あれ?こんなん,いつ買ったっけ!?・・・って感じなのだが,まあ読んだ記憶はたしかにあるのだが,てっきり立ち読みで済ませたものだと思っていたよ.はれ〜.
 ジャンルとしては恋愛モノってことになるんだろうか.勉強もできるしキチっとしている(ガチガチってわけじゃなくてね)大学四年の女の子相馬吉乃と,大学はさぼりがちだし就職〜?んなもんいいよーフリーターで〜とか言うようなロクでもない同じく大学四年の男島明夫.このふたりがなんだかんだとお互いの思いをぶつけ合ったり隠したりって感じの,・・・んーなんだろうな(←おいっ).だからどうしたの?って感じなんだよな.どこかへ向かっているって感じでもないし,スケッチっぽくもあるけど単純にそれだけではないというか・・・.いや,恋愛マンガってジャンルだと,最後はくっついたとか離れたとかってなあたりが着地点になると思うのだが,このマンガはそうじゃないしな.最初っからくっついてて,なんかだらだらしてるだけっつーか.いや,決して面白くないって意味ではないんだけどな.読んじゃうし.ただ,なんつーか,これマンガかなー?って気がしちゃうな.小説とか,恋愛ゲームのシナリオとか,そんな感じじゃなかろか.いや,よーわからんけど.なんつーかとりあえず,マンガである必然性を感じなかった.絵が下手って意味じゃなくてな.なんとなく.セリフをしっかり裏の意味まで考えて読まなきゃわからないこと多いし.
 でもまあ,わりといいマンガですよ(←そんなとってつけたように・・・).いや,ほんとに.なんだかんだ読めちゃうもんな.さらっと.で,心になにも残らないってワケでもない.それなりに自分が就職活動とかしてた頃のこと思い出したりするしね.

 んでコレ.ご存知の方も多いと思うのだが続編があるのですわ.その名も「五年生」(笑).明夫が単位不足で卒業できなかったってところからはじまるのだが,これがまたなんだかなーって感じのマンガで.
 こっちは長いせいもあるが一応離れたとかくっついたとかってのもあるのだが,うーん,なんつーか共感できない部分が多くなってしまうせいか,四年生ほどは読めない.3巻(だっけ?)あたりの,ラブホテルの事後に延々と何話かに渡って別れ話っぽい話をぐちぐち書いてるところがあるのだが,なーんかもういいよーって気になっちゃうんだよな.いや,そういうところを克明というか,話の最中での微妙な心情の変化みたいなものを描いてはいるし,その描写もうまいとは思うんだけどね.なんつーか,やはりマンガ向きではないというかね.
 でもこれ,共通して巻末のオマケがおもろい(笑).もしかしたら本編よりもおもろいかも(←そんな・・・)

 あまりススメはしないです.いろんなタイプの恋愛マンガを読んでみたいと思ってる方なら,って感じかな.ちょっと辛目だけど★☆☆☆☆.悪いって意味じゃなくて,勧めはしないって意味でね.

(発行日:1998/06/23)

 相変わらずのバカっぷりで.ええ.
 この巻では三郎流星会男だめし編の続き,前巻三郎誕生日編で三郎を警察に売ってしまった河井と石井との熱い(笑)タイマン,吹奏楽部田所の軍団オペラ作曲編(?),そして徳丸共学化でラブコメ突入!?(←しねえよ)かと思いきや一郎二郎の再入学騒ぎ.いやー,まあ前回書いたように最初の頃ほどのインパクトはなくなってきているとはいえ,このバカさ加減には現存するどのマンガもかなわんだろうな.一郎二郎入学阻止計画で三郎と石井・河井・前田が手を組む場面なんかは美しくさえある(笑).あと,共学のことを聞いた軍団員たちの妄想が笑える.なんだよ,「女子高生パブ軍団」って・・・(笑).

 今月はいよいよ待望の6巻も発売されることだし,いっちょ三郎音頭で景気づけといこうかノウ!ハァ〜 おどりおどるなら三郎おんど〜 よよいのよい よよいがよい(←バカがうつるから放っておきましょう)
 ★★★★☆

(発行日:2001/05/01)

 この間4巻を買ってきたのでその感想を書こうかと思いきや,なんと3巻の感想を書いてなかったのだな.ってことで今さらながら.

