確かこれってちゃんとLPで買った記憶が…。 それだけに自分にとってものすごくリアルタイムでヒットしていたという記憶なのだが、そういうわけでもないようだ。 アメリカが当時抱えていた社会問題をテーマにした極めてシリアスなコンセプト・アルバムで、内容が重たすぎたのかもしれない。 でも、コンセプト・アルバムって実は好き。(誰の影響だ?) 脱“Piano Man”後の Billy Joel は Rocker だったり(「Glass Houses」1980)、昔の佳曲を発掘してライブ版で世に送り出したり(「Songs in the Attic」1981)、この後は反動かオールディーズ回帰(「An Innocent Man」1983)と、アルバムごとのコンセプトがあったのだ。
当時、ミュージック・ビデオ全盛でシングル・カットされた「Allentown」や「Pressure」の映像を目にする機会は多かった。 そういえば「Pressure」の映像、なんであんなに太っちゃったの?とクラスで話題になったっけ...。 「Allentown」ではもう少しすっきりしていた。 もともとルックス勝負のミュージシャンではないですから〜(笑)。
地味だが「She's Right On Time」にも映像がある。 歌詞のシチュエーションはクリスマスの時期で、映像にもクリスマス・ツリーが映っていた。 この時期になると、個人的にはよく聴く曲の一つ。
アルバムを閉める最後の「Where's The Orchestra」はとても美しい曲。