ヤイヤイやってるCrew’s Inn。入荷の予定は4月上旬という見込ではあるんだけど、先般取材をいただいたストリートバイカーズさんの発売が3/23予定ということで訴求リニューアルを急がなくてはいけない。
まずは動画で説明するのがいいのでは、と突貫作成。見返してみると「照明をちゃんとすべきよなあ…」という気はしないでもない。が、巧遅より拙速にしかず、と。動画にしたことで「寝袋単体としてでなく、システムとして構成されているメリット」が伝わりやすくなっていればいいけど、どんなもんでしょう。

原初モデル「夕張」、次いで「AI-101/AI-102」とモデファイを繰り返してきたっていう点からして、かなり昔から扱っているスタイル。それ故に写真と文章の説明がコタコタとなっていく弊害を改めて感じた。

押忍 快速旅団

春分を過ぎて4月もすぐそこ、ってところなのに名残雪。今夜も雪になるそうな。それでも春になったら一発目の遠出は軽トラにKikker積んでお出かけよ、と期待は膨らむ。言うなれば“一番星作戦”。何かと無理が効くのがポイント高いんだけど、一点だけ不満はある。
まあ…構造・用途上仕方ない点と言えなくもないが、とにかくシートがオソマツだから2時間も走りっぱなしにしてると尻と脚の付け根の横スジあたりがヒリヒリ痛くなるのが耐えられない。そこでダブルシートクッションVIPなるシートカバーを手配した。「VIP」の刺繍がなんともアンチャン風で気恥ずかしいが、これで長距離ラクになるのならモウケモン。

…ときに、WBC敗戦はラジオで聞いた。が、TV観戦できないからには大して悔しくないものなのね。もう少し見やすい日程だとありがたいがなあ。

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愛用のライターImcoストリームライン、ここにきて着火フタの閉じる側のバネがバカになってしまった。着火は不可能じゃないんだけど、こうなると恐らくオイルの持ちが悪化していくことになるだろう。と、代替手配したのはSOTO/新富士バーナーさんのスライドガストーチ。
チャッカマン同様に赤火ライターとしてのモデルがあるのは知っていたが、青火バーナーに昇華されているのが購入の決め手。ガス充填式なのでイソ/プロパン混で厳冬対応にも期待できる。低温Alc.着火も直アブりで手間いらず、かも。下向きでも狙ったところにヒットさせられるわけで、外泊時のみならずロックタイトで固めたナットのバラしにも使いやすい筈。
…四半世紀に渡って慣れ親しんだImcoのスタイルと別れるのは寂しい。が、去年2月購入で耐用1年じゃあこだわってられない。残念ながら。

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「いつか我が店でリリースできたら」と想いを秘めていた合成皮革のダブルライダースJKT。今や気軽なアパレルとして流通していることに拍子抜けしつつ一着購入した。というのもパワーエイジさんの防水インナーと組み合わせれば天候を気にせず着倒せるものと踏んだため。
まあ、へヴィデューティなシロモンじゃないのは仕方ナシ。腰ベルトや胸ポケット、腹ポケットが省かれているのはペリーヌパックで補えばよかろうて。ただ、手袋を留められる肩章(エポレット)は欲しかったなあ。着心地はやや窮屈だけどゲレンデで使ってみた分には重ね着での遮風性良好。
…見る人が見れば安っぽく見えるかしらん。でも “機能・コスト・イメージのバランス”ってことでヨシ。虫アタックの中、惜しげもなく走り通せるメリットの方がデカい。様子を見て具合がよければ防水インナー取扱を検討。

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4月上旬入荷待機中のCrew’s Inn(クルーズ・イン)、シェルの防水性を頼みに庵/I-oriの平シールドだけを使ったサイト構成をシミュレートしてみた。「強い風雨が予想されないのであれば不意の雨に備えて顔近辺だけ屋根があればイージャン」っていう割となげやりな設営。
庵のウィング側を車体に接合させる設営はこれまでにも何度かしたことがあるけど、それは泊まり明けの朝に結露を乾かしながら朝食を摂る形での用法が多かった。が、今回の手法は一晩そのままっていう前提なわけで、あんまり一般的とは言えないかもしれない。車体乗り入れっていう条件を始めとして常態的に採ることのできるスタイルでもないと思う。
ただ、専有面積を目一杯小さくできるメリットもアリ。裏白生地なら照明効率のいい屋根になるだろう、っていう点もコッソリ期待している。

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3月最後の定休連休、これより山中泊へ。シートバッグに道具一揃いの灯油暖房態勢、Mex Paxに一泊二食分の食糧という備え。今までのスノウバイク行を遠足とするなら今回は泊りなので修学旅行といったところか。
実際のところ、ギリギリのタイミングでKlymitさんの断熱材入りマットが届いたのでそのテストという目的もアリ。明朝の予想される最低気温は-7℃あたりということでテストとしては大体いい塩梅の気温ではあるんだけど、ぶっつけ本番になるので不安はないでもない。
って、寒いのはまあ辛抱すれば済む話として、昨朝ヤマの方向から銃声が三度聞こえた方が不安。近所のハンター親方に聞いたところでは「クマの話は聞いていないからシカの駆除だろう」ですと。しかしなー、“動くモノを見たら引金を引く”って事故がチョイチョイあるんよねー。