 この巻では東進丸との接触,補給,それから乗組員同士の接触,そして「みらい」が生きるための決断をする・・・って感じ.現役軍人の津田大尉がみらいへ乗船し,みらい乗組員はどんどん歴史に巻き込まれ,軍人達もどんどんみらいの作る新しい歴史に巻き込まれていく,というところか.多分物語全体として大きなターニングポイントになる巻だろうと思う.
 局面はガダルカナルへと進展して行くが,その中で草加の行動に疑惑が生じて,この先「みらい」はどうなっちまうんだ!?ってあたりでヒキとなる.いやー,いっきに読まされちゃうよな.

 ただ,前にも書いたけど,この人のマンガって基本的に全部最初っからちゃあんと読まないとついていけないんだよな.1週見逃しただけで誰がナニを考えながらどういう行動をとっているかっての分らなくなったりするしな.っていうか,やっぱこれ,週刊連載だと追いきれないよ.いちいち覚えてられないんだよなー.こうやって単行本でまとめて読むといろいろ繋がるんだけどね.
 でもま,面白いんですわ.4巻帯の「各メディア絶賛」ってのはちょっと謎だけど.
 ★★★☆☆

(発行日:2001/04/23)

 第二部・カンナ編始動でいきなり事件が発生(してくんなきゃ困るんだけどな),カンナは警察から追われる身になってしまう.他方,ショーグン編も同時進行.海ほたるに捕らえられているショーグンとその仲間(?)が脱獄準備をするとか,そんな感じ.
 んむ,このさ,ふたつの物語が同時に進んでいくっての,ちょーっとわかりにくいんだよな.いや,こうやってあとから単行本で読む分にはあまり問題ないんだけど,週刊連載を立ち読みで追おうとすると,どこでどう物語がスイッチしたのかが分らなくて困るよ.・・・いや,立ち読みするなって話もあるけどサ.まあ二つの物語がリアルタイムでしっかり絡んでるのはわかるのだが,あるまとまりごとにしてもらった方が読んでる方はラクだなぁ.・・・そんなことはない?

 どうでもいいけど小学館は発行日が1ヶ月先になってるのな.面倒だからそのまんま書いておくけど・・・発売日にしておいた方がいいのかなあ.まあともかく面白くなってきましたな.願わくばこのテンションを持続して駄作になる前にすぱっと完結して欲しいものだ.★★★★☆.

(発行日:2001/09/01)

 スクリプトをちょこっと改造。
 [未読/既読]というマークがつくようにしてみた。

 トピックを読んで、そのトピックの下についている掲示板/コメントメール用のサブミットボタン(送る/書く)を押すと、そのトピックが読んだことになる。次回ロード時からそのトピックの右肩の「未読」が「既読」にかわるってな寸法だ。既読マークは1トピックごとにしかつけられないのが難点ではあるが、どれを読んでどれを読んでないってのが一目瞭然になるので、上手く使うと便利になるかもって感じで、まあ実験的にね。

 ちなみにクッキーを使っているのでクッキーの制限などもあるので、今のところは最新1000件まで保持するようにしてあるが、クッキーって1件何バイトまでおっけーだっけ??仕様を勘違いしてる部分があるかもしれないので、件数はまたあとで修正するかも。
 とりあえず使ってみて、感想なんかいただけるとキチ。

 黒田硫黄の真っ当な連載.
 って書くとなんだか真っ当な連載はほかにないかのようだがそんなことはなくて.でも連載っぽい連載というと,これが最初になるのかな.いやこれずーっと探しててね.普通の本屋さんではもはやみつからなさそうだったのだが,先日いきつけのブックオフでたまたま全巻そろった状態の美品をみつけてすかさずコウニュウ.いやー,いい買い物したなあ.

