単行本だけだけど,とりあえずデータ移行がなんとか完了.いやあ,ちかりたよ.
 や,ほんとのところもっと件数があるかと思ってたのだが意外とそうでもないのな.全部で100件に満たなかったよ(数え間違えてなければな).まー,案外週刊誌連載のトピックが結構な数あったしなあ.

 基本的には当時書いたモノをそのまま載っけているので,実状とあっていないところとか,希にウソを書いていたりするのだがまあその辺は愛嬌ってコトで.あと,後付けながら,全単行本トピックに★評価を付与.あまりアテにはならないけど,今後は単行本トピックには必ずつけてくってことでね.

 それにしても最近買ったマンガは未処理がずいぶん多いな.

  • 阿部秀司「エリートヤンキー三郎」(3)〜(5)
  • 黒田硫黄「大日本天狗党絵詞」全4巻
  • 熊谷カズヒロ「サムライガン」(3)(4)
  • 高橋のぼる「キラリが捕るッ」(3)
  •  近々処理せねば.

     

     とりあえずお疲れさん>わし

     もうこれでいっちゃいましょう。

     そんなワケでくろマン新装開店です。リンクの仕方とか更新時刻の取得とかについて、上部の[?]からabout.htmlをご一読くださいな。

    うーん、未処理マンガありまくり。先のトピックのほかに増えたのがまだあって

  • サムライガン(5)
  • サムライガン月光(1)
  • 魁!クロマティ高校(2)
  • 課長バカ一代(子供向け)
  • ジパング(4)
  • 茄子(1)
  •  んんんんん、もしかしたらまだあるかも。

     とりあえず今後ともよろしく。

     なにから行こうかとしばし悩んだのだが,まあせっかくだから新しいヤツから.さっき買ってきて読みたてほやほや〜のヤツは黒田硫黄の最新刊.アフタで連載中の不思議なマンガ.

     一応連載モノだし,同じ登場人物が何度も出てきたりはするのだが,続き物って感じではない.だいたい1話ないし2話程度の読み切りっぽい感じで,日常なのか,非日常なのかよく分らない不思議な世界が展開される.
     「茄子」というタイトルなのだが,んー,とりわけ茄子が重要なアイテムであるってわけでもなく,まあ確かに話の中に茄子はよく出てくるのだが,それは茄子である必要は別にないような気もするし,しかし茄子だからこそ意味があるような気もするし・・・

     いや,正直に書こう.
     黒田硫黄って人のマンガはすごく好きなんですよ.
     まだくろマンには書いてないけど「大王」あたりも面白かったし,近々書く予定の「大日本天狗党絵詞」もすげえ面白いです.独特のタッチもさることながら,この人の台詞回しとスピード感.これがいいんですよ.天狗なんかはぐいぐい読ませられちゃうし,あと今 IKKI でやってる「セクシーボイスアンドロボ」もそんな感じ.
     でもね,なーんかこの茄子は・・・・・・んー狙いすぎなんじゃないかなーって気がしちゃうな.面白くないとは言わないけど,うまく言えないんだけど,黒田硫黄が黒田硫黄であることに溺れかけてるようなイメイジ.あの,くろひょうは松本大洋のマンガが苦手なんですよ.あの人のマンガも最初の頃はそれなりによかったんだけど,途中から・・・んー.「ピンポン」とかあの辺から,「こう描いとけばいいんだろ?」みたいな雰囲気が見え隠れするというか,自分の良いところを知りすぎてしまったって感じがちょっとするんだよな.この「茄子」を読んで,正直なところそれに似た気持ち悪さがちょっとあった.
     まあだからといって黒田硫黄を今後読まないとかそんなことはないけどね.さっきも書いたけど,IKKI で今やってるやつはすげえ面白いし.でも,この「茄子」は,黒田硫黄を知らない人にはあまり勧められないよな.「何このマンガ?どこが面白いの?」って言う人,多いと思うよ.

     そんなワケで★☆☆☆☆.ちと辛目だけどね.

