ゆうゆ

 とうとう、この日がきてしまった。
ツアー発表時は、4月なんてず~っと先の事なんでって
思っていたけど・・・
アッという間に4月になっちゃった。
と同時に、忙しく余裕のない中に、色々とストレスが重なり、
歯茎がはれてしまった。
すこし、頬が腫れている。
掛かり付け医に行き、根っこの深い所が膿んでいて、とりあえず
そこを切開してもらったが、いまだ痛みがある。
抗生剤と痛み止めで明日を乗り切れるか?
ちょっと、自信がないが・・・
始まれば忘れてしまうんだろうな、この痛み。

 そうです。
今は、たぶん精神的にも体調的にもかなりのどん底。
そこに、ファイナルが重なった。
その事に、何かの意味があるんだろうなぁ~
体調が悪い事もぶっ飛ばすぞ!!!!

 とにかく、無事に終われます様に・・・・
優くん、行くね。
体調が持ちますように・・・
これ以上悪くなりませんようにと、本当に、祈るような気持ちです。

 大阪の美味しい物を食べられなくても良いから、
痛みが引きます様に・・・・

2017-04-18(火) 00:32

大阪!!!

 ワタクシが飛行機に乗ろうとすると、このところ悪天候が続いている。
今回も爆弾低気圧の様なもので、着陸が出来ないかもしれない
というアナウンスが流れた。
それでも、何と帰る事が出来た悪天候の大阪より。

 
 歯痛を抱えながら、なんとか大阪に着き、今回もグッズ売り場が
大変な事になっていると聞き、ホテルに寄らずに大阪城ホールへ
直行したが、フテネコキーホルダーには巡りあえず。
林卓氏のCDには巡りあえた。
ライブ前には、今回チケットを買ってきてくれた前世からの友と
近況を語らいたおし・・・
ギリギリに会場入り。
もうライブ後には会えないかもしれないと思っていたが、
そこはやはり前世から友なので、あの人数の中でも会えて、
優くんのライブの感想を聞く事が出来た。幸せ。

 ライブ後は、日本の北から南までと色々な地区から集まった
方々との打ち上げ。
終演が早かったので、京橋の居酒屋さんでコテコテの大阪の
おばちゃんと語らい。
しかし、そのおばちゃんが同郷と知り、世の中の狭さや偶然の
巡り会わせに驚いたり・・・
開演までは慌しいが、その代わり夜はゆっくり・・・
そこでは、色々な話が聞けて、ただ共通しているのは
みんな優くんの事をあたたかく見守ろうとしている事。
好きを貫こうとしている事。

 翌日は、IちゃんとMちゃんとで、本日までという造幣局の
通り抜けを経験。
偶然にもホテルから数分のところなのをIちゃんが知ってて
運よく見に行く事が出来た。
ぼたん桜が見事だった。
Iちゃんとは、以前大阪城の梅の時期も一緒に見に行ったなぁ~
その後は、タワレコで「風とロック107号」を頂き。
地元ではなくなっちゃったので、配布時期が合ってよかった!!!
どうしても食べたかった「インディアンカレー」を頂く。
土曜日から、固いモノは食べにくかったんだけど、美味しい物は
ちゃんと食べられた!!!

 梅田の地下の様相が凄く変わっていてビックリ!!!
時々、おぼつかなくも3人居れば何とかなるもの。
行きたい所へは、ちゃんと行く事が出来た。

 明るく笑っていた2日間が無事におわった。

 この日の大阪は汗ばむほどの暑さ。
けれど、まだ桜の花も残っており、春と初夏が
同居している感じがしていた。
初の大阪城ホール。
2年前の梅の時期にも訪れた事があるが、まさか
ここでのライブが叶う時がくるとは思わなかった。
そうして、恐ろしいほどのグッズ売り場の列。
これが本当に優くんのライブ前??
と目を見張るワタクシ。
そんな情景を見ながら、分かっていた事だけども、
環境が本当に変わってしまったと思った。
今ツアーの行き止りを見届けにきた。

 4月16日(日)晴天  大阪市 大阪城ホール

 ギリギリに開場をしたワタクシの今日のお席は
アリーナ31列。ちょうど会場の真ん中。
前は通路なんだけど、横にはフェンスで少し窮屈。
既に会場は、ほとんどの人が入っていて、それを見渡す。
キラキラとした会場に見渡す限りに人が入っていて・・・
これが優くんのライブ??と再び信じがたい気持ちにも
なりつつ、とても遠いステージが現実と教えてくれる。

