危うく買い逃すところだった。
 ところで表紙のさくら子がなんだかアニメ塗りなんですが、なじぇ?

 秋月戸市・吉本浩二「こまねずみ常次朗」
 新シリーズ。ってことは、幼児虐待のアレは先号で完結なのか。後味悪すぎ。まあこんなもんかな。それはさておき、セクース中に挿入したまま(絵的にそう見える)電話に出るのもどうかと思うが、電話かかってきて都合悪いなら電源切れよ。っていうかさー、世の中の人全般に言えるよな、これ。かかってきて困るときは電源切りなさい。音が出て困るときはバイブにしておきなさい。なんかさー、分別付くべき年代の人ほどこういうマナーがなってないよな。ってマンガと全然関係ないな。

 藤波俊彦「リーマンスープレックス」
 最終回。っていうか、やはり短期連載だったのか。最終回だからといってどうこうということもなく、いつものように適当に終わるあたりがヨシ。これ、続けてくれればいいのにねえ。

 高田靖彦「ざこ検(潮)」
 「お母さんもこの事件の被害者のひとりなんですよ」は至言だね。そうそう、暴行とかに限らないと思うんだけど、こういうのって当人同士だけじゃないんだよな。それにしても痛そうな取り調べだ。こんなんやられたら、わしなら泣いちゃうよ。

 新井英樹「キーチ!!」
 力強く迷子になるキーチ。これだけでは事情の全容は掴めないのだが、しかし物語は随分大きく展開しそうな予感。で、次号は休載と。

 次号は3/29(金)発売。

 うっかり朝買い逃したために、夜はこれを探し求めて西へ東へ奔走するハメになりました。いやあ、増刊、別冊とヤンマガ本誌って、常に表紙が似てるから、どれがいつ発売のどっちなのか分からなくなるんだよな。「別冊」っての、もっとでかでかと書いてもらいたいもんです。
 

 こうのこうじ「カラコカコ〜ン」
 熱血(?)ボウリングマンガ。前回の続きでハジメが敵討ちになるなんてな安易な展開になるのかと思いきや、アツシがトレーニングを積んでリベンジ。ハジメはその熱にあてられて・・・って感じか。これから熱いことになりそな予感。なのだが、なんと4/22発売号から本誌移籍らしい。「とりあえず5話」って書いてあるから、人気取れればそのまま継続連載ってことになるのかな。フレッシュだし、内容的にも今のヤンマガ本誌に持ってこいなマンガかもしれない。期待大。

 永井豪「サラーキア」
 本格連載開始ですって。12歳の子供ふたりが人魚型ロボットに乗って半魚人と戦うって感じの、ロボット物なのだがお気楽要素の強いマンガ。変に真面目な方向に持っていったり、例によってデビルマンワールドと繋がったりすると萎えだが、いまのところはまずまずといった感じで。まあ12歳の少女がこんなか?ってのはあるが、まあどうでもいいや。

 前川かずお「闘破蛇烈伝DEI48」
 恐ろしくどうでもいい展開。つーか、このマンガでこういうジャンプマンガみたいなことやられてもなー。無理にこういう展開にするから一試合一試合がテキトー臭くなってる感あるし。この漫画もぼちぼちなんかね。だとしたら悲しいね。

 「NANASE」と「甘い水」が載ってなかったせいかやや読み応え軽し。次号からどっちも復活するはずだが、でも次号予告に「NANASE]の文字がないっ。・・・どゆこと?
 4/19(金)を待てっ。

 ほとんどの方には関係のない話です。
 この「くろマン」、日記才人という日記リンク集に参加してたのですが、日記才人経由で読んでくださってる人が著しく少ないため、才人から撤退することにしました。本格撤退はめんどうなので後になると思いますが、とりあえず当面は更新報告しないことにします。投票ボタンは近日中に外す予定。
 そんなわけですので、これまで才人経由で定期的に読んでくださってた方がもしいらっしゃったら、こことかこことかの捕捉アンテナをご利用になるか、テキストマニアにて更新の確認をしていただくと吉です。お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