    (発行日:2001/07/23)

     話題爆発3巻目(笑).(1)〜(2)巻はこちら

     前巻まではほんの序章に過ぎなかった.この巻に来て河井は悪どさ全開,一郎二郎は凶悪ぶりにさらに磨きがかかり,前田までが正体判明.とりわけ自由人の里編の最終話,大ゴマでの河井のセリフ「何が総長じゃ何が軍団じゃ!くだらんっ ワシが大事なのはワシだけじゃーい!!」は爆笑モンだな.
     あとは次巻への伏線となる大河内地獄麻雀編もこの巻収録.読まいでか.

     いえね,「ヤンキー」ってだけで敬遠する方いると思うんですわ.でもこの三郎はその辺の海千山千のヤンキーマンガじゃないのだ.っていうか,多分ヤンキーマンガですらない.単なるバカ漫画なのだ.お笑い系のヤンキーマンガっつーと,古くはビーバップとか(←まだ連載中だってば),湘爆(←笑いメインではないけどな),カメレオンなどなど.まあ数多くあるわけだが,これらはいずれもお笑いでありながら,「ヤンキー万歳」的な要素もあるわけだ.しかしこの「エリートヤンキー三郎」に限ってはそういうヤンキーを美化するような描写は一切無い.ひたすら登場人物のばかっぷりを楽しむモノなのだ.そう,これ,やっぱりヤンキーマンガじゃないんですわ.うむ,多分一番近いヤンキーマンガは「魁!!クロマティ高校」あたりじゃなかろうか.いや,これとてヤンキーマンガではなかろう.でも「三郎」もこれと同じようなもんだと思うんだよな.

     てなわけでヘンケンをかなぐり捨てていっぺん読んで見れ.★★★★☆

    (発行日:2000/12/06)

     7号丸市松編と3号丸牧登場のあたり.「評議会」「対サ特捜」はたまた二号丸強太(ごうた)の裏切り疑惑など物語はどんどん脂っこいところへ進んでいく.
     まあ物語の展開もさることながら,このマンガの楽しみドコロのひとつとして女の子があげられることは否定しない.ぽっ.いやいいっすよ.お花ちゃんは相変わらずだし,牧と行動をともにする女体型サムライガンである茜はこれまた,ねえ(←「ねえ」じゃねえよッ!).サムライガンたちへの指令がだんだんと核心に迫ってきている分,話は難しくなってきてはいるのだが,しかし相変わらずスピード感と迫力は申し分なし.「サムライガン推参」とか大ゴマでやられちゃうと,鳥肌たっちゃうよなー.いやこれさ,単行本じゃなくて雑誌サイズの総集編とかでないかね.大きい絵じゃないとこの迫力がイマイチ伝わらんぞ.

     この巻の最後のエピソードでは「重サムライガン」の正体も見え始めて来て,さらなる展開を匂わせる.くはーっ!かっちょいいぞう!
     ってことで★★★★☆.いいから読んどけ.

    (発行日:1999/09/22)

     新連載。「駅員ジョニー」のコンビだそうな。なつかしー。
     高橋氏といえば最近までシリーズモノで「リーマンギャンブラー・マウス」をやっていたのだが、マウスの方は来月創刊のイブニングに引っ越しだそうな。マウスとかキラリみたいな濃いのが高橋氏の持ち味だと思ってるくろひょうとしては、ジョニーみたいなのはどうもなー。いや、嫌いではないんだけどね。でも脂っこいのがいいの。

     んでこれは東京出身で大阪の中学校に赴任した新任教師江戸川大論(えどがわたいろん)の奮闘記みたいな話になるのだろうか。多分、江戸川でエディーって通称になるのだろうが、第一回ではそれはまだなし。んむー、なんかまだ味見って感じなのだがどうだろうな・・・。絵で人を惹きつけることの出来る漫画家なだけに読む方としてはそれを期待してしまうのだが、それがなかったので肩すかし食らったような雰囲気はあるな。