 あぁ、ここまできた。
優くんが、大阪城ホールへ連れて来てくれた・・・

 感慨深い気持ちを感じていたら、アナウンスがあり、
手拍子が始まる。
だんだんと大きくなる。
客電が落ちると総立ちの会場。
歓声は、これまで聞いた事がないほどの大きさで会場
全体を包み込んでいた。
舞台はホールツアーと同じだが、左右は広いので
そこには色違いで同じ電飾がありました。
そうして、左右にスクリーンが設置されておりました。
歓声がひときわ大きくなっていく。

  オープニングは、ホールツアーと変わらず。
バンドメンバーが揃ったところで、坂の上に立っている優くん。
えんじのシャツの下に白いインナーを着ており、その着丈が
長くて、シャツの下からも覗いている。
黒のスキニーにブーツイン!!!
メガネは、最近掛けている物とは違い、下のほうにはフレームの
ないタイプ(いつものヤツね)を掛けておりました。
そうして、「TOKYO DREAM」のイントロ。
左右のスクリーンには、タイトル、続いて歌詞が出ておりました。
あら、ちょっとカラオケっぽいわぁ~

 2曲目は「(Where’s)THE SILENT MAJORITY?」
俄然、スピード感が上がってくる。
ドライブ感が半端ない。
この会場の大きさで聞く「サイマジョ」
最初にライブで聞いたのは弾き語りだったなぁ。
「太陽と花」
なんかもうねぇ!!楽しいやら楽しいやら!!!

  MC(内容の順番やニュアンスはそんくらいの感じで)
「おおさかーーー 会いたかったよーーーおおさか」
と満面の笑みで、嬉しそうな優くん。
本日が初の大阪城ホールでのライブであります。
人生初、まさに初体験であります(笑)
大阪でのライブはいつも初体験の事が多い。
デビュー当時にライブをして、それまではこちらから
なんとか働きかけをするものとばかり思っていたけど。
大阪で初めて、客席からのコールを頂いた。
「高橋~~~」とライブハウス内の男性から野太い声を
貰った事を覚えていると話す。
そうして、最近のライブでは余り聞かない言葉
「あばれよう」って優くんから聞きました。
なんだか、ちょっと違和感。
けど、どのくらいの特別感、盛り上がり感が優くんの
中で湧き上がっていたのでしょうねぇ。
表情にも充実している「今」を感じます。
その優くんが「来し方行く末」の由来の話をして、
「今」が大切だと話す。
その今、最高の時間をお集まりの方々と一緒に
作りたいと思うと。

大阪の名物の話では、会場に用意されたのは肉まん、
お好み焼きのみ。
お店の名前が出てましたが、肉まんは「551蓬莱」
「二見」とあと2店。
最後に言ったお店の肉まんのは、お酒が効いていた。
禁酒をしているので、すぐに分かる、お酒入っていたねー
お好み焼きは「千房」「ぼてじゅう」と2~3店。
まったく覚えられない(汗)
手違いで、到着したのは本番前で、バンメンさん共々
大阪のうまい物でお腹を満たして、ライブをお届け
していますと。
会場は沸きあがりました。

声だしは「アリーナ」「スタンド」「大阪のみんな」
もちろん、「アリーナ」「スタンド」との確認あり。
スタンド席の声が大きかったなぁ~

 「アイアンハート」「拒む君の手を握る」
会場が大きいと手拍子がやむって、やっぱ厳しいわ。
けれど、手拍子は徐々に小さくなった。
「象」では、歓声が大きくなったけど、ドライブ感が
凄くて・・・
ライブ映えする楽曲だとつくづく・・・・
そんな楽曲の提供を出来て良かったなぁ~と。
けれども、「象」は高橋優の楽曲なんだな。
セトリはあえて見ずに参加したので、イントロを聞いた
瞬間、心地よい安堵感を感じた「花のように」
小島さんが、リズムに乗りジャンプしてくれて、
嬉しかったなぁ~
一緒にピョンピョンとジャンプ!!!
「さくらのうた」
大阪の桜に間に合った。今年も桜のある時期にこの曲を
聞ける事が嬉しかった。
毎年、桜の時期に聞きたいなぁ。

