座左の銘で行こう

ゆづる
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今更ですが、観劇の感想など。
思い出しながら記述するのはボケ防止につながるようなので。(@先週の『スマステ』)

正直言うと、ほめたいんだけど手放しでほめられるところがないなあ、というのが一番最初にくる気持ち。
だから、感想を書くのが色々難しい。

役者さん、出てくる人、出てくる人、みんなうまいんだけど、登場人物に全然共感できない。
『屋上の狂人』の時、座組みのよさっていうことを実感できたんだけど、今回はチームワークのよさみたいなものが見えてこなかった。
馴れ合いじゃなくて、役者同士ががっぷり四つに組んでる感じが。
山場は剛と大竹さんの親子の対面のシーンだったはず。
でも、二人のすれ違う気持ちのせつなさとか、身勝手な妄想とか、隔てた時の残酷さとか、そういうものが自分の心には響いてこなかった。

ああ、そうか。残酷なんだ、この話。
股旅物だ、義理人情だっていうから戸惑うのだけど、長谷川伸の書く話は、めちゃめちゃ現実的で残酷で、生きていくのって厳しいよね、って内容なんじゃないかなあ。
それをオブラートでくるむために、股旅物って手法をとってるんじゃないかしら。
だったら、忠太郎は、もっとかっこよくて、もっと滑稽であるべきじゃないのかなあ。
剛の忠太郎は、中途半端にさらりとかっこよかった。なんか、清潔すぎるというか…。
もっとベタベタにかっこよくした方が、忠太郎のつらさや弱さが伝わったんじゃないだろうか。
渡世人だ、人斬りだ、悪人だ、だからかっこよくちゃいけない、とこだわったことが、かえって忠太郎の人間味を薄めてしまった気がする。
結局、忠太郎は何にもわかってないんじゃないの?って思っちゃったもん、最後。

すべてが思うほどうまくはいかない…でも、夜空のむこうにはもう明日が待ってる。

そんなふうに感じている忠太郎が見たかったな。

さて、今回の剛。わたしは決して下手だとも練習不足だとも思わなかったんですよ。
一応、演出プランに沿って演じた結果なんだろう、って理解しましたから。
それでも、たとえ役柄に共感できなくても、上手いなあ、って思う役者さんはいます。
剛はそこまではいってなかったと思います。
でも、やっぱり剛の舞台は見たいので、これからも続けてほしいです。

あと、戦前の日本の戯曲シリーズが続くのかな。それは気になるところ。
日本の古典をメジャーにして後世に残すための媒体として、役者草なぎ剛に白羽の矢があたったのなら、それは光栄なことかもしれないが、ファンはミーハーですから、違う路線も見たいです。

ちなみに、今回の席は、昼の部が1階立見、夜の部が3階最前列。
いつものように双眼鏡は持っていかなかったので、表情はよくわかりませんでした。
こんなファンのためにも、表情がわからなくても伝わる演技をお願いします。(笑)

ところで、演技については、『瞼の母』と対極だな、と思ったのが『山のあなた』。
こちらの感想もいずれ書きます。(本当か?)


から帰ってきました。

観劇の詳しい感想は後でぼちぼち書きますが、色々難しいなあ、と思ったのが率直なところ。
なんだろなあ。一昨年は、なにはともあれ、菊池寛て素晴らしいと思えたことがうれしかった。その点は、掛け値なしに感動したのだ。
残念ながら、今回はそういう感動がなかった。自分の中で想像が広がらず、全体的に平板に感じた。
長谷川伸の戯曲って素敵…と思ってもらえなかったら、この企画、成功とは言えないだろう。
果たしてこのお芝居は長谷川伸の戯曲の面白さを伝えていたのだろうか?
パンフレットの誰のコメントを読んでも、わたしにはピンとこなかった。
でも、長谷川伸はつまらないと切り捨てることはできない自分がいる。すげー気持ち悪い。

とりあえず、今はそんなところ。


気合が足りなかったのか、チケ取りに苦戦し続け、本日ようやく立見席を入手。
あせって第二希望の日を入力してしまいました。まあ、よしとしよう。

さて、連休がやってくると、ライブのお知らせはいつ?と思うのだが、今年はやるよね?(希望的観測)


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