〇ゴールド 金塊の行方
　映画館の予告だけ見て見に行った。事前知識ほぼなし。実話を基にした映画ってことだけ。
で、大変面白かったんですけれども、映画の邦題というか、宣伝間違ってねーか。
　俺てっきり実際に金塊が掘り出されてそれが無くなって一生懸命探すコメディタッチの作品だと思って見に行ったもの。全然違うし。ってか、金塊（って表現もおかしい？）が無くなった時点で残り15分かそこらじゃねーか。もう少し宣伝考えよう？
　主演の人がほぼ常に酒かタバコを手にしてて胡散臭さ全開なのが良かった。ホント常に口にしててこういうキャラクターなんだなというインパクトが強かった。
　しっかし邦題って適当ですね。

〇ローガン
　うーん、なんだこれぇ？ってなった。つまんないわけではないけど、あんな無理に残酷な殺し方する必要あった？子供に生首持たせるとか車運転させるとか、日本じゃ作れなさそう。ってか、ワンピのサンジのタバコが飴になっちゃうような国もあるのに、これいいのん？
　内容的にはなんだろう。なんか契約上最後だからローガンの最期を描きたかっただけの映画というか。元になるエピソードってあるんですかね？
　劇薬の力で一時的に力を取り戻して勝った上で力尽きる、でもなく効果切れで勝負にならず力尽きる、だもんなぁ。エンターテインメントとしてもちょっと。
　そこで民家に泊まったら絶対巻き込むよね？ってみんな思うだろうし案の定皆殺しだし。泊まるなよ…。
　なんかTales of Destiny2並みに製作者の自己満足な気がした。ToD2はちょっと無理やり感あってもハッピーエンドだからまぁよかったけど、こっちは残された子供たちはどうなるんだろう？が残ったままだしなぁ。

〇22年目の告白
　面白かったです。曽根崎よわっ！包丁腹に刺しとしてそのあと揉み合いで負けるのかよ！よわっ！
　でもなんか、これも宣伝のせいであれれ？な感じ。
　宣伝では、病院で土下座してから牧村と揉み合う前の口隠してるシーンに、あんたが不甲斐ないから人が死んだんだ、みたいなセリフ重ねてたんだよね。だからてっきり、派手に土下座して周囲にアピールしつつ牧村を愚弄するキャラで、なんか新たな事件を画策してる的な内容かと思ったのに全然そんなことはなくてあれぇ？みたいな。
　明らかに宣伝で嘘つくのやめてほしい…。

〇ハクソー・リッジ
　これも映画館での宣伝のみで。見るまで舞台が沖縄だってことすら知らんかった。
　見応えのある映画だった。こういう映画を「面白い」と形容するのはなんか違う気がするし。何回も繰り返し見たいと思うものでもないし。
　並のホラー映画を余裕で上回る惨たらしさ。思わず目を背けたくなるような遺体の数々。遺体だけじゃなくて、両足吹き飛んでぐずぐずになってる状態で止血されて運ばれるシーンとか。そんな戦場の中を仲間助けるために右往左往してよく生きてたなと思うわ。まさに奇跡。
　ちなみに史実で主人公が生き残ったことも知らなかったし、冒頭のシーンでデズモンドが担架で運ばれてたこともあって、安息日なのに出撃するのは死亡フラグだと思いました。担架が崖から降ろされる所もアングル変わって天に昇っていくように見えたしさ…。

〇キング・アーサー
　つまらなくはなかった。でも退屈だった。
　聖剣無双の名の通り、痛快爽快剣戟アクション！を期待したのにそうじゃなかったので。
でも「聖剣無双」はタイトルから消されたのね。
　去年のゴッズオブエジプトみたいな冒険譚的なものを期待したのが良くなかったのだね。
　なんかねぇ、何が描きたかったのかよくわからなかった。悪役もねぇ、妻も娘も殺してまで王位に執着する理由がよくわからんし。いや、殺すことに何の痛痒も覚えないキャラならそんな理由要らないんだけど。
　一日に三本見た中の三本目でちょっと眠かったので余計に退屈感が増したのかもしれない。

タイガーマスクWが終わっちゃったー。（正確にはギャグ回兼後日談らしき最終回が残ってるけど）
よくわからない捨て回以外は割と楽しみに見てたので残念。続編作るような内容でもないしね。勢いだけのアクションアニメといえばそれまでだけど、面白かったのよなぁ。
最終回の仮面タイガースプリンガーは石森プロに怒られないんだろうか…。