静岡よりマサラをこめて

ネパール･インド料理(この並び順が重要)のお店パーサ、無事7月1日に開店しました。

最初はパサと聞いていたんですが、実際の看板には長音が入っていたので修正。しかし『浜松　パーサ』で検索すると、ネオパーサ(第二東名のアレ)ばかり引っ掛かるのがちょっと問題ですな…。
店内の基本構成は新田寺マハル時代と変わりませんが、内装色一新，照明も少し明るく，レジ横に蹴上がり設置など小改修があり、プラービンさん＆カマルさんの人柄も合わさって、以前より少しは敷居が下がったんじゃないかと思います(^^;。

メニューのラインナップとしては、ポピュラーな品々の中にちょいちょいアクセントが入る感じ。カレーの中のクワッティとか、ナンの中のラッチャナンとか、ライスの中のジラライスとか…。あとアルコールも取り揃えていますので、つまみ系メニューもボチボチ充実してます。両店を知っている人向けの表現ですが、清水のラッソと浜松のナンセンターのメニューを足して2で割った様な感じです。(←と評したらカマルさんにバカ受け)
スペシャルメニューとしては、要予約かつ2名様からとなりますが、ダルバートがあります。ダル，バート，サーグ，マス，タルカリ，アチャールに、ギーとチャイが付いて\1,850。チャイが付くのがラッソとの違いです。また、ハコの広さからパーティーが容易ですので、パーティーメニュー，食べ放題メニューもあります。

チャトパットティッカサンデコ、\650也。チャトパット(チャット)マサラを使い、チキンティッカとキュウリ，タマネギといった野菜をサンデコした(和えた)もの。チョエラを少し乾かした様な感じ。酸味があるので主食のお供にはちょっと合わないが酒のつまみにはバッチリ。ちなみにチョエラと同じく、冷たい品ですのでご注意。

キーマムグライとパラクパニール、ジラライスとラッチャナン。\740+\810+\500+\415也。
キーマムグライとパラクパニールはラッソにもありますが、こちらの方がややマイルド。パニール自体はラッソの方が美味しいかな…。ラッチャナンはバターを層状に織り込んだナンで、ナンセンターでいう所の「バターナン」のこと。但しこちらの店で「バターナン」を頼むと、ラッソの「バターナン(普通のナンにバターを塗ったもの)」が出てくるので注意(ややこしい)。ナンセンターとは使ってるバターが違うのか、こっちの方が香りがよい。ちょっとパンケーキっぽい雰囲気さえ。ジラライスは日本米。ジラ(クミン)のプチプチ感と香りはたまらないが、一気に食べないとちょっとベチャッとしてしまうかも。

お味は大変よいです。ラッソかナンセンターに慣れてる方なら難無く入り込める味。この店のメインシェフ(まだ名前聞いてない…)はプラービンさんとカマルさんとで鍛えたんだそうですが、不安はないでしょう。料理好きのプラービンさんが監修したカレーは、チキンカレー1つ取っても他とはちょっと味が違うと思いますので、是非1度お越し頂ければと思います。"堅く"運営していく為、暫くは、日曜～水曜はカマルさん、木曜～土曜はプラービンさんが応援に入るとの事です。

国1バイパスと掛塚街道の交差点(石原町)から、ほんの少しバイパスを南下した所。駐車場は店前と道向こうとで15台くらいあります。アルバイト募集中！

[浜松] パーサ (その1)　(その2)