 で,肝心の内容なのだが・・・うーん説明が難しい.設定としては天狗なのだ.幼い頃に天狗に弟子入りした少女が主人公.で,天狗に弟子入りする際に,ドロ人形に命を吹き込んでそれを子供のかわりに置いてくるわけだが,ふとしたはずみで少女が自分の身代わりのドロ人形と出会って,いや,正確にはその置いていったモノではないのだが,まあそれはさておき.まあそんな感じでやや不思議な世界観の中,話は「天狗の人権を認めろ」とかなんとか,そんなとこまでいったりして.てな感じで終始ドタバタしてる・・というとちょっと聞こえが悪いのだが,そういうドタバタではなくて.むしろ疾走感というか,そういう心地よさのある作品.
 このタッチ,このお話,黒田硫黄という作家はもうこれで完結してしまうのではないか?とか思ってしまうくらい完成度の高い作品・・・ってのはちと誉め過ぎか(笑).んー,まあ最後の方はちと物語の収集がつかなくなってたりするので,一般論としては完璧とは言い難い作品なのだが,しかしその辺も含めて黒田硫黄ではないかなとか.テキトーなことを言ってみる.

 ものすごく狭い了見での私見なのだが,これを読んでなんとなく水木しげる「河童の三平」を連想してしまった.んーどこがってんじゃないけど,まあたしかに人間が人間ではないものに変化するって点は似てるのかな.でもなんかそうゆうとことはまた別にね. Z 氏が町を闊歩するところとか,なんとなく. ん,自分でもよーわかってません.

 ちょっと取っつきにくい絵柄ではあるけど,マンガ好きを自負してて黒田硫黄を読んだことがないという方は是非とも.★★★★☆

(発行日:1995/04/21〜1997/05/23)

 いよいよヒカルのプロ初手合い.対局相手はなんと塔矢アキラ二段!
 ・・・なのだが,時間になってもアキラは現れず.アキラの父・塔矢名人が倒れたらしい.佐為に言われるままに名人の病室に駆けつけるヒカルだが・・・って感じで,いよいよ世紀の一局がはじまる.くくぅ〜ッ,こんなとこで終わらさなくてもいいじゃねえかようっ!
 しかしまあ名人も「負けたら引退する」まで言い出すのはどうかと思うけどな.作中でもっともオトナであるはずの人だけに,なーんか違和感のある展開だよな.まー読んでる方は面白くていいけどね.いやでもこれでちょっと浮き足だっちゃってるってのはあるかも.

 本誌連載をお読みの方はご存知だとは思うが,この後このマンガはとんでもない展開を迎えることになる.なんかこの一局なんか吹っ飛んでしまいそうな展開なのだがはてさて.あるいはこのまま終わってしまってもおかしくない展開だものなー.でもここでこれだけ引っ張ってるってことは,まーだなんか隠し球があるんだろうなー.いやーん(←何が).

 ちなみに本巻.表紙は佐為で背表紙は緒方九段(当時)(←笑).
 えーこれだけ名人出しておいてなんで緒方なんだよーって気もしなくもないが,まあどうでもヨイ.

 ところで慌てて買ったら帯ナシだったよ.悲しい.
 まあ読め.★★★☆☆

 どうでもいいことだけど,倉田たん.セリフのフォントが「あずまんが大王」のちよちゃんといっしょだなー.・・・ってことは?(←なわきゃねーだろ)

(発行日:2001/08/08)

 とりあえずくろマンの方だけスクリプトを改造してみた。といっても目には見えない部分がほとんどなのだが、NN on Mac でずーっと読み込み中になってしまい、データ終了後も延々と改行文字が出力されてしまう不具合を修正・・・したつもり。あちこちいじったのでナニかほかの部分で不具合があるかもシレン。問題があったらコメントフォーム等にてお知らせくださると幸い。

 ・・・って、誰も読んでないのにこんなこと書いてもナー(泣)

 相変わらずかっちょいい.が,表紙の三号丸・牧.滅多に感情を外に出さない牧が怒った顔なのだが,横からみるとどうにもカトちゃん歌舞伎にしか見えないのだ(笑).なんとかしてくれー.

 二号丸・強太の裏切り編から.この話で強太と七号丸・市松は死んだことになってしまうが・・・市松はもう出てこないのだろうか.むー,市松が出てこないってことはアレだ,お花ちゃんも出てこないってことだろ?それは困るよなぁ(←なぜ?).
 あとは全部三号丸・牧編.牧の弟や十一号丸・楓なんかが出てきたりして,少しずつだがサムライガンや評議会の謎に迫ってる感じか.牧編といえばお花ちゃんにかわる萌えキャラ・茜だッ!(←力むなよ)茜が枕絵師に色仕掛けでせまる回なんぞは実用度大色っぽくかつ切ない感じでなかなかいい.いや,牧のことを慕っていながら,任務で色仕掛けをしなければならないという心情とか,まああんまり深くはないけどなかなか読ませますわ.