     しかしタイトルが「絶叫〜」なわりには絶叫してないな。それも含めて今後に期待。

     自分のための覚え書き:今後の新刊コミックス購入スケジュール。

    07/30(Mon)20世紀少年(6)
    08/06(Mon)?ヒカルの碁(13)
    08/06(Mon)エリートヤンキー三郎(6)
    08/10(Fri)BECK(8)
    08/30(Thu)ざこ検マルチョウ(3)
    昴(6)
    09/06(Thu)?ピューと吹く!ジャガー(1)

     それにしても7月1日からの漫画代はかれこれ \9

     まだ在庫あるんだなあ

     県内、しかも簡単に車で行けるブックオフでしか探してないけど、探しはじめてかれこれ半年。まあまだ放出期に達していないせいもあるのだろうが、いっそ注文しちまったほうがいいかもシレンなぁ。残りたった3冊だし。

     ・・・って、さっき買い控えるとか言ってたばかりじゃんか(笑)

     車の増刊・・・っつーとヤンマガ別冊で最近あったかな。いやなんせ車、とりわけ速い車なんかには興味ないのでこの手の増刊て読んでもつまんねーんだよなーとか思いつつ、しかしコンビニで表紙に「曽田正人」の文字を見つけて即買い(笑)。しかぁしっ!なんだよそれー、たったの2ページ半って(泣)。騙された・・・
     いや、でもね、その他のマンガがわりとよかったですよ。本誌連載 SS の番外編とか、藤波俊彦(←なぜこの人が車のマンガをw)とか、あと戸田尚伸「怪奇!ビートル男!!」なんか結構面白かったですな。ビートル乗りってのは概してこういうトコあるよね。いや、ほれ、異常な愛着を持つとか、車をあたかもペットのように扱うとか、車に意志があると言ってきかないとか。・・・マァ、あるんですけどね、実際(←おまえモカー!?)

     それにしても山口かつみはいつのマニやら車漫画描き扱いだなー。昔は「らじかる好きゃんてぃ」とか描いてたエロ漫画描きだったくせに。いや、今でもエロ描くけどね。っていうか、エロの方が好きなんですよ、この人のは。そゆこと。

     あと、やっぱこの巻末の相原はいらんなー(←辛っ!)

     今週は,冬目景「黒鉄」に山下和美「天才柳沢教授の生活」掲載.
     いやあ,どっちももう載らないもんだとばかり思ってたよ.黒鉄なんて・・・何年ぶりだろね?(←オオゲサだな)山下和美もあのよくわからん不思議な少年とかなんとかが何回か載ってたので,もう教授は描かないもんだとばかり思ってたんだけど・・・ってことは,アレはいわゆる「気分転換」ですか?くはぁっ!

     それにつけても榎本俊二「えの素」.
     葛原さん・・・ハァハァ(←バカモノ)

     

     いよいよ新生・新マグナム増刊であるところの「イブニング」創刊まであと1ヶ月を切りましたな.なーんかずいぶんいらない漫画が入ってきてるような気がするなぁ.ハゲ漫画をはじめとしてヤンマガ系からも随分引っ張ってきてるみたいだし.まあ新マグナムどころじゃなく売らにゃならんだろうからしょうがないのかもシレンが・・・
     それにしても2冊で360円って,本気かよ.っていうか,毎号そういう風にして出すんか?そういうわけじゃないよな.

     なんだかちょっぷし先行き不安カモ・・・

     なんかうっかり Nikki-Site に登録しちまったな.
     いや,いんだけど(汗)

     ところでこのトピックごとについているコメント欄.
     ドロップダウンがデフォルトでは「掲示板に」ってなってると思うのだが,これを「メールを」にするとコメントをメールにして送ることができるぞ。その際,コメント欄はからっぽのままでも構わないのだ.これすなわち空メールのかわり.な.ただし連打はご容赦.あと,空で送る場合は名前を書くようにね.その時ついでに cookie ってのをチェックしておくと,次から名前を入れる必要がなくなるのだ.おおっ!すばらしい!!

     疲れてるみたいだな.
     ・・・・・・寝るか.

