ほぼ一月半ぶり。
先日、無事にと言うか、少々の後ろめたさを感じながらも、学位を頂いた。
4月から仕事に就き、仕事の片手間に、やっつけ仕事で取り組んだ論文だったけれど、その完成度の低さには目をつぶって頂き、論文を通してくださった。
社会人になってから、大学で学ぼうと決め、その後修士、博士と長かったけれど、とりあえず一区切り。
非常勤講師先でお世話になっているY先生とA先生と食事をしたのだけれど、学位のことはまったく言っていなかったにもかかわらず、思いがけずにお祝いをいただいた。
そして、昨日は、大学院博士課程時代にお世話になった某大学のN先生とランチの約束をしていたのだけれど、「学位とれたでしょ。お祝いで、がっつりとステーキでも食べよう」と、しっかりごちそうになってしまった。
実はみんな、わたしより年下の先生方なのだ。
Y先生とA先生は気さくで、すてきだし、N先生は大好きな先生で、自分が「良いな〜」と思っている先生方から気を配って頂いていることに感謝だし、幸せなことだとつくづく思う。
大学院に行ってどうだったのか、社会人のまま仕事をしていれば良かったのではないかと思うことがずいぶんあったけれど、こうした出会いは大学院に行ったからこそ。
当時は職場で大反対され、自分でも押し切ってしまった後悔がずっとつきまとっていたけれど、やっぱり行って良かったと思う。
感謝。