劇場版TRIGUNを見てきました。
どうせTRIGUN見ようとしてるやつなんかいないからネタバレだよ。
バレ要素としてはゲストキャラのアメリアの正体がなんなのかってところと、ウルフウッドがガスバックについてるのはなんでなのかって所ですが…
前者は初見でガスバックの娘かと思ったものの、流石にそんなストレートな事はなくね?と思ったらホントに娘でした。まじでか。
後者は砂漠の水自動販売機の前で
「なんで…札が使われへんの…」
って言って干からびかけてた所を通りすがったガスバックに助けられて、借りの分だけ用心棒をしてるという…。
所々にCGが使ってあるものの、絵のタッチはTV版と変わらない無骨な感じ。変に洗練された絵にされてなくてよかった。あの頃の雰囲気のままだよ。
戦闘シーンの轟音が凄かった。映画なんて大して見ないから余計かね。終わった後、なんか頭が痛かったぜ。
ストーリー的にはいつも通りのTRIGUNというか。
基本的に原作が好きな人なら普通に満足する出来だったと思われ。
撃たれて流砂に飲まれて死んだ(と思われた)、ヴァッシュのサングラスをかけるウルフウッドなんかはお約束だけどカッコいいね。
結局無事だったヴァッシュに良い所持ってかれる訳だけど。
最終的にはヴァッシュとガスバックの一騎打ち。
ここでありがちないい勝負とかされちゃうと正直萎えるわけですが、
そこは流石にTVシリーズの後半をオリジナルストーリーにしたにも関わらず、世界観を損ねなかったマッドハウス。
圧倒的な力の差を見せての決着。
結局アメリアもガスバックを殺す事は選ばず、ガスバックは軍に大人しく連行。
ウルフウッドが「アメリアの年は19歳。お前が20年前にガスバックを助けてなかったら生まれていなかった。まぁ、それだけだけどな。」
と、多少の救いをヴァッシュに与えて終了。
かと思ったら、風で飛ばされた新聞を見て黙って方向転換。
新聞には、懲役270年のなんたら兄弟が脱走の記事。
それを見たウルフウッドが「またか!また関わってるんか!関わってないんか!どっちや!」と怒鳴りながらヴァッシュを追いかけて終了。
サイドエピソードとして良く纏まっている、満足できる作品でした。
血界戦線も季刊連載決まったし、こっちもなんかメディア展開してくれねーかなー。
ジャンプ系で季刊じゃ無理かなー。
画像はググれ。幾らでも出てる。(2010-05-05 11:31:22)