 「今一番カッコいいマンガはなんだ?」と問われたら迷わずコレを勧める.っつーくらいにハマってます★★★★☆.でも掲載頻度が低いのがなー.
 ちなみに5巻は入手済みなので近々.

(発行日:2000/07/24)

 げ。合併号かー。

 それはともかく、先週ヤンマガにはイブニングの広告は載らんなー、モーニング編集部と仲悪いのか?」みたいなことを書いたら今週は何と,しっかりモーニングの広告が載ってましたよ.でも相変わらずイブニングの広告はナシ.アッパーズ,別冊はもとより週刊少年マガジンやらマガジンFRESHの広告まで載ってたのに.・・・もしかしてイブニングに作家を引っ張られたことが?(←深読みしすぎw)
 いずれにせよ今号が合併号なのでヤンマガの次回発売は8/20(月)でイブニング発売日といっしょ.んっ,もしかしてイブニングでヤンマガの次号売り上げが落ちることを恐れている!?(←だから深読みすんなって)

 さておき.
 村田ひろゆき「工業哀歌バレーボーイズ」ここんとこの久々のシリアス展開にいよいよクライマックス近しかも!?とか思ってたのだが,そんなオチかよー.まあらしいっちゃらしいけどね.また終わるチャンスを逸したな.っていうか,終わらしてもらえなかったのカモ.
 小田原ドラゴン「おやすみなさい。」またよーわからん遊びを・・・でも楽しそうではあるな(笑).
 ここんとこ古谷実「ヒミズ〜不道徳の時間」松本光司「クーデタークラブ」の展開が恐ろしくてヨシ.人を殺す方法の中で最も恐ろしい方法は撲殺ではないかとか思う今日この頃.

 次号は20日(月)発売で原田重光新連載と安達哲「バカ姉弟」掲載.

 お待ちかねの第6巻.何がいいって表紙の河井.表情がイカス(笑).
 この巻は何と言っても二年になった三郎軍団と,新入生後藤田・萩原ら一年軍団との全面抗争だな.武の石井にはマンモス萩原,知の河井(笑)にはカミソリ後藤田という組み合わせになるのかと思いきや,河井の最後の秘策は一年軍団への寝返り(笑).途中からはもはやこれしか収拾をつける方法はないだろうなとは思ったが,案の定三郎のスーパーモード発動.しかしただ殴り合いでケリをつけないあたりがこのマンガの良いところで.・・・でも貯水槽を破壊するとかっての,ちょーっとばかし「カメレオン」風でいただけないよなー.あと,スーパーモードの三郎を見た後藤田が恐怖におびえるってのも,まあこのあと後藤田をどう使うのかはワカランが,なんだかなーって気がしたな.
 とはいえバカッぷりは健在で.新キャラ1年の岩田(ソリアフロ)がなかなかいい味を出している.この男,ある意味河井以上かもシレン.
 あとは,球技大会が1回で終わっちゃったのがちと残念だが,この後(次巻)は炎の修学旅行編か.これもまた楽しみじゃワィ.グヒョヒョヒョヒョヒョヒョ.

 巻末付録の「三郎軍団沿革」ってのがこれまた笑える.作品内での経過日数とか入院日数とかもちゃんと計算に入れてるんだよな.細けぇ(笑)
 願わくばつまらなくなる前に完結してくれ★★★★☆

(発行日:2001/08/06)

 めちゃめちゃショーック!!

 さきほどモーニング買いがてら昼飯を買いに近所のせびんいれびんまで出たのだが、モーニングと間違って「課長島耕作 総集編」なんてモノ(しかもご丁寧に「セブンイレブン特別版」だってよオイ)を買ってしまった。うっわー、めっちゃウツだぁー。

 メシ食ったら今度こそモーニング買ってこよ。
 でも同じせびんいれびんで買うのはチョトはじかちーので、わざわざ遠いトコまでパジェ郎くんに乗って買いに行くことにしよう。

 何やってんだか・・・

 珍しくアクションなんぞを立ち読みしてみた(←立ち読みかよ).

