買ったのはひさびさかも。
 グラビアにちょっとやられたかもしんない。だいじょぶか、わし。

 奥浩哉「GANTZ」
 うわあ。なんかすげえ展開。いいぞ。
 ところで、ゲーム終了までなんとか息がありゃ復活できるんじゃなかったっけ?違ったかな。なんか、どっちかは生き残りそうな気がするね。どうじゃろ?いずれにしても目が離せねえっ。やっぱり単行本でまとめ読みしたくなってきた。

 中野純子「ちさ×ポン」
 寸止めながらエロいよなあ。でもなんかこう、エロいだけじゃないって感じで、ここ数回いい感じに向いてきてるかな。いや、いい感じなんだけど、感情移入すると辛いよなあ。しかしなんだな。このくらいのトシゴロの男の子、こんなに長い間おあずけ喰らってて平気かねえ。わしなんかは1ヶ月持たなかったよ(←おい)。

 聖徳★太子「ロン毛オヤジ」
 第一回金のピコピコハンマー賞「銅のピコピコハンマー賞」受賞作。ヅラであることをばれないようにするため、格闘技を修得したオヤジ達の熱い戦い。
 おもしれえっ!ちらっと見て「企業戦士YAMAZAKI」かと思ったんだけど、いや、いいよこれ。なんつーか、無駄がいいよなあ。ただ、コマ割りにもちっと迫力があるといいかなあ、とか思ったね。でもそうすると激しい動きの部分が緩慢になりそうだから、もちっとページ数増やすとか。どうでしょ。あと、ラストはちょっといまいちかなあ。けど、それを補って余りあるスピード感とセンス。
 今後に期待したいっすね。

 次号は井上雄彦「リアル」、こばやしひよこ「おくさまは女子高生」掲載。ほんでもって高橋幸慈の新連載「ゴルドオ」。また空手部か?(←おい)

 「誰かを好きなまま、誰かを好きになんてなれないよ。」
 ってのが一巻の帯なのだが、これがなんか違うよなあって気がしたり。

 えーと、パシリだった少年がゲームセンターで店員の女の子に恋をして、それから8年が過ぎ少年は再びそのゲームセンターと出会い、そしてその女の子に出会って・・・って感じか。
 設定とか話とか、あとネームとかもいいんだけど、わしとしては一番いいのは何度も書いてるとおり表情。とりわけこの人の描く女の子の泣き顔とか、泣きやんで笑う顔とかが最高にイイ。これを見るためだけに読んでもソンはない漫画だと思うな。うむ。
 とか書いちゃうと内容がまるでないみたいなのだが、そんなことはない。話で切なくなって、絵があるからこそ泣き顔、笑い顔に価値があるわけだ。なんつーか、こう、読んでると甘酸っぱいキモチになれる漫画。ただの恋愛漫画とか青春漫画とか、ラブコメみたいなものとはちょっと趣が違う。この辺うまく説明できないのがなんとももどかしいなあ。
 そんな感じで、読んでみてくださいな★★★☆☆。

 でもこの人は短編向きなのかなーともちょっと思うね。増刊の読み切りとか、いいもんなあ。また連載して欲しいけどさ。

(発行日:2002)

 今月はしっかり覚えてたよ。
 今回は読み応え満点。

 山崎さやか「NANASE」
 待ちに待った再開。やはり別冊はコレがなくっちゃ締まらないな。
 で、今回からいよいよ脂っこい展開になるのだろうか。自分の使命を考え始める七瀬、七瀬を狙う新たな能力者、そしてヘニーデ姫こと瑠璃。やあ、原作未読なのでここからどうなるのか、ヘニーデ姫がどう関わるのかとか全然しらんのだけどね。相変わらずいいテンションだ。ますます目が離せず。

 松浦まどか「ウッハ!ハーレム学生寮」
 最終回・・・とのことだが最終ページ欄外を見ると「さらにパワーアップしてYM本誌登場予定」とか。続編ってことかしらね。ともあれ。第一回の設定は面白かったし、女の子はかわいいのだが、なんだかそれだけだったかなあという感じで。もうちょっとヒネリがあって欲しかったなあとか思ったり。んー、なんだろ。ひとつは鶴さんをもちっと使って欲しかったなってのと、あとは男がもうちょっといれば違う展開もあったんじゃないかとか。まあシロウト考えなんですけどね。
 次回作に期待、と。