   メンバー紹介
ダッチさんから始まるこのツアー最後のバンメン紹介。
大阪出身のダッチさんが選んだのは、あほの坂田師匠の
横動き!!!!
吉本のテーマソングが聞こえてきそう。
コテコテの大阪やん。しかも、坂田師匠は渋い!!!
小島さんの動きは、少しぎこちない。
須磨さんは、須磨さんにしては良き動きでした。
関西出身のはっちゃんはスムーズ、そうして池窪さんも
関西人。
一番のスムーズさっ!!
優くんは、いつもの様にスルーしようとするけれども、
歓声に後押しされて、上手に横移動をしていました。
本当に上手かったわぁ~

 ホールツアーでは、優くん自身がこの曲が出来た事で
表現が広がったと思った曲を演奏してくれました。
が、今回はファンの高橋優への「来し方」を感じた楽曲を
ファン投票の「来し方ソング」として2曲披露。
その1曲目は「靴紐」
意外過ぎてビックリした後に・・・
へー、そうなんだぁ~と思うワタクシ。
しかし、久しぶりに聞かせて頂きました。
もう1曲は「駱駝」
ホールは、新規ファンが多かったのでしょうか・・・
そういえば、開演前にトイレでワタクシの持っていた
FCグッズに反応をして頂いた方がおりまして。
初のライブだとおっしゃってましたねぇ。
たくさんの方々の思いが詰まった「来し方ソング」

 「光の破片」
ミラーボールのまばゆさは、この会場の規模でしたね。
須磨さんのバイオリンソロと光との演出。
ロマンティックです。
「産まれた理由」
短いMC。人が産まれ、生きるのにはそれぞれの環境が
あるけれど、生まれたからには生き抜かないとね。
しかし、しかしなのです。
この曲でのダッチさんのドラム演奏は、ロックなのです。
それに初めて気がつきました。
大阪城ホールだったからなのね、きっと。

 ここからは、熱くエロティックに盛り上がりましょうと。
「まだお元気は残っておりますでしょうかーおおさか」
再度の声出しをして、曲は・・・
「BE RIGHT」!!!!!
まさに、ノースコリアのミサイル脅威のご時勢ですが、
この際関係なく、会場は大盛り上がり。
そのまま「パイオニア」
本当にライブが楽しいっ!!!!
たたみかけてくる優くんの逞しさとその力強さ。
本当に安心して、音楽に身を任せていられる。

 各メンバーのソロがあり、優くんのギターソロが
終わったところで、優なまはげがノッソリと登場。
ゆっくりと聞かせてくれて、ありがとう!!!
タオルをまわしながら、「そっちへ行くよ」とステージ下へ。
そうなのです。
実は、その直前「明日はきっと良い日になる」を聞きながら、
ワタクシの視線は時々別のところへ。
スタッフさんが、通路をフェンスで塞ぎロープで封印して、
強度をチェックしてまわってました。
フェンス横のワタクシのドキドキは最高潮。
優くんは、小島さんサイドから下へ降りてきて、両側をふさがれた
通路を歌いながら歩いて来る。
それをスクリーンで見ている。会場のどよめきが続く。
ちょうど、ご当地のところがアリーナの一番後ろで、そこには
リフターが用意されておりました。
ビックリ!!!
歌いながらも、リフターが上がるのをおっかなビックリな表情の
優くん。
リフターは、1階分くらい上がったかなぁ~
2階分あったかもしれないけど・・
コール&レスポンスは。
大阪 大阪
 俺のお好み焼き  君の肉まん  
 俺のお好み焼きと君の肉まん

最後は、「誰か俺のお好み焼きを食べてくれぇええ」って。
そう言われてもねぇと苦笑のワタクシ。
そうして、ステージへ戻り道。
歓声とともに、優くんの姿が見えてきたっ!!!!
優くん、ちょっと厳しい感じの表情でこっちへ向かってくる。
(段取りがあるのかなぁ~なんて、後から思ったけど・・・)
グングン進んで来て、手を出して握手をする様な余裕もなく・・・
優くんが真横を通り過ぎて行っちゃうっ!!!
思わず手が出てました。
左肩の所を右手の平で、ペタンと触っちゃいました。
優くんはかなりの汗をかいていたので、手のひらがちょっと
湿っぽくて、フローラル系の柔軟剤(?)と思われる香りが
しばらく残ってました。優くんの残り香。
ステージに戻った優くん。
「たくさん、触られましたぁ~ 触られに行きましたぁ~」
と話す。
と、その声も十分に聞き取れないほどに、会場からの拍手が!!!
その拍手は止まらず、大きさを増していく。
こんなシーン何度もあるけど、なんだろう、こんなにこんなに
長い拍手は初めてかもしれない。
涙が出そう。
すると、優くんが「ちょっと」と拍手を止めました。
このまま拍手が続くと泣いちゃうって思ったのかなぁ?!