 優香・・・ってまだいたんだ。

 安野モヨコ「花とみつばち」
 「あたしがいいって言ってんだからいいの!!他は気にしないの!!」いやあ、一度でいいから言われてみたかった台詞ですな(過去形)。でもこのコマのサクラはいまいちな感じがする。

 山崎さやか「NANASE」
 短期集中掲載最終話。ああ、そうか、こんな話あったなあ。でもなんだかなー。1話目のヒキがあれで、2話目、3話目とどんどんテンション下がっていった感じが否めないなあ。いや、それでも相変わらず面白いことは面白いんだけどね。もうちょっと最終話盛り上がりというか迫力が欲しかった。七瀬の葛藤の部分をもうちょっと膨らますとか、ねえ。あと、息子が絡みそうで、結局からまなかったし。ま、ともあれ別冊の本編再開に期待。

 蓮古田二郎「しあわせ団地」
 「夫婦平等条約」の巻。最近いまいちだなーとか思ってたのだが、今回は笑いを堪えることが出来なかった。はじめの「おれは今幸せだ。お前も不幸そうな顔ばっかりしてねえで早く幸せになれよ」そして次のコマの早苗。もうたまらん。

 次号から別冊連載の「おっぱいジョッキー」が集中連載!
 ・・・・・・えー?

 なにげにアッパーズのグラビアは毎回楽しみだったりする。
 困ったお方じゃワイ。グヒョヒョヒョヒョヒョ。

 黒田硫黄「居酒屋武装条例」
 銃社会で条例により居酒屋が武器を持って自衛すべし、みたいな話。それじゃわからんかな。でもまあ、黒田硫黄です。そんなもんです。ハードボイルドでありながらもいつもの調子でいい感じです。それはそうとトビラのおねいさんがいいですな。

 萩尾ノブト「チェリー」
 アッパーズ第11回新人漫画賞大賞受賞作。童貞くんがひと夏の経験・・・!?みたいなお話。話はなんつーか、「投稿写真」とかのエロ投稿そのまんまみたいな、実にそれっぽい話ですが、絵がいいですな。妙にエロティックで。「それじゃ・・しよ(はぁと)」のコマなんかは、今年一番です(何が?)。

 巻末目次のひとことコメントより。TO-mAの桑原真也氏「今年こそはフライパン買うぞ!」・・・持ってないんか(笑)。
 次号は4/2(火)発売。

 先月は結局書かなかったけどちゃんと読んでます。

 ・・・いや、ウソです。
 買ってはいるけど、半分以上読んでないです。
 ということで、今号は表紙に突っ込んでみましょうか。「踏んだり蹴ったりモノの最高峰!『極悪がんぼ』」そんなジャンル、あるんですか?(笑)「読むと強くなる横綱漫画『ああ播磨灘外伝ISAO』」なりません。「春満開、春野菜もうまいでやんす!『おせん』」それはいいんだけど、本編の内容にマッチしてませんよ?

 寺沢大介「喰いタン」
 「ミスター味っ子」「将太の寿司」でおなじみ寺沢大介氏。美味いものを喰って事件解決、ってな食いしん坊探偵漫画。すげえジャンルだよなあ。こんな設定で話がどれだけ続けられるのだろうか。というか、今回のネタ、すでにかなり苦しい気がするのですが・・・。

 佐藤マコト「サトラレ」
 今回は「サトラレノイローゼ」。「自分はサトラレである」と思いこんでしまった青年がメインか。「価値のない凡人なんてのはどこにもいないのさ」さらっと言うけど、イイ言葉だね。当たり前なんだけど。どうでもいいけど最終ページの柱、大笑いしました。「私はサトラレです、という手紙、多いんですよ。」・・・そ、そうなんだ(汗)

 木葉功一「クリオの男」
 邪眼の少女の巻3回目で最終話。ひっぱるからどんな結末なのかとかなり期待してたのだが、あまりにファンタジーなのでちょっとがっかり。わしに読む力がなかったのだろうか。