 前川かずお「闘破蛇烈伝 DEI48」
 毎度バカバカしすぎで。今回はまずはハブオと白蛇のディープなアレに度肝を抜かれたのだが、なんつっても戦いのあとの白蛇のセリフだろう。ハブオのムケイチーバに頬ずりしながら「さすがはケイジの息子・・・息子!!」。これには吹き出してしまったよ。いやはやまったく、よくもこんな展開を思いつくものだ。脱帽。
 次号で決着らしい。決着のあとはやはり大伝授大会だろうか。すごそうだな。

 松本剛「甘い水」
 も、ほんと容赦ないよな、この漫画は。なんだかねえ、いっときの東海テレビ制作の昼メロを見ているようでもあり、大映テレビのドラマを見ているようでもあり。もう、たまらんね。
 どうも次号大きく展開する模様。これさ、同級生にばれちゃったら、もう学校やめるしかなくなっちゃうだろ。ってことは、あと1回か2回で終わっちゃうのかな。うむう。とにかく目が離せん。

 アビータ室園「チェリーマンキーひかる」
 第3回目で最終回。うーむ、人気無かったかなあ。笑いの視点がなんだかダークで結構面白かったんだけどな。ただ、ちと絵がキャッチーでなかったかも。ただヘタってのとも違うし、今風にすればそれでいいってもんでもないんだけど、取っつきにくい絵柄ではあった。というか、最初から3回の予定だったんかね?
 んでもこの人の漫画、なんかオモロイので次回作に期待。というかさ、このひとこそ本誌向きかもしんない。

 お、そうか、今月はトト子たんが休みだったのね。来月は再開らしい。
 次号は6月21日(金)発売。

 祝・講談社漫画賞。
 なのだが、帯は間に合わなかった模様。残念。

 相変わらず好調。前巻のヒキが「コユキ、RJから全米ソロデビュー!?」ってとこでその続き。結果コユキはサイクスのオファーを断るのだが、しかし竜介は行方不明、平は別なバンドに加入、千葉はラーメン屋修行、サクは転校とBECKは散り散りに。
 このね、コユキとサクの別れの場面、泣けるよホント。電車の中で二度読んで、二度とも涙ぐんだもの。そして今もこれを書くために読み返しているのだが、やはり涙ぐんでたり(笑)。コユキもサクも「さみ〜〜〜〜」としか言わないのが、なんともぐっと来るんだよな。そして別れのあとのコユキの涙と、決意の顔。もうたまらんバイ。
 漫画賞に恥じない作品。いいから読んどけ。★★★★★

 実は昨夜、このレビューを書くつもりで11巻を読み返したのだが、そしたら最初から読みたくなってしまい、読まいでか!っつー感じで気が付けば3時過ぎ。いやあ、マイッタ。改めてカッコイイ漫画だと思う。「面白い漫画ない?」と聞かれるとなぜか真っ先に思い浮かばないのだが、しかしわしの中では今一番面白い漫画かもしれない。しかもこの漫画、月刊連載なのに週刊連載並のペースで単行本が出るのが嬉しい。あー、でも先月休載だったから次は9月かなあ。むう、待ち遠しい。
 ちなみに今月のOHPのオツアンのテーマは奇しくも音楽漫画だ。そらもう、BECKに入れるしかっ。

(発行日:2002/05/17)

 デカすぎですよ?

 咲香里「春よ、来い」
 んむ、なんだか気が付けばアッパーズで一番楽しみにしてるのがコレかもしんない。だいじょぶか、わし。それにしても、亜美の行動にはなんだか矛盾を感じないでもない。まあいいや。それよりも妹と先生の方はどうなっちょるんじゃい。

 柳沢きみお「THE大市民」
 美味し(笑)。いやあ、いいなあ。なんていうか、この期に及んでこういう漫画が描けてしまう氏は、すごいよな。欄外がまた面白いぞ。それにしても、なんでまたこの雑誌なんじゃろな。

 すぎむらしんいち「クローン5」
 面白い。いや、ほんとに。ドタバタしつつもしっかり話が進んでるらしいし。それにしてもハリウッドて感じだなあ。で、単行本はまだかいノウ?

 次号は6月4日。
 おおっ、グラビアは久遠さやか(龍騎のれーこさん役)ですってよ。だからどーした。

 買ったり買わなかったり。

 高橋幸慈「ゴルドオ」
 新連載。改名しましたか。ヤクザがゴルファーになる、って話になるっぽい。そういえばいつだったか、ヤンキーがゴルファーを目指すってな読み切り描いてましたな。増刊だっけか?ゴルフがマイブームなのね。押忍!ゴルフ部にならないことを切に願う。ところで女性の描き方が随分変わったなあ。自分で描いてるのかな?

