ハラスのベンダーを覗いていたら、LVL10 SHMのSさんという人から声をかけられた。誰だろう?と思ったら、英語版で知り合ったKさんだった。β版のときは、なかなか当選しなかった私の代わりに希望の名前を確保してくれてた人で、ずっとBARのSHMをやっている。今回もやはりBARのSHMだった。今から寝るから今日はパーティは組めないけどまた是非、と言われた。知り合いに会えるのは心強い。
実はこのとき私はあることを迷っていた。EQ関連の掲示板で、どうやら最初とれなかったいくつかの名前が、とれるようにパッチで変更されたらしいという情報を見つけたのだ。私が本来とりたかった名前が今はとれるかもしれない。
今のキャラクタはLVL9まで育ててしまったけど、逆に言えばやりなおすなら今のうちがチャンスだ。
昔の名前を知っている知り合いの人に出会えたことで、ある意味覚悟が決まった。とりあえずとれるかどうか試してみて、とれたらやり直してみよう。
私はキャラクタ作成画面に戻り、とりたかった名前を試してみた。
.............とれた!
やはりこれはやり直すしかない。というわけで、ND品以外の全ての持ち物と所持金を相方に預け、私はLVL1のBRDとして再び南ケイノスに生誕したのであった。
さて、新しい名前で再び生誕した私だが、相方は既にLVL9なので、パーティを組むには急いで追いつかなくてはいけない。
前のキャラから引き継いだものは以下の通り。
- 【入れ物】
- Large Box*4
- Large Sewing Kit
【newbie armor材料】
- Brick of Crude Iron Ore*13
(ブレイサー)
- Throwing Spear*2
- Gnoll Scoutsman Documents*2
- Gnoll Backbone*2
(アームガード)
- Arrow
(ブーツ)
- Brown Bear Femur
(グリーブ)
- Giant Spider Egg Sack
- Bottle
(ガントレット)
- Spider Legs*2
(ブレストプレート)
- Low Quality Bear Skin
- Woven Spider Silk
- Matted Lion Pelt
(newbie weapon)
- Vial of Gnoll Blood*2
- Gnoll Pelvis*2
【装備品】
- Rat Pelt Cape
- Ruined Gnoll Leather Tunic
- Fire Beetle Eye
【楽器】
- Fine Lute Tuners
- Hand Drum
【歌】
- Song: Cinda`s Charismatic Carillon
【食料】
- Ration
- Iron Ration
【その他】
- Ruined Wolf Pelt
- Snake Fang Necklace
- High Quality Cat Pelt
- Snake Egg
- Low Quality Wolf Skin
- Medium Quality Wolf Skin
- High Quality Wolf Skin
- Medium Quality Bear Skin
まずは材料が揃っているブレイサーとWind Spirits Longswordを作り、ベンダーでBlackburrow Gnoll Peltを購入してブーツも作成。そして引き継いだその他の装備品を装備したら、一路北ケイノス城門前へ。
LVL1でもこの程度の武器と装備があれば2,3レベル上の敵でも平気なので、金稼ぎも兼ねて赤ヘビを倒しまくる。戦闘開始から4分後にはLVL2に。さらに37分後にはLVL3にdingした。
それから1時間後、LVL4になったところで、ケイノス・ヒルズに移動し、相方にsnareとhealをかけてもらいつつA rabid wolfを倒してDiseased Wolf Peltを入手。これでアームガードの材料が揃ったので南ケイノスのBRDギルドまで戻ってアームガードを作成し、ついでに歌を一気に購入。
次はエバーフロストに移動して、クモ・狼・熊を狩りまくり、1時間でLVL5にding。ここまでが約3時間。
山のようにたまったruined皮や糸で裁縫スキルを上げて気分転換をしたあとは、ケイノス・ヒルズのブラックバロウ入り口近くでgnollや狼を狩って、1時間ちょいでding LVL6。
この頃になると明け方近くなって人が減ってきたのでブラックバロウの地上部で30分ほどcampするも眠くなったので、ここで一旦切り上げることにした。
翌日はハラスからスタート。20分ほど虐殺を行うが、ブラックバロウが26人と割と空いていることに気付き、camp地を移動。主に地上部でソロで戦い、40分ほどでLVL7に。そこで食事のため一度中断。
LVL7になったので相方とパーティを組めるということで、復帰後は、newbie armorの材料を集める旅に。西カラナ平原でBlack Wolf Toothがないかoocしてみたら譲ってくれる人を発見。受け渡し直前にtreantにぶっ殺されるというトラブルもあったが、1ppで快く譲ってもらい、引き続き東進。
Giant Fire Beetle Carapaceを求めて東カラナ平原へと足を踏み入れてみると、突然謎のアナウンスが。
これはまた、イベント告知?