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昨日から夕張山中にてスノウバイク泊。雪はほどよく締まって登るも下るも割と自在。天気も大きく崩れることもなく、冬の仕上げとしてはまたとない外泊行となった。おほー、たまらんたまらん。
最低気温は-9℃と予想よりは低く、03時に背面の冷えで目が覚めたときには-7℃だった。Klymitさんのマット試用という点からすれば「ラクラク快適なのは-5℃あたり、寝袋やまかない次第で-10℃くらいまでは使える」というのが落としどころだろう。

明けて今朝、一旦下山して泊りの装備を解く。してまたヤマに入ってモービル親方Kさんと合流してさらに散策して回った。せいぜい走ってお腹一杯。道路はすっかり雪が消えているわけだから、もう車輪に換装してもいいや。「我がスノウバイクシーズンに一片の悔いなし」てなもんや三度笠。

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今回の山中泊ではNSメスティンが活躍。夜には鶏モモ唐揚げ用200g程度を塩コショウで焼くだけ。それを辛子ポン酢でいただく、っていう昔オカンが手抜きしたいときに作っていたレシピをコピー。シメに残り油とサトウのご飯を和えるのが美味いんだ、これが。
して、朝はカレーメシ。カレーメシってカップで作ると5分待ってる間にヌルくなるのが弱点なわけだけど、適量の湯が沸いたところで中身をブッ込んで3分ほど煮るっていうNSクッカーならではの横着ワザで克服。後始末は湯を少量沸かしてスープよろしく飲んで拭き取るだけ。…何せ制約の多い状況なので食材はそれぞれ包装を取り払ってビニル袋で運んでゴミ最小。
…と、しばらく欠品だったNSメスティン、次ロットに向けて動きが具体的となってきております。どうにかがんばってGW前に在庫できるか根回し中。

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Simpleダークオリーブ入荷に併せ、待ちわびていた庵/I-oriダークオリーブも入ってきた。お忙しいところ並行して作業してくださった縫製の親方に感謝。ガレージ・パーティが入ってきたときに直感したことではあるけど、このオリーブはいいわー。派手さはなくてむしろ沈んだ色味にもかかわらず、J隊さんの研修かと見まがいかねないモノスゴイ存在感。
エントラント系の生地が「夜明るくて朝暗い」っていうのは再々触れたことではあるが、ファスナ全閉にしてみると確かに暗い、暗いぞ! 特に夏至の頃には無駄に朝が早くて「04時くらいに目が覚めると明るくて二度寝しづらい」っていうジレンマからようやく開放されると思うとホント嬉しい。裏白反射の暖房効果も期待しつつ、早く実践したくてウズウズするわ。

急ぎ撮影等を行って通販アップいたします。ご期待いただけたら幸いです。

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先の泊りで暖房として使ったのはポラリスの灯油ドライブ。…山上に薪を持って上がるのが大変っていうのもあるけど、ポラリス暖房の客観的な目安をまだつかんでいなかったので、その糸口をつかむのも目的に。
データとしては庵のシールドを1/4開放状態、CO検知器で40ppm以下の見当で使って外気+20℃というのが一応の落としどころか。運搬の都合を優先して燃料は600mlボトルで持ち出したが3時間強の宴会に供して後、翌朝30分くらい燃焼させられる程度には残すことができた。
熱輻射に使ったのはシエラカップリッド。マルヒータに比べて赤熱の迫力はないが「フチから著しくはみ出ないように」と目視制御しやすいので最近ではよく使っている。マルヒータはマルヒータでEBY265のフタ…というより110gガス持ち出しのオサエを始めとして地味に重宝。

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今日で3月は終わり4月ともなれば名実ともに春、と気持ちは高ぶる頃。冬には「さよなら さよなら さよなら♪」と言いたいところだけど、ドアを開けたら「もうスグソコは白い冬」って、冗談キツイわ。先週には札幌でドカ雪、昨日今日は登別で約40cm、空港がまた止まったりでエライこっちゃ。
こうも雪が長引くとスノウバイクへの未練が疼いてしまう。が、トンボの車輪換装を先延ばしにするほどに夏シーズンが短くなることを意味するのでそこはスパッと断ち切って次の日曜に作業。
トンボの作業のみならず、クジラの修繕で千歳往復とか月末休みで帰郷の予定とかもあって何気に4月の休日の予定は埋まっている。まあ「どうしても」ってことになれば今年は赤ベコを展示用として維持するつもりなので時間が取れればプイーンって出りゃいいんでしょー。

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