 奥浩哉「GANTZ」
 なんと巨乳まで。今にも終わってしまいそうな怒濤の展開だなあ。ところでこの分だとあの二人は助からんのか。うむう。

 井上雄彦「リアル」
 戸川の中学生時代。なんだかベタだなあ。しかももちっとページ数がホスィ。ところで2巻はいつ出るのん?

 やはりもちっと華が欲しいな、とか思うな。

 山崎さやか、2冊目の短編集。これ探して本屋ハシゴしちゃったよ。4軒目でようやく入手。おかげで飲み会に遅刻したのはナイショだ。
 1冊目の短編集「ラブ・ゾンビ」が去年出たばかりで、そんなに短編あるんかいなあとか思ってたのだが、古いの新しいのとりまぜて全5編。デビュー当時とここ1〜2年のとじゃ絵柄が激しく違うので違和感があるなあ。

 「HOUSE」(2001年)
 なんだか執事がかの秋田先生とダブってしまった。しかし秋田先生には当然かなわない(別物だってば)ので、なんかイマイチという感じ。妹とやらもなんで出てきたのかよくわからんなあ。

 「リアル・サマー」(1994年)
 あとがきマンガによると、作者の体験を元にしているとか。青春じゃノウ。

 「間宮という女」(1994年)
 こういう女、いるねえ。あーアレだ。「春よ、来い」の亜美タンじゃないか。でもこの人が描くと、これまた雰囲気違うよな。それはともかく、この絵を見ると古谷実のアシスタントやってたっての頷けるね。っていうか、ソックリだよ、女の子が。今は全然絵柄ちがうけどさ。

 「しょぼテン」(2001年)
 麻雀マンガ・・・なのか!?近代麻雀掲載だったそうな。この人が麻雀雑誌なんて、信じられんなあ。しかもこれ描くまで麻雀ってものを知らなかったのだそうな。内容は、なんつーか面白いんだけどつまらん(なにそれ)。

 「妹よ」(2001年)
 今回一番この人っぽいと感じた作品。ちんこに興味を持った妹と兄の話。ありがちといえばありがちか。でもこの人ならではの視点が面白い。そういやルーシーに出てくる香奈を連想するね。

 そんなこんなで★★☆☆☆。
 なんつーか、良くも悪くもコレクターズアイテム的な一冊かな、と。ファンならとりあえず読んでおけ。ファンじゃないなら買ってまで読むほどのモンじゃないかなあ。ってさ、わしゃコレ、本屋ハシゴしてまで手に入れたってくらい、買う前は期待値高かったんだけどね。でも考えてみたら死ぬほどファンってわけでもないんだよな。なので、少々肩透かし喰らった感じ、というか、自分で勝手に盛り上がってたのかなあ。まあ、NANASEと東京家族はおもろいんだけどね。うーん。でも月末の東京家族も買う。

 あ、なんでイマイチかわかったよ。
 今回エロが1個もないのよ。「妹よ」もエロくなりそでならないし。ほかのも、「リアル・サマー」でちょっとチチを触るくらいか。いや、「NANASE」も「東京家族」も、エロがなくても面白いんだけどさ。でもこの人の描くエロを読みたいって欲求もあるわけでね。んー、たまにエロも描いてくんないかなあ。
 って、ナニモンだ、わしゃ(汗)。

(発行日:2002/05/30)

 遅ればせながら。
 表紙がジパングでねえ。毎度毎度モーニングだと思って買い逃しそうになるんだよな。サトラレ表紙にしれくれりゃすぐわかるのに。ねえ。

 佐藤マコト「サトラレ」
 ドラマ化だそうで。オダギリ・ジョー、鶴田真由ですって。オダギリは西山役かしらん。イメージ合うかもしんないね。
 で、本編は「サトラレの初恋」。以前クラスメートをぶっ殺すとか言ってた大槻翔。んむー、思念波は言葉と感情として伝わるってことらしいので、ビジュアルな想像は伝わらないんだよな。やあ、思春期の男の子、ビジュアルな想像まで伝わったらクラスメートも困っちゃうよなあ。しかしこのセンセは・・・(笑)。

