メジャーバージョンが上がっているのは,内部的に大幅に書き変わっているためと,Android 2.2以下を切り捨てたからである.ついにIS01では全く使えなくなった.いやIS01なら1.6を使ったほうがいいと思うけど.
今回は,恐怖の巨大クラスSKKEngine.javaがついに整理されたという面が大きい.SKK関係とAndroid関係がだいたい分割されたので,jp.deadend.noname.skk.engineパッケージはjavaで書いたSKKライブラリと言えなくもないかもしれない.言いすぎか.
使う人にとっては,
- Abbrevモード用ソフトキーボード追加(フリックモードで,シフトを押してからabbrキー)
- 数字入力用ソフトキーボード追加(フリックモードで,カナキーを上フリック)
- 複数辞書(設定画面の「辞書管理」で新しい辞書を読みこむ.UTF8に変換しておくこと)
- ハードウェアキーボードでも,読み入力中の補完候補一覧をtabキーとピリオドキーで選択できる
あたりの機能は,それなりに使う人もいるかも.あとはそうだな,登録中にASCII文字も打てるようにしたり,変換候補にセミコロンやスラッシュが入ってても大丈夫にしたので,顔文字とか登録できるようになった.
大規模に変更したので,もしかしたら変な強制終了とか起きるかもしれない.その場合は/sdcard以下にstraceファイルができると思うので,内容を教えてもらえると助かります.あと,ユーザー辞書が重要な人は,バージョンアップする前に一回バックアップしておいたほうが安全かも.
あと今回は内部を大幅に変更したので,万一,ソースのどのへんをどう変えたのか知りたいという人がいたら,連絡してもらえればgitのbundleファイルを送ります.
- まはる:す、すごい!キーの配置とかもセンスいいですね!ありがとうございます!android7.1.1で無事動いています。(2017-03-24 11:47:13)