     ガンダム型(笑)月面歩行機編決着.
     なーんだかゴロちゃんにそんな大岡越前やら遠山の金さんみたいなマネしてもらってもなーって気もするのだが・・・まぁいいか.それにしてもこのムーンウォーカー(←ってマイケルじゃないぞ)(←当たり前だ)の描き込み,すげえなあ.全部手描きなのかな?そんなわきゃねーよなー.
     来週からは新展開かな.そろそろロストマンだせやゴルァ!!

     「ザ・ワールド・イズ・マイン」完結後・新井英樹の新連載はスペだったか.

     なにがあっても泣かない幼稚園児キーチの成長記みたいな感じになるんだろうか.いや,初回なものでちとどういう方向に行くのかはいまいちつかめん.ただ,キーチを産む日を決定づけた占い師の言葉「その子をその日に産み落とすなら,またとない男らしい男に育つだろう」というのがキーワードになりそう.
     絶対泣かないキーチがひとりぼっちで海にたどり着いて泣いてしまうシーン,なんだかすごく引っ張り込まれた感じがした.んむ,前に IKKI の読み切りのときも書いたけど,この人 WIM 終わってまた上手くなった感じがする.

     ちと先が楽しみな作品かもシレン.

     ちと検索機能を強化してみた.
     といってももとがもとなのでアレだが,まあいいじゃねえかひっひっひ.

     主な変更点は(1)トピックの種別を検索キーに加えた(2)検索結果の表示順を古い順と新しい順とから選べるようにした(←なぜ今まで選べなかったのだろう・・・).

     使ってみて不具合なんかがあったら掲示板かコメントメールで教えていただきたい・・・のだが・・・そんなとこ見てる人なんかいねえよなあ〜.

     

     ちえっ.

     新刊買うほどじゃねえよなーとか思ってたのだが,かちょバカ(子供用)と並んでるのを見たらついつい.もちろん両方とも.ただこれに便乗して本家のかちょバカまで平積みにしてた本屋があったのだが,これには引っかからなかったよ.・・・今のところね.
     相変わらずバカでよい.・・・いや,これ以上何も書きようがないんだよなー.んー強いて言うならこの巻では他校のキャラが多数登場してきて,主人公神山はますますカゲ薄くって感じだろうか.うーむ,ほんとこれ以上書きようがないしなあ.「はぁ〜ほぁぁほ〜 ふぅ〜んふんふ あぁ〜ははん」とだけ書いたって何のコトやらわからんもんな(そりゃそうだ).

     まあ読んでみろってことで.★★★☆☆

    (発行日:2001/07/17)

     30日発売のはずの浦沢直樹「20世紀少年」(6)を新宿某書店で昨日入手してしまったのだが,まあ一応発売日までネタバレはしないという紳士協定に則って(←んなモンあるのか)感想は明日以降っつーことで.

     今日は夜までにもう何冊か消化しておこうかね.ヒマだし.
     未処理マンガで優先的に書いてもらいたいのがもしあったらリクエストにはお応えするつもりだが・・・まあ,ここ読んでる人もものすごく少ないみたいだし,今まで掲示板への書き込みなんかもないしな.
     んむ,あとくろマン開始以前に読んだマンガなんかもぼちぼちと再読して感想を書いていきたいなーとか思ってたりもするのだがはてさて.ロックあたりはくろマン以後にも購入してるわりには一度も感想書いてないしなー.

     ま,そんなこんなで.
     もちっとインタラクティブにしたいが,まあ焦ることでもないし.

     おなじみのバカヤンキーマンガ(←ひどい言い方だな).三郎流星会編中心に河井の私欲と三郎の悲運が交錯する・・・ってそんな仰々しいもんじゃないな.いや,いつもの案配・・・というか,ますます過熱気味にバカが炸裂している.