 ライブの時間は一番楽しいけれど、その時間はいつまでも
続くわけではないので、また次に会える時まで、
その時を楽しみにと話す。
「BEAUTIFUL 」はいつも、心に沁みる。
そうして、間奏で優くんは、とてもとても良い顔をしてました。
今まで見たどの優くんよりも穏やかで、満たされていて慈悲を
感じてしまうほどの笑顔でした。

  アンコール
 白シャツの優くんとツアーTシャツのバンメンさん。
「クレヨンしんちゃん」の映画の主題歌を書く事が出来た。
昨日から公開されている事を言うと、会場から「見た」と
言う声が!!!
優くんが嬉しそうでしたねぇ。
曲は「ロードムービー」
初めてライブで聞かせて頂きましたけど、とても良い。
大好きな大切な曲がまた一つ増えました。
「福笑い」
会場を明るくして、みんなで歌う。
この風景は何度見ても、優くんのライブの醍醐味だと思う。
会場のみんなが一つになって歌うのは、尊い事にすら
思えてしまう。
そんな風に思えてしまうのも、高橋優の持つライブでのチカラ。
明日からもまた頑張りましょうと短いMC。
「リーマンズロック」
今回は、グレッチではなかったのですけど・・・
やはり、いつ聞いても心を前に前に押し出してくれる楽曲。
きっと人生でそう何度もない低空飛行中のワタクシは、
あがいてあがいて、今を這い上がれと言われている様な気がした。
ありがとうね、優くん!!!

 

 最後にバンメンさんの再紹介をするんだけど、
ダッチさんはまたまた坂田師匠。
結局、また全員が同じ動きをして、会場が笑いに包まれる。
大阪のファイナルは、いつも良い。

 優くんが連れて来てくれた場所。
この大きな会場で出来た事が素晴らしい。
ここまで出来た事が素晴らしい。
事務所にはノウハウがあるけれど、そういうハード面は
クリアしてても、この大きさで楽しませる事が出来た事。
誰一人として、置いてけぼりさんはいなかったんじゃあ
ないだろうか。
古くからの友が、チケットを買って参加してくれた。
とても褒めてくれた、楽しかったと。
そうして、彼女は言った。懐かしい感じがすると。
初めて出会っても懐かしい。
なんて素敵な褒め言葉!!!!

 優くん、会場を1周したり、リフターがあったりと
大変な段取りもあったんだろうけど、本当にみんなを
楽しませる事に終始してくれたと思う。
席は、これまでで1番遠かったけれど、近かった。
優くんは会いに客席まで来てくれた。
精一杯な表情も極上の笑顔も見せて貰って、幸せを
いっぱい貰った。
ツアーの成熟度は、ホールで堪能させて頂いた。
お祭りのようなアリーナツアーに参加出来て、
本当に良かった。
「楽しい!!!」気持ちだけに満たされてライブが
終わった。
こんな気持ちでいられるには、きっとエンターテイメント
だったからだろう。

 ただね、ちょっと気になったのは、
曲間に、後方から聞こえてくる「可愛い」って女の子の声。
え??誰が可愛いの??
それは、33歳の成年男子に向けた言葉でしょうか??
もう丸5年のお付き合いですけど、人として「めんこい」
存在とは思いますけど・・・
何をしても「可愛い」存在ではないと思うんだけどね(笑)

 セットリスト

1.TOKYO DREAM
2.(Where’s)THE SILENT MAJORITY?
3.太陽と花
4.アイアンハート
5.拒む君の手を握る
6.Cochroach
7.象
8.花のように
9.君の背景
10.運命の人
11.さくらのうた
12.靴紐
13.駱駝
14.光の破片
15.産まれた理由
16.BE RIGHT
17.パイオニア
18.Mr.Complex Man
19.明日はきっといい日になる
20.泣く子はいねが
21.BEAUTIFUL

    アンコール
22.ロードムービー
23.福笑い
24.リーマンズロック