昨日走ったのは「ノンストップで距離を走れるはず」と見当をつけていた河川敷。橋をくぐったりまたいだりはあるものの、5速6速での巡航はスノウボードのロングターン突進に似た楽しさがある。
と、ある程度のスピードに乗って走っていたところ、雪面の見づらい連続ギャップに対応しきれず久々にトバされてしまった。悪いことにクラッチに人差し指を掛けていたもので、指一本を支点にして前転トンボ返りを打った形となって打撲アイタタタ。教習所で「クラッチに指を掛けっぱなしにしちゃダメ」って教えられるのはこういうことだったんだ、と文字通り痛感することとなった。長年のクセになってしまってるからなー、抜けにくいわ。
写真は発進の瞬間を動画から切り出したもの。なにせレンズは超広角だから、走行中に寄って撮ってるつもりでも大きく撮れないのがもどかしい。

押忍 快速旅団

昨夕から雪が降り続いて朝イチ雪投げ。引き続き日中も降りっぱなしだったので再度除雪機を歩かせた。朝練昼練、っていうのはこの冬初ではある。14時前にはほんの数分晴れ間も出たんだけど、それ以外はホント降りっぱなしでまあ所謂吹雪と言っていいんだろう。
風が巻くと除雪機で飛ばしている雪が自分に降りかかってきて難儀っちゃ難儀。天気図を見ると悪くすると明後日まで続きかねんぞな、こりゃ。
ときに、「雪が降るのを下から見ると綿ゴミみたい」とは前々から思っていたが、視線を水平に近づけると白い。…当たり前といえば当たり前だが、見上げるっていう動作は雪の陰になっている部分を見ることになるので黒く見える、と。「映画にしてもアニメにしても、そういった雪の描写ってあんまり見ないなあ」なんて作業しながらツラツラ考えた。

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最近の出走では左手を電熱手袋、右手を1月上旬に入手した指出し手袋、というまかないに落ち着いている。が、左右の防寒性の違いを始めとして不満も出てきた。雪に触れた指でカバーしなおすのが面倒だったり、スナップ部分が冷気を伝えてヒンヤリしたり。
「やっぱり両手とも電熱手袋に戻すのが得策かなあ。でも、ちょっとした降車時の着脱が面倒だし」…と思いついたのがスキー・スノウボード手袋で採用されている“手首からブラ下げられる仕組み”の応用。商品化されたものはコードロックで手首ループの長さを調整できるけど、どうせ自分専用なのでゴムひもで自分の手首にちょうどいい長さで作ってみた。
実は一番最初に思いついたのはジャリの頃にバアちゃんが手袋を長いヒモでつないでくれた形なんだけど、危険がありそうなのでそれはパス。

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昨秋来、各シェルタの在庫が安定せずご不便をおかけしております。特にガレージ・パーティは次回入荷分から生地を変更する予定にて一旦通販ページからサゲておりましたが、コスト再計算等が必要なために当座サゲているだけで販売終了というわけではありませんのでご安心ください。
写真は変更予定の生地サンプル。J隊さんが採用しているオリーブ色により近い色味の生地を紹介いただき、エントラント系裏白生地の「夜明るく(暖房効率も高く)、朝暗い(陰が濃い)」というメリットの、特に後半部分の効果向上を狙っております。また、従来生地よりも若干薄手なものになるので、収納時には軽量小型化されることも期待。
ガレージ・パーティ、Simpleでの生産が落ち着いたら庵にも採用したいと考えているところです。

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今日はソロツーリング。前回走って天候と時間の問題で引き返した河川敷をさらに下ってみた。ラクに流したければ土手道を走り、新雪を喰いたければ河原に下るっていう形が取れるのが楽しい。ヤマの雪は3月でも残ってるけど河川敷は早めに雪が消えるので走るのなら今のうち。
帰夕後に地図で見ると往復約60km走ったことになるらしい。「行けるところまで!」と意気込んでいたものの、途中で何かの撮影をしているらしき一団がいてさすがにそこを横切ってトラックをつけるのは申し訳ないので引き返した。停車したついでにここで持参の予備タンク3Lを注入。
と、そこまではよかったが出発地点までまだ数キロありそうな地点でリザーブに入ってヒヤヒヤした。軽トラにたどりついた時点ではもう2Lも残っていないような状況で滑り込みセーフ。なひー、つるかめつるかめ。

