先日古本屋にてコウニュウ.
 えーっと,これってウィングマンの次に連載したヤツなのかな?氏の初期の作品らしくプチエロ満載.しかしなんだかウィングマンの「オツリ」って感じで,最後の方はかなり無理矢理な終わり方.本人はもちっと書きたかったんだろうけど(そういう記述が随所にある),最初数回でウィングマンほどの人気が出せなかったのが敗因か.まー,これだけ引きずってりゃ読者もそういう目で見るわなー.それにしても I's と比べると絵のうまさとテクニックが全然違うな.
 あと,どうでもいいコトだが,少年誌連載だったのにニュウクビが数カ所露出.これは単行本サービス?あるいはこの頃はそんなにうるさくなかったのかしら?

 ★★☆☆☆

 奥さん(←誰だよ),ついに買っちまいましたよぅ.
 いやー,外出してちと時間があったのでちょろっと寄った本屋でうっかり購入.や,このときは3巻までしか買わなかったのだが,読み出したら止まらなくなってお客さんとの約束をすっぽかしました.なんてな.さすがにすっぽかしはしなかったのだがおかげでちょっとチコクしてしまった.まあチコクはお手の物だ.わっはっは(←笑い事ではない).んで帰りの電車の中で3巻まで制覇して,どうしても続きが読みたくなって4・5巻も購入.さっきまで読んでてさらに続きを読みたくなってきたぞ.ううむ,続きはセブンイレブンで買えそうだなあ,うーむ.
 ジャンプは普段買って読んではいないために結構飛んでるところがあるのだ.で,続けて読んでみるとやっぱり面白い!佐為を追う塔矢アキラと,塔矢を追うヒカル,それぞれの思いがじんじん来る.たまらんッ!(※ショタではないぞ)(←当たり前だッ!)
 5巻の最後はヒカルが院生試験に挑むところ.んあー,院生になってからがまたさらに熱いんだよなー.・・・・・・やっぱり明日続きを買ってくるか?次号を待てッ!

 ★★★★☆

 ええ,買ってきちまいました.それがですねー,行った本屋さんで7巻が売ってなかったのですよ.8巻はあったんだけどね.こゆのってめちゃめちゃ悔しくないです?んでもって7巻を手に入れたときには8巻がなかったりしてむきーっ!ってなこと,よくありますわ.でもなー.先に8巻読んじゃうとなー.
 それはともかく,6巻は院生のレベルの高さを知るヒカルと,塔矢のプロ初対局.ここまでの展開の速さと比べるとやや停滞気味なフェーズだが,塔矢の対局がヒカルを奮い立たせて,ヒカルの成長を促してってカンジで・・・うはーッ!くそう,続きが読みてーぞっ!明日またほかの本屋さん行ってこよっと♪

 ★★★★☆

 高橋ツトム氏というと今モーニングで連載中の「鉄腕ガール」.独特の力強い線と意志が感じられる瞳,構図もハッとさせられるものが多くて今好きなマンガ家のうちのひとりだ.
 この「ALIVE」は去年ヤンジャンで短期連載されていたサイコホラーというか,オカルト系というか,いや,コワイ話ではないのだが,なんとなくそんなカンジのだ(←わかんねーよ).恋人を強姦した数人の男と彼の恋人自身を殺害した死刑囚・八代天周が,刑執行時に生きるか死ぬかの選択を迫られ,生きることを選択したために,人格を食べる「異次物」の新しい宿主にさせられる・・・というような話.や,わからんなこれじゃ.連載当時は細切れに読んでた関係もあって話の流れがよくつかめなかったのだが,こうやって続けて読んでみるとほほう,ってな感じだ.まあ知りたきゃ買って読めってことだな(笑).

 ★★★☆☆

 いやーん♪萌え萌え〜★(←誰か殴ってくれ)

 たまらず仕事に行く前に本屋に寄って一気に最新刊までコウニュウ.むっはー.速い展開で9巻の最後あたりでプロ試験本戦突入.越智が絡んできそうなニオイをさせて引き.ちなみにさきほどラーメン屋で最近のジャンプを読んだトコロでは,ヒカルは和谷と越智の二戦を残して両方とも勝たなきゃまずいってあたりか.いや,これは最新号じゃなかったかも.ううむ,やべえ.

 しかしこれほど惹きつけられたマンガってのも珍しい.いや,マンガをお読みにならない方にはよくわからんかもシレンが,このマンガはほんとに面白いぞ.くろひょうというと仕事柄 PC 周辺に詳しいのはもちろんだが,風説ではアニメ通であるとか,はたまた神の一声にもっとも近い平成の歌王子(←まだそゆこと言うか)とか,得意そうなものがいくつかあるのだが,自分ではマンガが一番深いのではないかと思っている.(←ちなみにアニメ特撮にはまったく詳しくない・・・・・・ツモリ)なにせ考えてみればマガジンなんかはかれこれ20年近くの間,1週も欠かさずに読んでいるし,青年誌だと創刊くらいから読んでいるモノも多い.や,もちろん手を出すのはもっぱらメジャーな週刊誌ばかりで,オヤジ系やマイナー誌,ましてや同人誌なんてのはまったく無縁だ.が,メジャーしに関してはある程度詳しいつもりだ.浪人してるときは予備校も大学もない田舎町で宅浪だった関係もあって,マンガと犬だけが友達だったからなー.あ,あとイレブンPMのうさぎちゃんと(笑).そんなくろひょうが,単行本を一気に全巻そろえてしまうくらい,そのくらい面白いのだ.・・・といってもわからん人には伝わらないんだよなあ,こゆのって.

 しかし冷静に考えてみると,くろひょうがこの「ヒカルの碁」に惹かれた理由がなんとなく分かってきた.このマンガ,ジャンプ的というよりはマガジンの王道に近いのだ.
 最初に圧倒的な強さを持ったライバルが現れて,それにフロック(またはそれに近いカタチ)で勝ってしまい,ライバルに火がついて互いに意識しあいながら高まっていく・・・って,そんな感じでしょ?それって古くからのマガジンの手法じゃないですか.一番身近なところでは「はじめの一歩」だ.うむ,考えてみればおおまかなスジはよく似ている.最初のスパーリングでは根性で宮田のカウンターに耐え,二度目のスパーリングではジョフレで宮田をKO.これが宮田に火をつけてしまい,一歩も宮田を追うようになる.ほらね.違うのはやはりターゲットとなる年齢層のせいもあってか,微妙な味付けがそれぞれマガジンとジャンプだというあたりか.
 まああと,決定的な違いは,連載期間の長さのせいもあるけど,一歩は大きな挫折を経験しているけれども,ヒカルにはまだそれがないってことか.でもこれからプロになることを考えればまだまだこれからでしょう.そうそう,まだまだこれからなんですよ,このマンガ.そういう意味でも非常に楽しみだ.

 てな具合なのでまだの方は是非一度読んでみることをオススメします.とりわけジャンプを毛嫌いしているような方はぜひ.

 それにしても早く続きが読みてーぞ.
 早ければ来月か,はたまた再来月か.

 ★★★★☆