます。この話が2冊目。1冊目は、『ダージリンは死を招く』。
紅茶の薀蓄が楽しいです。主人公はティーハウスのオーナー。この本を読んでると、(紅茶に限らず)お茶が飲みたくなっちゃいます。グリーンガンパウダーなんて緑茶、飲んでみたいなぁ。
ティーハウスの描写を見ていると、この店にお茶を飲みに行きたいと思います。
ミステリとしては、まだ2冊目なんで様子見中。ちょっと場面転換が多いかなー、なんてのが気にはなるけれども、そういう作風なのかもしれないですしね。
『甲子夜話』
前に読んでみたいと言っていたこの本。ようやく3冊目までたどり着きました。平凡社の東洋文庫で読んでいるのですが、もともと百分冊あったものを、東洋文庫に収録するときに6巻にまとめることにしたので、1巻につき20冊弱ぶんくらいあるんですね。
元は江戸の随筆なので、最初は読むのにものすごく時間がかかってたんですが、ようやく慣れてきました。でもまだ時間がかかっちゃって、規定の2週間では読めずに期間延長してもらって、1ヶ月かけてようやく1巻を読むというペース。
江戸時代のこと、何にも知らないんだな、と思わされます。言葉の違いや習慣の違いもそうだけど、歴史の授業で習ったことも憶えてない。吉宗の時代よりもちょっと後なのかな? 解説読んでも、「なのかな?」なんて言ってるあたりがダメダメです。
でも「最近の若いもんは」とか「昔はよかった」的なこと言ってたりして、面白いです。
見たり聴いたりした面白い話、気になる話、ためになる話なんてのを書いている本なので、いろいろあります。捕鯨目的の紅毛船(要はヨーロッパの船)が浦和あたりに来ちゃった話とかもあって、食文化や言葉の違いが面白い。
あと面白いのが、妖し譚。竜の話やうわばみの話、ムジナ、狸、狐、かまいたち、分福茶釜、人魂、化け猫。子どもの頃から妖怪話が好きだったので、その手の話は大好物。読んでて退屈でしょうがない話もあるのですが、それでも知らない世界を覗き見ているような楽しみはあるので、頑張って全部読んでます。
あー、そういやこの間上司に借りた本があるんだった。あれも早く読まなきゃ。
上司がまた変な本を読む人で、だけど今回借りた本は、私も本屋で気になっていた新書。『99.9%は仮説』という本です。
この上司は、「ガラスは固体ではなく液体だ」なんて事を突然言い出したりするので(調べたら事実だった)侮れない。会話の途中で(ちなみに仕事中)いきなり「鉄の処女」なんて単語が混じって来たりとか。何のことがすぐにわかってすぐに言葉を返す私も私だが(ちなみに「鉄の処女」とは、中世の拷問用具というか虐殺用具というか、要はそういうものです。血腥い話なので、苦手な方は調べたりしないように)。
まぁともかく、たくさん読む本があるのは幸せなことだ。
フォームにレス。
>23日13時
今回の剛くんの舞台は会場が小さかったから、見に行ったときにはちゃんとわかったでしょうね。そのときの剛くんの顔が見てみたかったです。顔に出すようなことはしないだろうけど、最後の挨拶なんかだとやっぱり表情が違ったりするんじゃないかと思います。
>29日12時
いえいえ。こちらこそ、読んでくださって嬉しいです。どうもありがとうございます。
>29日16時
どうもありがとうございます。でも、えーっと……いや、そんな難しいもんじゃないですよぅ……。
>29日21時
どうもありがとうございます。砂漠を染め上げる夕陽ってきっと綺麗だと思うんです。彼らはきっと並んで、だけど違うことを考えながら見てるんでしょうけど。私も一度は見てみたい光景です。
>のうす
で、次はいつだって? あんまり時間がなかったんだよね? とりあえず、ダービーのポスター、まだ見れたらいいかなぁ。