 「くろマン」で何度か紹介している高橋のぼる「キラリが捕るッ」が最終回.3巻以降の内容は知らないで読んだワケだが,まあなんとなく想像がつくかなって感じで.なんだかんだとナニガシかがあったことは最終回を読めばわかるのだが,なんともはやトホホな終わり方.
 いや,これさ,今回で最終回って話を聞いたときには「打ち切りか?」とか思ったのだが,しかしよくよく考えてみると高橋氏,モーニングで週刊連載はじめちゃったし,加えて今月からイブニングでもリーマンギャンブラー・マウスが月刊連載.ははぁん,つまり政治的なナニがアレして,結局講談社に引っ張られたって感じなのね.ううむ.いや,前の「キラリ」のときに書いたかと思うのだが,この漫画,高橋氏がやりたいようにやってくれちゃってて,もう高橋氏はこの漫画を描くために漫画家になったのではないか!?とか思ってしまうほどハマっていただけに,なんだか中途半端な終わり方になってしまって残念だ.

 他方,新連載で永井豪「キューティーハニー」(笑).
 なーんかさー.言っちゃなんだけど,いまどき永井豪の絵じゃ欲情しないよなー.今の時代に永井豪の絵でキューティーハニーを見ても萎え萎え.こんなことするくらいだったら自分で描かないで,設定とキャラ,なんだったら原作も永井氏がやったうえで,いまどきの萌え萌えな絵あるいはバッキンバッキンな絵(←なんじゃそりゃ)を描く漫画家さんに描いてもらった方がいいよなー.
 モーニングに時々載ってる「写楽」だっけ?あれもなんだかなーって感じだよ.あれは多分話は面白いと思うのだが,いかんせん永井豪氏の絵と,あとなんつってもセリフ回し.これが時代にマッチしない.こればっかりはセンスだから,多分イカンともしがたいことなんだよな.つまり,はっきり無責任に書いちゃえば,永井豪氏はもう現役で漫画描く人じゃなくなっちゃったと思うんだよ.
 デビルマンやダンテ,あるいはバイオレンスジャック系のなら,まだそういうモンだって認識で読めるからいい(といってもそれはあくまで過去の産物を楽しむといったニュアンスで)んだけど,キューティーハニーじゃなぁ・・・.しかもよりによって今のアクションに連載するんだから,これはもう「欲情させてナンボ」って漫画でしょ?
 ・・・うーむ.

 スクリプト改造.
 といってもほとんどがくろひょうしか使わない部分での変更なので,皆様にはあまり影響がないかも.あるとするとデータファイルのロックとか,あとトピックのカウント方法のちょっとした修正などを行った関係か.タイミングが悪いとエラーが表示されたり,表示件数が少なくなったりする場合があるかもしれないので,そういう場合はリロードしてみてくださり.

 なーんて書いても読んでる人は相も変わらず1日2〜3人(泣).

 真木ひいな「サービスタイム」
 「新連載」ってなってるけど,「未来世紀ヒロインシリーズ」ってことは例の3〜4週で終わっちゃうシリーズモノだねきっと.結婚の約束をしていながら,その女性に同僚とかけおち(?)されてしまった情けない男が女子高生に翻弄される,ってなお話だろうか.
 なんかさ,この設定はともかく,そのかけおちしちゃった同僚は彼の発案した企画を他社にリークするなんてなことをやっちゃうのね.女子高生なんかにかまってないで,そっちを追い込むのがなんせ先決な気がするのだが,それだと島耕作になっちゃうんだろうな.
 しかしエロシーン満載なのだが残念ながら絵がヘタ.どうもいまいちですわ.

 柴門ふみ「非婚家族」
 すまん,なんだかんだ言って読んじゃうんだよー(笑).
 女性不信・・・二度の結婚失敗でそんな風になっちゃうもんなんだろうかなあ.まあもちろんもともとの性格にもよるんだろうけどさ.って,なんとなくこの主人公の的場でそうなるんなら,同じコトがあったら自分もそうなるんじゃないかとか思えてくるな.んむー.
 それにしてもアレだなー.この久木田という男は信用でけんなー(←なんかもうドラマ観モードだよこの発言・・・)

 なんか次号からあの高橋のぼる氏が連載するらしい.あれま講談社一本にするのかと思ったらそういうワケでもないのね.この秋は高橋のぼるで決まりダネ!(何が)
 忘れないように書いておこう.次号は8/24発売.

