Kinoppi

Kinoppi「ああ、そうだね、明日でいいんじゃない?それじゃ。」

そう言って電話を切ると、きのっぴはまたすやすやと眠り込んでしまった。

Tsuma「あら、誰からだったのかしら・・・って寝てるし。かわいい♪」

TsumaはGnomeの寝顔を見て微笑んだ。

Kinoppiはギルド<Unco>のリーダーであり、週末には多くの人を率いてレイド活動をしている。
もともとリーダータイプの性格では無いが、誰もやりたがらないし、頼まれると断れないのである。

春は新しい人たちがギルドに入ってくる時期でもある。
新人のリクルートには、オフィサーと呼ばれる役職の人々が一役買っているのだ。

オフィサーとは人をギルドに招待する権利や、ギルド貯金を操作する権利が与えられている。
それ故、Kinoppiに信用のある数人しかオフィサーにはなれない。

Read「あら、ペットのワンちゃん、可愛いですねー。うちのギルドはペット可なんですよー。どうです?興味ないですか?」

Rokuu「いや、このペット・・・ワニなんですけど・・・」

Read「あらやだ、踏んじゃってたみたいね。ゴミかと思って。ごめんね〜。」

Rokuu「いや死んでくださいよ。人のペット踏んでんじゃねーよ。ゴミっておかしいだろ。」

Read「それじゃあ招待しますねー。」

Rokuu「なんでだあああああああ!」

ポチッ。

Rokuuはギルド<Unco>の一員になった。

Kinoppi「なんでだあああああああ!」

Read「あら、じゃあさっきのワンちゃんは誰のペットだったのかしら?」

Rokuu「ペットが犬なのはバーバリアンのシャーマンかビーストロードしか居ないだろ。」

Read「そっか、うーん、バーバリアンの知り合いは居ないわ。Kunkunって人ならちょっと知ってる。」

「おう、俺のこと呼んだか?」

バーバリアンの男が声をかけてきた。
角が二本生えたヘルメットをかぶっている。
両手には赤青の剣。

まさか。

そう、まさかのHabbakukの登場である。

Habbakukはウォーリアーである。ペットは居ない。
呼んでないのである。

Read「オメーみたいなむさいバーバリアンは呼んでないわっ!」

Habbakuk「おいおい、俺様はか弱いハイエルフのお姫様だぞ。はやくフェルウィズまで連れて行ってくれ。」

Read「・・・」

ポチッ。

Habbakukはギルド<Unco>の一員になった。

Kinoppi「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

【このトピックへのコメント】
  • ど〜ゆ〜小説なんですか・・・私がホイホイ誘う訳ないじゃない・・・って、完美ではGLしてるけんども・・・みすてりぃ〜(汗

    PS---Kunkunさんって知らないよ・・・(汗
    (2011-06-05 20:36:46)
  • Kinoppi>♪さん
    どういう小説なんでしょう。。。
    EQ版クレヨンしんちゃんみたいになりそうで怖いので誰か殺して殺人事件にしようかな!
    そう、ミステリーにしたいですね。
    今のところノープランですが・・・(汗
    Kunkunさんは私のブログリストの巡回先でございます。
    (2011-06-06 07:27:27)
  • KinoppiBSTでした(汗(2011-06-06 11:56:30)

Hibiki「ばうばう」

!!!

あのワンちゃんの正体は彼だったのだ。
レンジャーがワンコ変身してたのである。
盲点であった。

Read「見つけたー!」

Readはワンちゃんに駆け寄り、優しくなでた。

Read「私、動物に好かれるタイプなのよねぇ〜♪」

ガブッ。

Hibikiはギルド<Unco>の一員になった。

Read「わおーーーーん!」

「ぎゃあああああああああ!!!!!」

遠くで叫び声が聞こえた。

一瞬の静寂。

ざわざわ・・・

ざわざわ・・・

一体何が起こったのだろう?

【このトピックへのコメント】
  • 動物には好かれるけど、甘くない私ですヨ?
    「テメェ!人間様に噛みつくざぁ100万年早いワ!ボゲェ!(怒」で蹴っ飛ばしますわ❤(STOP暴力!)

    PS---で、Real Unco団員でもないアタイが、どうしてこうももてあそばれてるにょ?みすてりぃ〜
    (2011-06-07 18:21:34)
  • しげぽん
    「バ〜カ」
    Habbakuk:「ば〜か♡」
    「氷山空母ば〜か」
    Habbakuk:「氷山バ〜カ」

    Habbakuk:「おい待て!俺はバカじゃないぞ!俺はHIEのおh(ry」

    Read:「充分だよ・・・アンタ」
    (2011-06-07 18:33:12)
  • しげぽん
    「ウ●コ」
    Kinoppi:「ウ●コ♡」
    「ハゲGウ●コ」
    Kinoppi:「ハゲGウ〜ンコ」

    Kinoppi:「おい待て!俺はウ●コじゃないぞ!俺は8頭身SuperPalのおh(ry」

    Read:「充分ウン●だよ・・・アンタ」
    (2011-06-07 18:36:24)
  • Kinoppi>♪さん
    たまたま目に付いた名前、それだけです(キリッ

    だって、別に書き溜めてるわけじゃないし・・・文章書くの苦手だし・・・。
    なんでこんなの始めちゃったのかなチネ

    りさっぺに噛まれてチネ

    >しげぽん
    氷山www空母www
    いいキャラすぎwwww
    ネーミングセンス最高です。

    氷山空母ってサーネームだったのかな・・・?