 寺沢大介「喰いタン」
 寿司の中に空洞・・・ってくだりは覚えがあったのだが、まさかそんな小ネタを出すとは。寺沢大介侮り難し。しかし羊羹1個で大のオトコがボロボロ涙を流して泣くなんて・・・イカスね(笑)。

 木葉功一「クリオの男」
 バイクレースのやつ後編。こういう絵の迫力はスゴイやね。結末もよかったです。じんわり来ました。

 んむー。
 目次ページ「梅雨の長雨を乗り切る、ストレス解消法!!」→小林まこと「仕事をする。」・・・ほんとかよ(笑)。
 次号は6月19日(水)発売。

 2巻目。
 短編集みたいな感じなので気楽に読めるのがいいのだが、その分天狗やロボみたいな読み応えは得られないのが残念。でも相変わらず面白いし、なんせ大ゴマがいいねえ。特に144ページの、エンディングの場面。こういうコマがこの人のマンガに説得力を持たせてる感じがするね。なんだかよくわかんないけど。
 で、この巻、1巻ではまったく別物と思えたそれぞれの話が徐々に繋がってきてるんだな。や、だからどうしたってこともないんだけど、なんとなく。

 なんていうか、日常の中のしあわせみたいなものを発見するような楽しさがある。1巻のときはイマイチって書いたんだけど、通して読んでみると、黒田硫黄らしさがそこかしこににじみ出ててなかなかヨイ。ってのは多分洗脳されてきてる証拠なんだろうけどね。でも相変わらず初心者にはお勧めできない諸刃の剣。
 そんなこんなで★★★☆☆。

 国重と有野の話が良いな。あと、新婚の焼き茄子とビールの話。これなんかは想像と現実のクロスオーバーっぷりとかがいい。うむ、いいっ!(←そんなにか)

(発行日:2002/05/23)

 感想書くのはひさびさだけど、ちゃんと読んでます。
 いや、ちゃんとは読んでないな。読まないマンガが増えてきた。

 東和広「ユキポンのお仕事」
 これって、もしかして、サッカーの関係で韓国ネタなんすか?
 なんだか萎えちゃうなあ。

 南勝久「ナニワトモアレ」
 なんつーか、あまり真剣に走られてもつまんないよなあ、この漫画は。正直、誰が誰だかわかんないし。

 楠みちはる「シャコタン・ブギ」
 何をトチ狂ったか7年振りに登場。なんか相変わらずだなあ。っていうか、内容はわりとどうでもいい。ただ、時代考証(笑)がなんだかなあ。
 もしかして、湾岸飽きてきたんだろうか(←おい)。

 ロクニシコージ「すべてに射矢ガール」
 ついにあすみちゃんの矢の秘密が語られる。あの、ほれ、正面から直撃でちょうど右脳左脳の間でだいじょぶだった、とかってのあるけど、真横はあり得ないんじゃないの?まあ、マンガだからいいけどさ。で、お姉さんはたしかフォークがささってたと思うのだが、アレは・・・?
 次号最終回らしいです。

 阿部秀司「エリートヤンキー三郎」
 ついに他校との激突ネタが。しかし相変わらずバカバカしいなあ。相撲部の関と、自称副総長補佐の岩田がいい味だ。いや、岩田と関はレベルが違うな。岩田のバカっぷりは連載開始当初の河井のソレを凌いでいると思われ。その河井、相変わらずエコノミックサンダーをカマしているのにワラタよ。しかし話としてはいまいちかなあ。
 一番笑ったのは次号予告かな。

 こうのこうじ「カラコカコ〜ン」
 結構期待してたのだが、なんだか失速気味。やあ、単純な熱血モノにならないところが味なんだろうけど、読んでるとストレス溜るなあ。もうちょっとこう、それこそストライク出したときのような爽快感が欲しかった。
 んで別冊に戻るのかと思いきや、どうやらこれでオシマイらしい。単行本化はされるらしいが、うーん。

 天野明「MONKEY BUSINESS」
 最初2〜3話はハッタリが効いててよかったのだが、徐々にトーンダウンというか、スケールが落ちてってる感じ。や、トーンというかテンションはわざと落としてるのだろうが、なんとなくこの人の持ち味が生きてない気もするなあ。女の子は可愛いんだけどねえ。
 次号はもうちょっとテンション高い展開になりそだが、しかしなんだか中途半端なところで終わっちゃいそうな予感がひしひしと。好きな作家だけに、頑張って欲しいなあ(←偉そう)。

 辛口かなあ。
 次号はしあわせ団地掲載+「妹は思春期」新連載。むう。