いやーん♪萌え萌え〜★(←誰か殴ってくれ)
たまらず仕事に行く前に本屋に寄って一気に最新刊までコウニュウ.むっはー.速い展開で9巻の最後あたりでプロ試験本戦突入.越智が絡んできそうなニオイをさせて引き.ちなみにさきほどラーメン屋で最近のジャンプを読んだトコロでは,ヒカルは和谷と越智の二戦を残して両方とも勝たなきゃまずいってあたりか.いや,これは最新号じゃなかったかも.ううむ,やべえ.
しかしこれほど惹きつけられたマンガってのも珍しい.いや,マンガをお読みにならない方にはよくわからんかもシレンが,このマンガはほんとに面白いぞ.くろひょうというと仕事柄 PC 周辺に詳しいのはもちろんだが,風説ではアニメ通であるとか,はたまた神の一声にもっとも近い平成の歌王子(←まだそゆこと言うか)とか,得意そうなものがいくつかあるのだが,自分ではマンガが一番深いのではないかと思っている.(←ちなみにアニメ特撮にはまったく詳しくない・・・・・・ツモリ)なにせ考えてみればマガジンなんかはかれこれ20年近くの間,1週も欠かさずに読んでいるし,青年誌だと創刊くらいから読んでいるモノも多い.や,もちろん手を出すのはもっぱらメジャーな週刊誌ばかりで,オヤジ系やマイナー誌,ましてや同人誌なんてのはまったく無縁だ.が,メジャーしに関してはある程度詳しいつもりだ.浪人してるときは予備校も大学もない田舎町で宅浪だった関係もあって,マンガと犬だけが友達だったからなー.あ,あとイレブンPMのうさぎちゃんと(笑).そんなくろひょうが,単行本を一気に全巻そろえてしまうくらい,そのくらい面白いのだ.・・・といってもわからん人には伝わらないんだよなあ,こゆのって.
しかし冷静に考えてみると,くろひょうがこの「ヒカルの碁」に惹かれた理由がなんとなく分かってきた.このマンガ,ジャンプ的というよりはマガジンの王道に近いのだ.
最初に圧倒的な強さを持ったライバルが現れて,それにフロック(またはそれに近いカタチ)で勝ってしまい,ライバルに火がついて互いに意識しあいながら高まっていく・・・って,そんな感じでしょ?それって古くからのマガジンの手法じゃないですか.一番身近なところでは「はじめの一歩」だ.うむ,考えてみればおおまかなスジはよく似ている.最初のスパーリングでは根性で宮田のカウンターに耐え,二度目のスパーリングではジョフレで宮田をKO.これが宮田に火をつけてしまい,一歩も宮田を追うようになる.ほらね.違うのはやはりターゲットとなる年齢層のせいもあってか,微妙な味付けがそれぞれマガジンとジャンプだというあたりか.
まああと,決定的な違いは,連載期間の長さのせいもあるけど,一歩は大きな挫折を経験しているけれども,ヒカルにはまだそれがないってことか.でもこれからプロになることを考えればまだまだこれからでしょう.そうそう,まだまだこれからなんですよ,このマンガ.そういう意味でも非常に楽しみだ.
てな具合なのでまだの方は是非一度読んでみることをオススメします.とりわけジャンプを毛嫌いしているような方はぜひ.
それにしても早く続きが読みてーぞ.
早ければ来月か,はたまた再来月か.
★★★★☆