ここしばらく本屋を覗くたびに目にしていて,読んで欲しそうなニオイをぷんぷんさせていたのでついつい購入.いやスマン.この人のマンガは大好きだ.なんていうか,アレだな.ロリな女の子がいいよなッ!(←おい)
 あまりメジャーなマンガではないのでざっと内容を説明するとだ.レズビアンな幼なじみを持つ主人公・マナブは血の繋がった母親と近親相姦をしていたのだが,ある日転入してきた浜本美央と付き合うことになるが,なんと彼女は両性具有だったのだ.どうだ,とんでもないだろう(笑).設定はとんでもないのだが,案外読める話だ.全二巻は少ないような感じもするが,それなりに内容もあって,後腐れ無く読める.
 氏の連載としては多分これが最初なのだが,どんどん絵がうまくなっていくのがこれまた面白い.最初の方なんて,手を抜いた絵はほんとにヘタだもんなー.まあ氏が上手くなるのは実はこの連載が終わってからなのだが,そんなコトはどうでもいいな.氏は今 Uジャンだったかスージャンだったかでこれまたロリな連載をしていたような.ロリ絵な竹下氏のマンガが好きな方は原点なので是非.

 ★★☆☆☆

 んあ,このマンガね,一目見たトキからずーっと面白いだろうなって思ってたんですよ.なんか絵柄というか,線が力強くて,人物がイキイキしていて.で,できるだけ立ち読みでは読まないようにしてたんですよ.あー,バレエのマンガでおもしろいらしーわねーとかってなくらいの認識でいて.でね,今日なんとなく本屋に寄って,買ってきたんですよ.すげぇ.いやー,ここまでタメてた甲斐ありました.ぐわーっと来ましたね.必読.
 ま,バレエなんて分かりませんよ,んなモン.でもね,なんか分からんけど,主人公の昴が踊るシーンって,ぐあーっと来るんですよ,なんかが(←それじゃ分からんて).んむ,コレ,前にも書いたかも知れないけど,ルールとか決まり事のよく分からない世界をマンガで描く場合,そのルールが分からないと面白くないってのしか描けない人ってのは三流だよな.ルールが分かるように誘導していって二流,んでもってルールなんか超越したところで面白いマンガ描いて一流.そんな感じじゃないでしょうか.そゆ意味じゃ,このマンガは間違いなく一流ですわ.

 んむっ,「め組の大吾」もこの人が描いてたんですねっ.サンデーはここ数年,久米田中心にラーメン屋とか床屋とかで読む程度だったので「め組〜」は読んだことないんですよ.でもこの分だと,面白そうですね.小学館のなんちゃら賞とかってのも獲ってるんですよね.うん,読んでみるか.

 ★★★★☆