 うーん。

 そんなこんなで最終回。
 なんかこう、もちっとアレかなーとか思ったんだけど、この漫画らしいというか、らしくないというか(どっちやねん)。一番ぐっと来たのは、神楽がゆかりちゃんの言葉でぼろぼろ泣くトコかねえ。とにかく最後まで楽しい漫画でした、と。最後のコマでよみがニーソックスじゃないのが残念だが(←おい)。

 単行本は6月か7月ころになるんじゃろか。
 あとはアニメだな。

 最近ね、ハイレグみたいのよっかこういうショートパンツみたいなの(←どう表現していいかわからんす)の方がいいんだよな。なんかこう、ムラムラきますよ(←バカモノ)。

 小手川ゆあ「死刑囚042(おしに)」
 042で「お死に」か。さむっ。
 感情を持たない冷酷殺人鬼だった死刑囚に、人を殺すほどの感情の高ぶりがあると爆発してしまうチップが埋め込まれて、ってなお話。なんだか設定に矛盾を感じないでもないがさておき。相変わらずちょっと変わった男やら女子高生やらって感じで。でもまあ、見開きの「もう咲かねえんだ」のコマではぐっと来ましたね。とかいいつつも、これでまたシリーズものにされるとつまんなくなりそう。ううむ。

 武富智「キャラメラ」
 最終回。ううむ、ちょっといいなーとか思ってたのだが、完全に入り込む前にばたばたっと店を畳まれてしまった。がっかり。結局ハッピーエンドなんかー。なんかこの手の漫画は、ちょっと寂しいくらいの感じで終わってもらった方がよさげな気がするな。ともあれ、まともな感想は来月発売の2・3巻を読んでってコトで。

 ああっ。なんかもう読むものなくなっちまった。どうしよう。
 おおそうじゃ。来週火曜日(26日)は増刊「漫革」発売。

 スピリッツで「花園メリーゴーランド」を連載中の柏木ハルコのデビュー作。以前ブックオフで5巻まで入手して読み終えたところでもう1巻あることに気づき、しばらく探し歩いていたのだが本日ようやく入手。

 高木清美は見た目清純なのだが、実はスケベ大好き。しかし好きな人は恥ずかしいのと、申し訳ないのとでHの対象にはできない、という性質。ある日飼っていたバター犬(笑)が糖尿病で死んでしまうが、そのかわりにちんこがついていても不思議でないさえない男・中島と出会う。高木にとって中島は自分を気持ちよくしてくれる「犬」でしかないのだが、中島はそのことに当然納得ができない。しかし誘われればついついしてしまう・・・って感じだろうか。んー、なんか微妙に違うな。
 こんな風に書くとなんだかシリアスなエロっぽいのだが、全然違うぞ。コメディタッチだし、なんというか中島の気持ちがよくわかるんだよなあ。なんとなく女の持つ身勝手さというかわがままな部分をエロに凝縮して、それに男が振り回されるって構図なのだが、これが今まで読んだことがなかった斬新さがあった(当時ね)。
 という感じで、ちと内容を説明するのが難しいのだが、かなり気楽に読めるコメディなので気が向いたらどうぞ。

 男は体を、女は心を求める、ってのがありきたりなパターンだと思うのだが、この漫画はそこが逆なわけだ。言ってしまえばその発想だけでしかないのだが、しかしそこが斬新で面白いかなと。ただまあ、これだけだとそうそう引っ張れるものではなくって、話のボリュームとしてはだいたいこんなもんかなって感じ。結末も、まあ納得って感じ。なんていうか、冒頭で書いたとおり、これが氏のデビュー作なわけだが、うまいことまとまってるなって印象。
 ということで、★★★☆☆くらいで。

 デビュー作だけあって絵柄はどんどん変わっていくのよね。1巻の最初と最後だけで随分変わってるもんなー。んでもってこれがまた今の「花園〜」ともまた違う感じなんだよな。今のエロティックな感じのもいいけど、「いぬ」の最後のほうの絵柄も可愛らしくっていいけどな。いや、まあ、どっちもいいってことです。はい。

