出雲眞知子

9月は絶不調だったのだが、そのときに仕事方面で書いた文章が原因で、ちょっと困った事態が発生。まあ、善後策は講じたので、大丈夫なのだが。
自分で読み返しても、とてもひどい、というか、すごく元気がなくて、少々鬱っぽい文章なのだ。
しかもそういう鬱っぽい文章が、いまどきのシャイな若者たちを引き寄せてしまう、というのが、誤算だった。
今だったら、あんな文章は絶対書かない、という程度に回復。まあ完全に元気、というには程遠いけど。

und so weiter 2005-10-20 13:17「幼稚園選びは大変そうだなぁ」へのコメント:

本筋と関係ないところに反応してしまいますが。。。

わたしも子供の頃キリスト生誕劇をやった記憶があります。幼稚園ではなくて、教会の日曜学校。

マリア様の役を決めるところで、きっとみんなやりたいに違いないから負けてなるものか、と勇んで手を挙げたら、わたしひとりだけで、ばつの悪い思いをしたのを覚えています。

場の空気を読めなかったというか、わたしだけがひどく幼かったというか。。。

以来無宗教になりました(笑)。

【このトピックへのコメント】
  • りおんおおお。メインキャストじゃないですか。
    ベツレヘムの星の周りで光ってるただの星とは大違いですよ(笑)。それでもお星様かぶって嬉しかった気がします。
    でも、宗教関係無しの幼稚園で弟がやったなんだかアラビアンナイトっぽい劇(しかも弟主役)の方がずっと面白そうだなぁと思った物でした。
    (2005-10-21 10:13:26)
  • 雪見ははは。面白い。眞知子さんのマリア様の写真を見たーい!
    しかしお星様の役というのも決して馬鹿にはできませんよね。
    ちなみにわたしが大学のとき、木下順二作「夕鶴」の、つうが機織をする
    部屋の障子を開けたり閉めたりする役をしました〜♪
    (2005-10-21 22:08:02)
  • 環和我話「Re:Re:幼稚園選びは大変そうだなぁ」いろいろな役があるんですねえ。そういえば、息子が小1のときに、学芸会で猿8だか猿9だかいう役をやった話は書いたことがあったっけか。猿の軍団が登場する劇、ということではなく、登場人物の...(2005-10-22 13:02:23)

環和我話 2005-10-20 23:16「Re:幼稚園選びは大変そうだなぁ」へのコメント:

いろいろな役があるんですねえ。

そういえば、息子が小1のときに、学芸会で猿8だか猿9だかいう役をやった話は書いたことがあったっけか。
猿の軍団が登場する劇、ということではなく、登場人物の中に猿は1匹だけなのだが、ひとつせりふを言うとすぐ引っ込んで、別の猿役がでてきて次のせりふを言い、またタッチ交代で別の猿役が代わる、というやり方で8番目か9番目に出番がある猿だった。他の動物もみな同じ。

そういうやりかたで、登場人物(動物)がせいぜい10名くらいしかいない劇を、交代交代で、総勢100名を超える1年生全員が1回ずるせりふが言える仕組みにしてあるのだ。
脚本を書いた先生の苦労には頭が下がるが、正直言って、ストーリーは最後までよくわからなかった。

で、急に話を戻しますが、マリア様の写真は残っていません。どんな格好だったかも覚えてないなあ。シーツかなにかをかぶったんだったかなあ。
せりふを全然暗記してなくて、後ろから日曜学校の先生が、一言ずつ小声でプロンプトしてくれたのをそのまましゃべったことは、よく覚えている。

昨日はひとりで、キース・ジャレットのソロ・コンサートを聴いてきた。
といっても、わたしはジャズのことは全然わからない。
こう書くと、ジャズファンの方からは怒られそうだけど、昔から、キース・ジャレットのピアノを、クラシックのピアノ曲の延長上のものとして聴いてきたので、今回もそういう姿勢で。
それは大いにあたりだった。すばらしかった。

即興演奏とはいっても、1曲1曲きちんと主題があり、練りこまれた旋律とリズムと和音があり、完成度の高い作品ばかりが連なる。
クラシックを聴くのとほとんど変わらない集中力で聴き、楽しむことができる。
ただまあ、クラシックのピアニストは、あんなふうに呻いたり、立ち上がったり、足を踏み鳴らしたりはしないが、違いはそのことくらい。(あ、でもグレン・グールドは呻くか。)

1部、2部と演奏が終わって、アンコールがつづくこと5曲。そのあとも拍手なりやまず。
演奏者もおそらく満足したであろうことが伝わってくる、至福の時だった。

開演前に会場で受け取ったちらしによると、今回の日本公演の初日に、ケータイの着信音やせきがひどくて、キース・ジャレットが途中演奏を中断して、観客に注意を呼びかける一幕があったらしい。
そのせいか、ちらしや掲示や放送で徹底的に音に対する注意が行われ(なにしろせきもハンカチで音を殺してしろ、というのだからすごい)、そのせいで、この日はかなり聴衆が気をつけた様子だった。(それでも1度だけ着信音が鳴ったのには驚いたが。)
そのおかげでこうして、きわめて集中力の高い演奏を堪能できたのだから、幸運だったかもしれない。

今日はまた朝から夜まで仕事。もう既に半分くらい、昨夜のあの経験は幻か、と思うくらい、毎日忙しい。