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スノウバイクデモ車として手配していた赤ベコ、下準備を整えるのに時間がかかってしまって“店頭の肥やし”状態だったところ、いよいよ組付けの作業に入った。LC4っていうとチェーン駆動が右足側になる点が特徴で、シャシフレームも一般的な組付けとは左右逆に組むことになる。Exp.のデカールが隠れてアルミ地金が露出するっていうのは良くも悪くも無骨な印象。

組立てに関してはキーとなる箇所をある程度把握しているのでそんなに苦労することはない。が、車種ごとの対応で独特な作業をしなくてはならないこともままあって、LC4に関してはシャシフレームを一部加工しなくてはならないことに写真の段階まで来てから判明。あー、もう。ホントは今日のうちにチェーンまで組んでしまいたかったけど、明日に持越しだわ。

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赤ベコのスノウバイク化は今日の15時にどうにか完成。ホントはこんな愚痴言っちゃマズイんだけど、元々の車体がアチコチとイケズな組付けがされてるもので「もう二度と組みたくない」ってくらいくたびれた。
そうはいっても出来上がってしまえばコッチのもの。車輪の状態でも感じられることだけど、エンジンを中心としたギュウヅメ姿はスノウバイクに換装しても迫力がある。車重130kgで約60馬力ってことは最初に試したDT200WRのほぼ倍のパワーということにはなる。
こころもち足付きがいいような感触で、締まった雪面を動かしてみた限りではルルルル~ッと余裕のある走行感。ただ、ほとんどセッティングせずにやっつけで新雪に入ってみたところ即埋まってしまって難儀だった。自分自身ちょっと慣熟しないとあきませんなあ。

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スノウバイク、スノウボードと雪上の活動では腕時計を見るのがとても大変。素手にベルトを巻いてJKTを着て…ってところまでならJKTの上から巻けるベルトに換えれば済むだろうけど、さらにその上手首まで覆う手袋をするとなると結局手間がかかってしまう。
そういったわけで「もう手袋の上に時計つけりゃいいジャン」と、車体ハンドルに取り付ける時計(MF-4666)を手配。取り付けはUSB灯をシェルタの竿に固定する方法を応用、ショックコードで手袋のベルトに巻いて留めている。コードで表示が一部隠れてしまうし派手にコケたら紛失してしまうかもしれないが、なかなかスワリはよろしかろうと自己満足。
温度計がついているのもご愛嬌。外泊時にはこの時計を竿に固定することで室内外気温計のリード線取り回しを整理できるのでは、と期待している。

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先日購入した防水防寒ツナギ、カーゴポケットもあるのが大きな魅力。時計と同じく“何かに覆われていない状態”のポケットっていうのは重宝する。が、先の走行でブッシュを抜けた際にこともあろうにカーゴポケット付近にカギ裂きを作ってしまった。うあー。スペック上10000mmはあるとされている防水性にも期待して「あわよくば5月まで着倒しちゃろう」と考えていたのに、これじゃあマズイ。そういったわけで昨夜のうちにまずは針仕事。
して、縫合だけでは浸水を防げないのでテントの簡易補修テープで縫い目を覆う。単にテープ補修じゃ愛嬌もなかろうか、と障子の修繕でお馴染みの“桜切り”にしてみたった。「階級章、或いは撃墜マークっぽくっていいんでないか?」なんて思ったけどアップリケ感は否めない。まあ…そんなに注目されることもなかろうからよござっしゃろう、ハハハ。

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AI-102シェル試作、リテイクアップ。「上掛けの防水性向上」という改良に加えて、背面マットの密着度を高める改良も同時に進めたために少し時間を食ってしまった。そのメリットはマットの保温力を最大限生かすことが主眼なわけだけど、各ファスナの滑りがよくなる効果も生む。
形態としては “マットイン・シュラフカバー”と表現してもよかろうか。下部生地との兼合いで完全防水とは言えないものの、風雨が強くなければ顔面周辺を覆うだけで開放的な外泊を実現できるわけで、タープ泊等の可能性を広げてくれる筈。勇躍、明日には軽トラ泊でテストへ。氷点下での結露状況を見て、量産を判断できるようなら名称の変更も考えている。
前試作との識別のためにネイビーで作ってもらったわけだが、国産マットインシュラフの先駆マットマンのコバルトを思わせる色味で感慨深い。

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