     この巻,メインになるのは,兄二郎から強引に引き継がれた流星会での鬼の川上とのバトル(?)と,三郎がその流星会に拉致(笑)されて集会に無理矢理付き合わされるくだりのあたり.「男角(おとこかど)」だの「男汁(おとこじる)」,そして特攻隊長を決める儀式「男試し(おとこだめし)」など,普段の軍団員でのネタとはまたひと味違ったバカさを披露してくれるのがなんとも楽しい.
     が,その間に挾まっている学園祭と三郎誕生日のエピソードなんかもナニゲに極悪で笑えるな.学園祭では石井がホモの片鱗を見せているし,誕生日編では福士ほか軍団員の悪事のエスカレートっぷりがもう.いや,やってることは相当に非道いことなのだが,表情やらセリフやらがそれと正反対なのが笑える.

     ただ,正直なところこの辺がピークかなって気がしている.5巻(読了済み)や最近の本誌連載の調子は,どうにもこの辺のバカッぷりには届いていない気がするのだ.普通のヤンキーマンガではないので,ジャンプマンガ的な強さのインフレを起こすようなことはないマンガではあるが,しかし凡百のギャグ漫画とも一線を画する作品なだけに,バカッぷりのインフレを起こしているのではないかという懸念があるのだ.
     まあとはいえ相変わらず面白いことにはかわりないのだが,ほかのヤンマガ漫画のようにずるずる続けて駄作になるようなことだけは避けてほしいな.

     とりあえず★★★★☆

    (発行日:2001/03/06)

     ヤングジャンプ方面掲載中の「サムライガン」((1)〜(2)(3))の別バージョン.
     時代設定的には本家の数年のちということになろうか.「サムライガン」と呼ばれるモノは登場するし,本編登場の捨吉あたりも出てきたりするので,物語としては繋がっているのだが,なにせ別物.ドコが違うって・・・そりゃあアナタ,そこはなんつったってウルジャン掲載ですよ.萌え度が違います(笑).いや,ほんとに.多分単純にサムライガン的なカッコよさと,ウルジャン掲載にふさわしい萌え度を持ったマンガを描きましたって感じなんだろうな.熊谷氏本人が描きたかったのか,それとも編集さんの熱い思いなのかは分からんが,しかしまあ本家の方の濡れ場とか拷問シーンとか考えて,あれをさらに萌え萌えな感じにしたって考えただけで,ほれ,どうです!?(←何が!?)

     ただねー.言っちゃなんだけど,それだけなんだよなー.面白くないワケじゃないしむしろ殺陣とかは相変わらずかっちょいいし,けどね,なんつーか展開が読めちゃうというか,どうでもいいというか.マンガとしての決定的な面白さに欠けている気がするんだよな.
     本家「サムライガン」の方はその辺が上手く描かれている.いや,多少難しすぎるところもあるんだけど,それでもかっちょいいし,単純に面白い.楽しめるマンガだ.なんだろな,こっちの「月光」にはとりあえず「爽快感」みたいなものは皆無.本家の方は一話に一回,必ず「サムライガン推参!」ってシーンがあって,そこで鳥肌がぶわーっとなったりするんだけど,こっちはどうにももやもやした感じがしちゃうのな.ま,ただ本家の方は増刊掲載と読み切り掲載のことが多くて,基本的に一話完結な話にせざるを得ない,という状況がああいう構成を作り出していて,一方の月光の方はまっとうな月刊誌連載.その分次回へのヒキみたいな部分を作らざるを得ない,というところがモヤモヤになっているのかもシレン.うん,あるいはこの人が連載慣れしてないのかもシレンな.

