海月玲二
2006-01-18(水)

無題

翻訳の仕事は,原稿を書いたりするのに比べて創造性が低いところが好きだ.こつこつやってればいつかは終わる.

まあうちの研究室では文系の腐ったような論文だかエッセイだかわからんようなものばっかり見てるせいかもしれんが.きっちりした研究の論文だと,文章に関してはあまり悩む余地がないんだろうか.

アクセスログを見ていて不思議なのが,ときどき某雑誌の名前で検索して来てる人がいることだ.確かにそういう名前の雑誌はあるけどさ,明らかにこのページは関係なさそうなのわかるだろ? ていうか検索したら公式ページとかがトップに来ない?

……む,意外と公式はひっかからないんだな.それにしたって.ねえ.

2006-01-24(火)

無題

宗教は阿片だとは良く言ったものだが,ついでに思想は阿片だということも言っておくべきだったと思う.

【このトピックへのコメント】
  • beardつまり、思想も宗教もたいして変わらないということですね。(2006-01-24 18:03:03)
2006-01-25(水)

無題

So Long and Thanks for All the Fishという曲は名曲だと思うのでみんな聴いてみるといいよ(挨拶).

パソコンの練習の授業ごときは真面目に成績をつけたりするようなものなのか,という疑問は確かに成立する.しかし,それを言うなら実はどの授業だって本当のところ同じことなのだ.どうしても伝えなければならない有意義なことなど,どの授業でも決してやってはいない.

従って大学の単位とは全ての授業でてきとうに出すか全ての授業で真面目に出したり落としたりするかの二者択一であるはずだ.そして私は前者は嫌なのだ.最終的な選択基準はもちろん私の好き嫌いだ.悪いかこのスットコドッコイ.

2006-01-26(木)

無題

文系の学者は基本的に全員嫌いだと考えていたのだが,よく考えてみるとフィールドワークをしてる人とか地味な調査をしてる人とかはそんなに嫌わなくてもいいような気がしてきた.主に嫌いなのは理論とか一般論とかモデルとかを平気な顔で持ち出す人達なのだろう.

2006-01-28(土)

BUSIN

うーむ,これはなんというか,一時期はやったWizardry妄想小説(あるいは漫画)みたいなゲームだな.あるいはストーリー優先型コンピュータRPGをWizardryの舞台設定でやったもの,というべきか.システムの骨格はWizなんだけど,「主人公」が存在したり名前と固有グラフィックを持ったキャラクタがいっぱいいたり(自分でキャラクタを作る必要がほぼない)迷宮内でどんどんお話が展開したりするのだ.システム改変点の大きな特徴の,パーティ内の信頼度によって協力技が出せたりするというのも考えてみるとそれっぽいし.

難点は戦闘の読みこみやエフェクトがかなり長いことと,魔法の修得システムが微妙に洗練されてないことぐらいだろうか.どちらも次回作では改善されたらしいが.イベントや台詞の文章がときどきライトノベルっぽくて微妙な気分になることはあるが,まあスルーできないほどではない.

ストーリー自体はそれなりに頑張ってるし,元のWizから改変された部分のシステム要素もそんなに破綻してないので,わりと遊べるとは思う.少なくとも新品なのに500円で売られるいわれはないよね.

2006-01-30(月)

無題

英語がすごく上手になった上で英語と全然関係ない仕事して暮らしてみたいね(挨拶).

なんか嫌なのは「研究」という名がついてるからなんだろうか.「課題」とでもして,お勉強と考察をまとめたものならそう嫌でもないだろうか.理論物理の研究室とかでやってるみたいに.

ていうかジャンルの問題なのかな.それがとても研究になるとは思えないから.文系の研究で意味があるのは調査関係だけなような気がする.人間とか生物とかそのへんを対象にしたシミュレーション研究や理論研究なんかは全廃してみたらどうか.その手のシミュレーションなんてさ,アイデアを考えるネタぐらいにはなっても決して結果にはなりえないと思う.物性とか強度計算とかならまだしも.

「学生それぞれが自分のやりたい問題に取りくめる」って実のところ馬鹿げてるよね.いや,ああ,「失敗しました」って結論が許容されればそれでいいのかな?

2006-01-31(火)

無題

本当につくづく思うのは,商売でやってる奴には勝てないってことだな.モチベーションというか必死さかげんが違いすぎる.法律とか上からの圧力とかそういうもんでしか対抗は無理な感じ.