早くねえか?とか思ったのだが6巻は2月だったか.

 徐々に評判をあげる BECK.インディで海外デビューして,コユキと真帆は少し距離が開いて・・・ってな感じでなんだか先を急ぐかのように話が進んでいく.でも連載追ってるとむしろ遅すぎるくらいなのかもな.月刊誌って昔からあまりよまないから感覚がわからんのー.
 作中ではついに弾痕のあるギター「ルシール」の秘密が語られ,次巻あたりさらに話が展開しそうな雰囲気.なんかで「作者は8巻くらいで終わらすつもりらしい」とか読んだ気がするな.8巻ってもう次巻ですぜ.もうちょっと続きそうな気がするのだが・・・あっ,ヤンマガKCでの8巻分ってことなら,このボリュームなら巻数で5割り増しだな.ってことは12巻くらいで完結?(←てきとーなこと言うなよ)

このテレキャスター,おれのどんな気持ちも表現してくれる!!
相変わらず帯もアツく最高ですな.★★★★★

 無人速度取り締まり機の誤作動によって,一般道で61キロオーバーの赤キップを切られてしまった(サインはしてない)大学生・千葉浩司が処分不服(というか冤罪)だとして交通裁判を起こす・・・ってなお話.こう書くと仰々しいのだが内容としては極めて生活密着的.というか,非常に役に立つ話が多いし分りやすい.
 結末は読んでのお楽しみということにしておくが,最終2〜3話はちょっと涙ぐんでしまいそうになるくらいいい感じだ.んむ,このマンガ,はじめて読んだときは相原コージかと思ったのだが違うのな.なんつーか絵がヘタはヘタなのだが,表情なんかに独特の味があってよい.一見取っつきにくいタイトル+絵柄なのだが,たぶんかなり多くの人にとって読みやすいマンガだと思う.とりわけ理不尽な取り締まりに一度でも遭遇したことがある方(もちろんくろひょうを含む)は,それなりの思い入れをもって読めると思うのでぜひご一読を.
 話の間に交通違反絡みのコラムが載っているのだがこれまた役立ち度◎.そんなこんなで★★★★☆.

 ちなみにこのマンガは「闘う交通違反シリーズ(1)」ってことなのだが,今現在スピリッツ本誌ではシリーズ(2)「駐禁ウォーズ」連載中だそうな.こっちも必読だね.っつーか,実際60キロオーバーとかで捕まるより駐車禁止の方が身近かもシレン.

 ローザンヌ後半戦.というか本番.
 ここでも期待を裏切らず,昴の非凡ブリが発揮されて・・・って感じ.
 しかしちょっと気になるのが,なーんかアップとコマ割だけで語ろうとしてるっぽいところ.もはや最初の頃ほどのインパクトはないといって差し支えないと思うのだが,そうなると絵で驚かすよりもストーリーで引っ張っていってもらいたいなーとか思っちゃうのだ.その辺,ちょーっと弱くないかなーとか.
 とはいえ相変わらずテンションも高くいい感じ.これをため読みがためにスピリッツを買わないようにしてるのだが,もうこの際スピリッツ買っちゃおうかなー.でも間が抜けちゃうのが悔しいよなー.うーむ.
 まあともあれちょっと辛目に★★★☆☆.