 ううむ,困った.

 ナニがって,アレだ.
 ここしばらく小山ゆう「愛がゆく」をもう一度読んでみたくなって地道に探していたのだ.で,嬉しいことに今日それを発見した.しかも2軒で.2軒ともバラの状態で全巻揃っていた.むふー.

 うむ,そういうことなら困るはずがないのだが,しかしそこはアレだ.モノがなんせ20年以上前のモノ.美品であるはずがない.いや,それはそれで全然構わない.のだが・・・・・・2軒とも@¥200で売ってやがるのだ.プレミアがついてるとかならあきらめもつくのだが,薄汚れた20年前の単行本が,ついこの間発売されたばかりのちょっと手垢がついただけでピカピカの単行本と同じ値段なのだ.これはちょーっとばかりいただけない.ということで保留中.

 んむー,ほかにも何軒かで揃ってないのは見かけている.これらはいずれも@¥100あるいはそれ以下であった.ので,解決策として,幸運にも今日見かけた2軒では全部バラだったってこともあるので,安いところで買い集めて足りない分だけを今日行ったところで揃える,って手があるな.ふむー.
 どうしようかな・・・.

 お待たせの8巻目(←オマエが待たせてるわけじゃねえだろ).
 前巻のヒキがアレで,竜介はとうとうレオン・サイクスにルシールを奪還されてしまう.気落ちするメンバーだが意外なところから BECK が「グレイトフル・サウンド」に出場できる可能性が出てくる.そのために竜介は再びレオン・サイクスとコンタクトをとるが・・・って感じか.いやーっ,これ6月号分まで収録なんだけど,このあとの展開がこれまたすごいらしいんだよな.

誰でもいいんじゃない,そいつらしかいないんだ
人を基準に生きるってことは・・・その人生は自分のものじゃない

 ううううー早く続き読ませろー(←出たばっかりだって).
 次は11月ってとこか・・・.

 あ,忘れるとこだった.★★★★★もしかしたら年内にも終わっちゃうのかしら.

(発行日:2001/08/10)

 この辺の続き.

 あれからまたしばらくブックオフ中心に古本屋で捜し回っていたのだが,相変わらず(5)(7)(9)は見つからず.こりゃもう注文した方が早いな,っつーことで s-book.com でさくっと注文.ちなみに bk1 では見つからなかった.s-book.com で宅配便配達+クレジット決済だと手数料が取られてしまうので,書店受け取りで.って,それで果たして電子注文の意味があるのやらって感じだが,まあいいや.

 でもあれだな.
 従来の書店での注文システムだと,注文伝票の控えと交換で本を受け取ったりするってな感じだと思うのだが,今回このシステムで「注文控えをプリントアウトして持ってこい」とか言われちゃったとしたなら萎え萎えだな.

 お盆をはさむので届くのは今月末くらいになりそ.
 電子商取引バンザイ.

 や、実は中身はまだ読んでないのだが(←おい)、表紙でびっくりしたので。

 「美空」って、つい2〜3週前に終わったばかりじゃなかったっけ?早いよなー。いや、多分この人って、ある程度書いてダメだと思ったらすぐ見切りつけちゃうんだろうな。んでもって次回作始めちゃうんだろうな。そんな気がする。でなきゃこんなに早くは書けないだろう。ねえ。
 んでもって今回はボクシング漫画になるんですか?このヌル目でラブコメでボクシング・・・っつーと野部利雄?とか思ってしまうのだが果たして。でもさ、あだち充って、野球やらない漫画でヒットってないだろ。つまり、野球やらないとヒットしないんですよ、この人。しかもボクシング漫画は情勢的に厳しいんじゃないかなー。先述の野部を除けばボクシング漫画ってリアル路線全盛だもんな。いや、リアルっつーか、根性っぽいのね。そうでないボクシング漫画はここ数年ことごとく淘汰されてるもんな。まあ、その辺、スポーツラブコメ巨匠のお手並み拝見っつーとこかしらね。
 でもあの絵でボクシングやられても迫力ねーだろーなー。

 そういやサンデーはしばらく読んでないな。
 今晩はあのラーメン屋で飯を食うことにしよう(←サンデーはラーメン屋で読むモノらしい)