     とはいえそれなりにかっちょいいし,萌え度もヨシ(←おい).実用にも充分耐えるツクリとなっております(←!?).これを読んで本家に入るってのも,あるいはアリかもしんない.人によってはこういうのの方が読みやすいかもシレンし.
     つーことで★★★☆☆

    (発行日:2001/07/24)

     今週のお休みは「代紋」「頭文字D」「ヒミズ」「カイジ」「青龍」。2〜3本のお休みだと全然パワーダウンにならない雑誌なのだが、さすがに5本も休みがあるとつらいな。とりわけ「ヒミズ」「カイジ」が同時に休んじゃうと雑誌のカラーそのものが違っちゃう感じだ。

     で、代原・・・じゃなくって、むしろ逆にこれらを載せるために休載が多くしたのだろうが、小林じんこと望月峯太郎の読み切り掲載。くろひょう的にはなんかちょっとどっちも・・・って感じだったのだが、みんなはどうだったかな?(←誰だオマエ)
     望月峯太郎はナニをやりたいんだろうな。まるでマッキンをはじめて買ったみたいなはしゃぎっぷりだなこのオールカラー38ページは。いわゆる「小手先のテクニックに走りすぎて内容が云々」って評される漫画のような気がするのだが・・・まあそれでもいつぞやの大友克洋の4ページ(だっけ?)のヤツよりは数倍マシか。ううむ、はやくまともな漫画描いてくれ。

     それにしても来月創刊のイブニングにはヤンマガ系の作家もずいぶん描くみたいなのだが、今週のヤンマガには広告ページがなかったなー。仲悪いのかしらね?(←余計なお世話だ)

     相変わらず濃い(笑).
     や,ともかくこの人のマンガは濃いのだ.ま,もちろんそこが良いわけだが,とりわけこのキラリはいい.「マウス」あたりも濃いことは濃いのだが,あれは少々狙いすぎている感じがある.しかしこのキラリの登場人物はみなちょうどよい加減で濃いのだ(←どんなだよ・・・).言い過ぎかもシレンが,高橋氏はこのマンガを描くために漫画家になったのではなかろうか?それくらいに絵とストーリーとキャラがうまい具合にマッチしている.アクションにおいておくのはもったいないくらいのマンガだが,しかしまあ,アクションだからこのテンションで描けるってのもあるんだろうな.モーニングじゃこうはイカン.

     この巻では少しずつ野球っぽいところも見えてくる・・・って,いや,ま話のほとんどは試合のシーンではあるのだが,2巻まではどうにも野球っぽくなかったのだ.ここへ来てチームプレイなんかもあったり・・・いや,あるのか?よーわからんが,まあ今までよりは野球マンガっぽくなってきてるかなって感じだ.しかしそれがどうこうってことは全然ないんだけどな(笑).
     しかしまあ,尻にデッドボール喰らう場面とか,ほんと楽しそうだよなー.「ファイヤーーーーッ お尻にデッドボールなんて可哀想アルネー」じゃねえっつの(笑).1巻の伏線はどこへやらって感じだし.ま,いんだけどな.
     しかし何故かオオゲサには勧められないこのマンガ(笑).★★★☆☆

    (発行日:2001/05/28)

     今回は最終回やら最終回前やらが多かったせいか,やたら読み応えアリ.

     能條純一「Collector」自分を飼っていた父親を殺して,かわりに町で拾った男の子を飼う女の話?んむ,でもこの人ってこういう話の方が読みやすいな.翔丸とかさ.哭きの竜とかDr.汞みたいな話は入りにくい.この人の描く女性って,独特のエロさがあるしね.
     林田球「ドロヘドロ」これ結構いいんだ.なんか分りづらかったりはするんだけど,センスがいいと思う.ちょっとばかり絵がウルサイ感じだけど,まこれはこれで.
     黒田硫黄「セクシーボイスアンドロボ」相変わらずいいね.というか,ますますいい.この間の「茄子」みたいな読み切りよりも,これとか「天狗党」みたいなちゃんとした連載モノの方が読めるなー.ほんとイッキは黒田硫黄と日本橋ヨヲコと山本直樹のために400円くらい出してるようなモンだもんな.
     さそうあきら「富士山」んー,こういう収集の付け方か・・・なんからしいのからしくないのかって感じだな.
     山本直樹「安住の地」んむっ(←何が)

     で次号次々号くらいで作品入れ替えがちょっとあるらしい.
     んむー対イブニング?そゆわけではないのか・・・

     でもそれにしてはちょっと弱・・・いっいや,なんでもないっすめっそうもないっす.