今回はイベント開始まで1時間あり、coyote skullを落とすと思われるcoyoteはβ版でロー砂漠北部で昔見たことがあるので、丁度いいからイベントを覗きに行ってみるかということに。前回の大陸横断と同じく→ハイパス・ホールド→キシコールの森→西コモンランド→東コモンランド→フリーポート西区→フリーポート東区→ロー砂漠北部へと移動。今回は相方も死亡せずに無事に到着することができた。到着は19:30。
予定通り無事にcoyote skullも手に入れ、ついでにMatted Lion Peltもベンダーで購入。そうこうしている間に宿屋前の人口密度はどんどん上がっていき、処理が激重に。/wしてみたら、210人もプレイヤーが集まっていた。
さすがイベント、すごいや!と思っていたら、何やら南の方で始まった様子。みんなが南に向かって走っていく。何だろうと思って会話に耳を澄ませていたら、madmanが大量発生したらしい。2人じゃ到底勝てないからこりゃ見学かな?と思っていたら、気がついたらなぜか画面はzone画面に。
何が起こったんだー?と思った時には、見慣れたケイノスに戻されていた。いつの間にか2人ともmadmanに殺されていたのである。相手がいつどこからやってきたかもわからないほどの瞬殺っぷりに、呆然。幸い2人とも死体回収しなくてよいレベルだったのでよかったけれど、見学ついでにケレティンまで足を伸ばして歌を買う予定だった私はとてもショックだったのだった。
せっかくの初イベント参加だったのに、これじゃ参加とも言えないしねえ。次回はもっとまともに見学したいものだ。
イベント見学が不発に終わり、なんとなく萎えてしまった私と相方は、ひとまず晩飯をとることに。
晩飯後、材料の揃ったグリーブを作ってから西カラナ平原入りして、Lion ToothとYoung Puma Skinを求めてライオン狩り。4日前と同じメニューだ。
途中でbanditのテントに突っ込んでbanditに殺されるというハプニングはあったものの、無事2つとも手に入れることができた。
24:00に再びイベントのアナウンスが。
今度はevil向けイベントなので、見学はパス。
ついでにGiant Firebeetle CarapaceやLock of Scarecrow Strawも譲ってもらえないか、oocしてみるが反応無し。相方はまたネズミのひげを探したいというので、分かれて私はブラックバロウに。地上部分で頑張っているうちに、40分程でLVL8にdingした。すごいぞ、前キャラのレベルまであと1レベル。
LVL8になったので、リンク切りの歌を駆使して地下のburly gnollのいるあたりでcamp。しかしexpの入りはいいものの、やはりソロではここはつらい。どうしようかなと思っていると、先日パーティを組んだRNGのMさんがLVL10になって近くにいることがわかったので、声をかけてパーティを組むことにした。
しばらくやってみたが、やはりヒーラーがいないのはつらい。敗走して戻り、場所を移そうとヘビ部屋に行ってみたらLVL9 WARのGさんと、LVL10 CLRのKさんという2人組の先客がいた。
諦めて場所を更に変えようとしたら、一緒にやりませんか?とのありがたい申し出が。本格的なヒーラーとタンクがいるパーティってこれが初めてかも。pullerのRNGと補助のBRDでなかなかバランスのいいパーティ。
敗走することもなく調子よくがんがんkillしていたら、3時にはLVL9にding!結局トータル8時間、実質2日間のプレイで元のキャラのレベルまで戻ったことになる。前のキャラでは1週間以上かかったのに。アイテムの引継ぎがあると随分違うものだなあと改めて実感。特にレベルの低いうちはそうなんだろうね。
MさんとGさんもほどなくdingしそうというので、そこまで頑張り、最後に獲物の売上を分配して解散した。
パーティ解散後は相方のネズミのヒゲ探しに付き合う。しかし、ほんと、a giant field rat whiskerの入手率って低いねえ。pop率も低いしdrop率も低いし、鬼だ。
かくいう私も英語版でRNGをやったときは、ヒゲを必要分揃えるだけで1週間以上かけた覚えがあるけれど、よく飽きなかったなと思う。相方もよく飽きずに続けているものだ。
(ちなみに後日英語版ではこのdrop率が今さら引き上げられたらしい)
ケイノス・ヒルズを走り回るのにも飽きたので、南カラナ平原に壊れたリュートを持っていくクエストをやる。
帰り際、北カラナ平野のジプシーキャンプを覗いてみるとOnyx Earringを売っていたので購入していたら、背後から殴られいきなり大ダメージを食らった。
振り返ってみるとそこには巨大な生物が。
Hill Giantだ〜!!
逃げる間もなく2人とも瞬殺。まあケイノスにとっとと戻れていいかなと思った次の瞬間大変なことに気付く。相方は既に死体回収が必要なレベルだった……。
早足で北カラナ平野まで走り抜け、zone際で相方に待っていてもらい、consentをもらって死体を引きずりに。死体探しの歌が初めて役に立った。
引きずってる途中でlionessに絡まれたが無視して早足で相方の待つzone際へ。途中何度かバッシュされてひやっとするが、どうにか巻くことができた。
相方の死体回収が終わり、ほっとしてケイノスに戻ろうとしたら、今度は西カラナ平原の路上でbanditに絡まれる。相手は1人だし勝てるか?と思って逃げずに戦闘態勢に入ったら、add。最初に相方が、そして次に私も死亡。
また死体回収かよー。ごめんね。
今度は西カラナ平原入り口あたりで相方に待っていてもらい、consentをもらってまた私が死体を引っ張りに。
やはりLVL10以上になったら無茶はしてはあかんなということを学習したことであった。(といいつつ無茶は続けるのだが)