 1号のときはなんだかなーって感じだったのだが、ちょっとこなれてきたというか。読める雑誌になってきたかな。って相変わらず偉そうなワシ。

 山口かつみ「マイ・フェイヴァリット カタナ」
 なんだかんだ言って読んじゃうよな、この人の漫画。卒がないっつーか。しかしいつも書くけど、いつの間にエロ漫画家から車・バイク漫画家になったのやら。まー、車バイクも素人目だからそれなりに見えちゃうんだろうけどねー。でもこういうのって、シロウト相手だから、シロウトがそれなりに読めればそれでいいと思うのね。時々勘違いしたメカオタが「××の描写が甘い」とかなんとかいいガチだけど、いいんだよ。オマエのために描いてる漫画じゃねーっつーのとか漫画家を代弁してみる(←勝手なこと書くなよ・・・)

 真木ヒロチ「鉛筆とナイフ」
 ケンカで足を怪我して、スプリンターとしては再起不能になってしまった男の子のお話。いやー青春だね。話も絵柄も雰囲気も、間も空間の使い方も描画のテクニックも、どれもこれもどっかで見たような感じではあるが、まあまあ嫌いじゃあないですよ、こういうの。ただ、19〜22ページ目の主人公が走るシーン、もうちょっと構図とかコマ割とか工夫したらどうかしらね。このシーンの見せ方でこの漫画の印象、随分変わってくると思うんだけどな。
 ってわしゃ編集者かッ!(笑)。相変わらずえらそーですんません。

 窪之内ギャグ策「ヨッチョレ!!土佐丸くん」
 えーと・・・これは納涼企画ですか?寒すぎ。この人のこういうセンスって、わしゃもんのすげー嫌い。嫌い通り越してむかつく。「爆笑アニマルギャグまむが」って、どーゆーセンスなんだよ。

 あとは・・・カラー的に榎本ナリコと山本直樹を同じ雑誌に同居させるのはどうかなって気がするな。個人的には山本直樹の方が好きだけど、山本直樹は IKKI でも描いてるし、雑誌のカラー的にもここは榎本でいいんじゃないの?その IKKI との棲み分けってのも必要なんじゃないかとか思うし。
 それと、水穂しゅうしが描いてたのにちょっとびっくり。相変わらずデッサンが狂ってる気がするけど、YJ で描いてたのに比べると面白いんじゃないかしらね。

 次号(12月17日発売予定)から古屋兎丸登場。こりゃ楽しみだ。

 ええと、某所でコレをネタにちょこちょこと話をしていたらなんだか読みたくてしょうがなくなってきたのでさくっとコウニュウ。SPA! 掲載の漫画というよりはコラムとかそういう感じなのだが、まあ分類上「コミックス」ってことになってるし、書いてる人もいちおー漫画家だし。ってことでここに。

 SPA! を読んでる方ならあるいはおなじみかもしれないのだが、「ダメな男にひっかかってしまう女」をネタにした漫画。いや、漫画といっていいかどうかはよく分らんけど。まあそのダメ男のダメっぷりとか、ダメ男に引っかかってしまう女の輪をかけたダメっぷりが笑えたりはするのだが、しかし女性にとってはダメ男に引っかかった経験がなくても共感できたりするのではなかろうか、とか思える。まあその辺については某所にていろいろ議論(ってほどじゃないけど)しているのだがそれはさておき。
 反対に男にとってはちと笑い話くさすぎてリアリティを感じられなかったりする可能性もあると思う(というか、少なくともくろひょうにとってはほとんどの話がリアリティのある話ではなかった)が、でも後学のために読んでおいてソンはないかな。といいつつ、あまり男性の読む本でもないかも。

 漫画以外にコラムも少し載っていて、DV やらストーカーなんかに対抗するためのアドバイスみたいのも出てたりする。ちとこの字の多いところはまだマジメに読んでないのだが、まあそれなりに役には立つかも。

 ちと漫画としての感想とか評価はできないのだが、なんつーか読んでみてソンはないかなという一冊。とりわけ、「あたしって男運ないのかもー」とか思ってる/思ったことがある女性は是非ご一読を。あなたの目を覚まさせる一冊になるかもシレンぞ(笑)。

(発行日:2001/07/30)