『ドクター・ストレンジ』を見てきました。
あんまり事前情報を入れずに行ったから、ストレンジって「奇妙な」の意味だと思ってたけど、そういう名前だったとは!(笑)
そういう意味もあるかもですが。
私が知ってたのは、マーベルグループってこととカンバーバッチが主役で、ティルダ・スウィントンが重要なキーを握るキャラでってことくらい。
マーベルの他のヒーローものはあまり見てないんですが、それでも全然問題なしです。ヒーローものというより魔術大戦的な感じ。
私はファンタジーが好きで普段から読んでるので、むしろヒーローものよりもこちらの方が馴染みやすかった。
まだ公開されてそんなに経ってないのでネタバレになるようなことは避けつつもうちょっと詳しい感想を。
主人公はドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。優秀な神経外科医のストレンジは事故で両腕にひどい傷を負い、これまでのような治療ができなくなってしまう。
ストレンジはプライドの高さから普通の勤務医としての復帰ではまんぞくできず、どんなにお金のかかる治療をしてでも元の腕を取り戻そうとするが、現代の治療法ではかなわない。
失意のストレンジは下半身不随から回復したという男が行っていたというネパールはカトマンズのカマー・タージという施設を目指すが……。
そこで出会ったエンシェント・ワンに師事し、かつてエンシェント・ワンの弟子でありいまは袂を分かったカエシリウスと戦うというのが大まかなストーリーです。
最近のマーベルのヒーローものはいろんなヒーローがチームを組んで戦ってるというイメージで、私はシリーズの中に見ていないものがあるので中には知らないヒーローもいるんですよね。
でもこれは全然気にならなかったので、これまでに出たヒーローはもしかしたらいなかったのかも。
Wikipediaで見たところ、少なくともアメコミ版ではストレンジは結構年齢が上だったので、前日譚ということで他のヒーローが出なかったのですが。
話、突然変わるけど。
ストレンジのかつての恋人(ストレンジの傲慢さゆえに映画当初の時点以前に別れている)のクリスティーンが可愛くてですね!
あと、魔術の使い手であるエンシェント・ワンが素敵でですね!
なんていうかこー……結局二人の女性にメロメロになって帰ってきたよね。
私はもともとエンシェント・ワンを演じているティルダ・スウィントンのファンなのですが、ティルダ姐さんに惚れ直した……って感じでした。も、カッコいい!
カンバーバッチはこの映画の初期より、後半のひげを整えてからくらいが好きです。少しこめかみに白いものが混じってるのもいい。この人、年取ってからの方が絶対カッコいいと思う。
Wikipediaで見ると、結構原作のアメコミとこの映画とは設定が違っているんですね。
原作を読んでないから、つまり原作に思い入れがないからこそ言えるのかもですけど、どっちにもそれなりの良さがあるんじゃないかなぁと思いました。
映画は始まってすぐから時間なんてまったく忘れて見入って、最後の最後まで堪能しましたけど、アメコミの方も読んでみたい。
人間関係はむしろアメコミの方が好みだ。
ただ、アメコミの方を読むには、シリーズ全部読まなきゃいけないんじゃないかって感じなんでとても手が出せませんが。
この映画、これから見に行くという人がいたら、とにかく最後まで全部見てくださいね。
スタッフロールの途中で出て行った人は、最後まで見た人と感想が合わないかもですよ。