(発行日:1995〜1997)

 今回からヤンジャン増刊は全部「漫革」になるんですってよ。って言われても違いがよーわからんのだが・・・。とりあえずわしゃサムライガンが載ってりゃ買うし。

 武富智「bazaar」
 本誌で「キャラメラ」を描いてた人。この人の絵というか、表情がすげえいいんだよな。特に泣き顔。ぐわーっと迫ってくるような感じがある。正直キャラメラの終わり方がなんだかなーって感じだったのだが、間髪入れずに本作。ええとテーマは「母と子」ってのでいいんだろうか。自分の母親に悪態ついて、小さな子供をかかえたきれいな若奥さんに出会った中学生くらいの男の子が・・・って感じ。ん、やはり表情の妙がすげえいい感じだ。

 熊谷カズヒロ「サムライガン」
 六号丸捨吉登場。ひさびさ?なんか牧が長かったせいか、捨吉が牧に見えてしょうがない。それはともかく、延命法がどうとかって話がちょこっと出たり。なんだか切ない感じではあるのだが、ちょっと物足りなかったなあ。市松らの動向が気になる昨今。うぬう。それはそうと月光の方の2巻がいよいよ来月発売ですって。待ってたヨー。

 飯星シンヤ「SHUMA!」
 「これからの車漫画を担う実力派」・・・ですか。そうですか。ううむ。スピード感っつーか、動きが感じられないのはわしだけなのか。話の方も正直チープというか、雨ごときで役立たずになるデータもどーかとか思うし、それで勝って「経験があるっ!」とか言われても説得力無いしなあ。ううむ。それはともかくこの人の絵は井上雄彦風ですな。アシさんかなんかですかね。まあどうでもいいけど。

 加藤マユミ「乳白色の恋」
 零戦オタクがソープ嬢に恋する話。ま、なんかありがちではあるんだけど、なんだか引き込まれるよな。でもなんかこの女の子の眉の形が個人的には気に入らなかったり(笑)。と思いつつも意外とここがポイントなのかもしんないとか思ったり(どっちなんだよ)。

 次号は4/30発売。表紙は奥浩哉「GANTZ」、本誌からふなつ一輝「華麗なる食卓」の番外編、それに武富智がまた載るぞ。こりゃ楽しみ。加えて壬生ロビン。「バラ餓鬼」描いてた人だよな。この人の絵、結構好みだよ。楽しみだ。

 鷹村戦が終わったところでいよいよ一歩 vs 宮田かっ!?と期待してたのだが、次は板垣になる模様。ショボーン。別に板垣が嫌いとかではないんだけど、どうも板垣のエピソードは逐一蛇足っぽく感じちゃうんだよなあ。まあ物語の進行具合や一歩の成長っぷりを考えれば、プロボクサーの後輩がひとりふたりいるのはごくごく自然ではあるんだけどさ、ただでさえ「主人公」の多いこの漫画、なんだかどんどん一歩の影が薄くなっちゃうよなあ。もしかして、単に連載延命するためだけにこういうエピソード挟んでるの?とか思っちゃいそう。そんなつもりはないんだろうけどさ(少なくとも作者には)。

 それはともかく、相変わらず菜々子たんはかわいいなあ。なにげに「新人王はいたがきよ」にワラタよ。しかもそれをさらっと流す一歩(笑)。あと、すげえひさびさ登場の今井の顔が随分変わってたのが気になった。なんかこう、もっと目に特徴のあるキャラだったと思うんだけど、マユゲそのままで目は普通の鴨川系キャラの目になっちゃってたなあ。なんか残念。いいキャラではあるんだけどな。

 ところで単行本は今、何巻まで出ちょるんじゃろか(←勝手に調べろよ)。いつも実家に帰るたびに全巻一気読みをしているのだが、これが年々きつくなってるんだよな。そう思って前回はホーク戦のあたりから読み始めたりしたのだが、しかし読み始めると結局また最初から読み返したくなったりして。
 ううむ、やはりボクシングには麻薬のような魅力があるのだろうか(←それはなんか違う)