前巻で登場した小泉と、生きていたヨシツネを中心にして、血の大みそかが語られ、物語は徐々に核心に近づいていく・・・ってのはいいんだけどねえ。うーん。
正直飽きてきた。というか、なんつーか視点がコロコロ変わってついて行きづらい感じ。わしゃこの漫画は単行本でのみ読んでるのだが、それでいてこれだけワケが分からなくなるってことは、週刊連載追ってたらもっとわかんないんじゃなかろうか。
時代もそうだし、視点、というかそのパートでの主人公がころころ変わる、しかもその主人公が何を目的として何をしようとしているのか?ってあたりがわからないんだよなあ。わりと分かりやすかったのは、前巻あたりのオッチョとか、あとはカンナ編になる前のケンヂか。それ以外はどーにもわからないんだよな。あえてこういう手法を取ってるんだろうが、ちと着いていけなくなってきた。ひとつひとつのパートがもうちょっとずつ長いと分かりやすくなるのかもしんないけどなあ。どうしたものやら。
ということでこの巻は★☆☆☆☆
2〜3巻まとまるごとに買うのがいいかもしんない。