    あ、そういえばしげぽんに言い忘れたことが・・・



    しげぽんばーか
    (2011-06-07 19:17:41)

「なんだなんだ!?」

Kinoppiは声がした方向へ走っていた。

誰かが倒れている!
多くの野次馬がまわりを取り囲んでいた。

血がコンクリートの白い地面を伝っていた。
赤というよりも黒い血。。。静脈を切られているのだろうか?

うつぶせで倒れているその男はピクリとも動かない。

左手には何かを握っている。

ダイイングメッセージだろうか?

Kinoppiはさっとその何かを取り上げた。

それは・・・

「もしドラ」の映画チケットだった。

「もし高校野球の女子マネージャーの尻をドラえもんがさわったら」

逮捕である。

もしかして・・・この死体は・・・

【このトピックへのコメント】
  • FD?

    もしドラ・・・そもそも日本映画の面白さが判んない・・・orz=3
    (2011-06-07 20:24:22)
  • Kinoppi>♪さん
    FDだなんてそんなわかりやすい話になると思ってるんですか?
    ハッハッハ・・・・・・甘いなっ!

    最近映画見てません。
    最後に見たのは・・・SPの2個目だったかな。。。
    面白かったですよ?
    (2011-06-09 05:55:48)

男「Zzzzzzzz」

寝てるー!!!!
寝ちゃってるー!!!
道の真ん中で寝ちゃってるよこの人。
映画観てたのかな?
映画観てていいところで必ず眠くなる人いるよね?
Kinoppiもそうだけど、この人もかな?
あ、右手にはコップ持ってるね?
グレープジュースかな?血かと思っちゃったけどね?

まったく人騒がせなMonkのWorthさんなのでした。

あれコレFDなの?

まさか、まさかね、そんなベタな。

ムクッ。

・・・ぱたっ。

FDだー!

というか何か言って下さいよWorthさん?

Worthはギルド<Unco>の一員になった。

Kinoppi「どうやってぇぇぇぇぇ」

そんなのどかな日曜の午後でした。

・・・・

まてよ?

じゃああの「ぎゃあああああああああ!!!」は一体誰だったんだ・・・?

Kinoppiは胸騒ぎがした。

【このトピックへのコメント】
  • つ NECのペット消した音(2011-06-09 19:27:03)
  • Kinoppi>♪さん
    ポネがそんな声だしたっけ?

    って言うくらいだから?

    だれ に しよう かな てん の かみさま の ゆう とおり かみさま は いない よ だれ も たすけて くれない よ じぶん で なんとか するんだ よ ばあ ろお

    がくがく
    (2011-06-10 07:42:11)

何者かに見られている。

そんな気がしてふと横に目をやった。

町の本屋の角にある大きな樹。深緑の葉が生暖かい風になびいている。
しかし何か不自然な気がした。

KinoppiはGスコープを装備し、根元の方を見てみた。

!!!

何かがいる!
何か、紫色の物体が見えたのだ。

Kinoppiは慌てて駆け寄り、その紫色の物体の正体を確かめようとした。

・・・それは・・・女性のBardの死体だった。

胸に矢が突き刺さり、痛みを感じるまでもなく即死であったろうその顔は、何故かやすらかであった。

全く、それでなくてもBardは絶滅しかけてるのに、殺すだなんて・・・

・・・もっと余ってるPALを殺せよ。

ダダッ!

!?

Kinoppiが振り返り音のした方向を見ると、薄ピンクの光だけ残してそこには何もなかった。

Kinoppi「まさか・・・」

「う、うーん・・・」

む、まだ息があるぞ。

Kinoppi「お名前は?」

「ク、、、クリス、、、松村。。。」

Kinoppiは静かにデコピンをした。

ガクッ。

どうやら止めをさしてしまったようだ・・・。
安らかに眠れ、Chrisさん。

「よぉ、オレのねぐらどこぉ〜?」

真っ青なデニムの青年が声をかけて来た。

Kinoppi「あ、どうも、PALの方ですか?」

「ああ、Rutisって言うんだ、よろしく。ところでどうしたんだい、この人だかり。」

Kinoppi「それが、このBardのChrisさんが何者かに襲われて・・・。」

Rutis「ひどいな、矢か。。。おでこもかなり腫れてる。」

「どああああああああ」

突然、緑のプレートのおさんが駆け込んできた。

Rutis「!!!」

Rutisの表情がみるみる変わっていく。

一体何が起ころうとしているのか!?

Rutis「Lancelot、どうしたんだい?」

Rutisは軽くウインクし、手に持った剣・・・剣・・・? 剣? け・・・ん???

アレ?

大蛇だった。RutisはLancelotの大蛇を握り締めていたのだ。

Lancelot「ぬおあああああああああ!」

Lancelotは気絶した。

RutisはLancelotを抱え上げ、大蛇をマフラーのように首に巻きつけると、静かに立ち去った。

・・・何しにきたんだ、あのPAL2人組は?

辺りはもう夕日が差し、空にはきれいな夕焼けが映る。

プップー

人だかりで道が塞がれていたのだろう。ハイエースが目の前に止まった。

Kinoppiは緑のパンツを履いた運転手の男に状況を説明し、Chrisを病院に送り届けてもらうことにした。

今日は本当に色々な事があった。

犯人探しは明日だな。

Kinoppiは家路についた。

【このトピックへのコメント】
  • 段々わからなくなってキタ・・・
    えぇと、ギルドマスターはウ●コってのは判った❤
    (2011-06-15 20:13:21)
  • Kinoppi>♪さん
    ワタクシが一番わからなくなってるという事実。

    どうしてくれますか?w

    ワタクシにはGLは無理だったようです。Readさんにお譲りします。PWのGL辞めて<Unco>のGLでお願いします。

    あ、物語はもう収集つかなくなったのでそろそろ解決編へ・・・(;´Д`)ウウッ…
    (2011-06-16 06:02:16)