ええ、二宮ひかるが載ってたから、ただそれだけのために買いましたとも!

 二宮ひかる「ハッピーバースディ」
 いいですねえ。この斉藤さんはいわずもがな「あの」斉藤さんですね。ふたりいるうちのチチのでかい方の斉藤さん。どうでもいいけど小松君はわしと誕生日がいっしょです。
 「ベイビーリーフ」は5月28日単行本発売。よかたよー。

 しかしこの雑誌、実ははじめて買ったんだけど、ラインナップがよさげな感じですな。「このマンガ、この雑誌に載ってたんだ!」ってのがいくつかありましたよ。来月も買ってみようかな。雰囲気はちょっと前のアッパーズに近いか。バイオレンスと萌えコメが同居するあたりとか。ウンチクっぽい作品か人間ドラマっぽい作品がひとつくらいあってもいいんじゃいなかなとか思うけどね。ターゲット年齢層があまり高くなさそうなので、こんなもんなのかなあ。
 巻頭の長谷川哲也って人、多分師弟関係なんだろうけど絵柄が原哲夫まんまですな。もちっとなんとかならんのかな。よけいなお世話か。

 また空いちゃいましたね。つーか3月は書かなさすぎ。いやー、この2週間くらいは鼻血が出るくらい忙しかったからなー。少し落ち着いたのでぼちぼち放出したいなとは思ってますです。はい。

 昼くろの方にかなり書いてるけど、「はじめの一歩」アニメ再放送が熱い!今日は最終回だったんだけど、さっき帰宅後録画してたのをみて大泣きしました。千堂、かっこよすぎ!あと、「ヒカルの碁」のアニメの方も終わっちゃいましたねえ。あれも泣けました。涙腺ゆるいよなあ、最近。

 大人気美少年棋士漫画(笑)。っていうか!この表紙の人は!!誰なんですか!!なんかもう伊角さんの整形手術以来、美少年のインフレ状態だなあ。まあいいんだけどさ。でもいずれ倉田さんまで美形になってしまったら、どうしよう!?

 本編は北斗杯予選の続き。連載追ってた記憶ではヒカルが負けたような気になってたんだけど、よくよく考えたらそれじゃ話が続かないよなあ。いやはやこの巻の越智と和谷はいいね。彼らだってヒカルに置いてかれて、何も期することがないわけがないモンな。
 あとはこの巻では社なんだけど、それ以上に重要なのは高永夏の言葉を受けて、ヒカルが熱くなることか。この辺が少年漫画らしくていいと思うですよ。
 そんなこんなで★★★★☆。

 どうでもいいんだけど、この間のアニメの終わりの方を見ててきづいたんだけどさ。「何でこんな強い子が低段にいるのよ」っていう女の人。このセリフってヒカルとの対局のときのセリフのはずなのに、塔矢との対局で出てきてて「なんで?」とか思ってたのよ。このセリフのあとにヒカルが扇子をならして「ビクッ」として「・・・ありません」ってのだよなあ、とか思っていたんだけど、さっきこの辺読み返してたら、この人、塔矢との対局もしてたのね。で、両方でまったく同じ反応をしてるっていう、そういう描写だったのね。つまり、ヒカルが塔矢と並ぶほどになっている、ということを表現してるのよね。・・・全然気づいてませんでした(汗)。すごいんだかなんなんだか。

(発行日:2003/04/09)

 IKKIの月刊誌化に伴い、コミックスも大判から通常のB6判に変更しましょうか、みたいなのがあって、その関係で1巻は大判で発売済みだったのが今回新装されて2巻と同時発売、ってなことになりました。あー、あれだね。キカイダー02を思い出すね。あそこまでのショックはないけど、本格的なファンはショックだろうなー。

 町蔵と鉄男の合作は少年ファイトの新人漫画賞の佳作に選ばれる。授賞式で鉄男は坂井大蔵と再会を果たすが…という感じでどんどん脂っこいところに突入。自分を傷つけるようにして生きる鉄男と、戸惑いながらも漫画を書かずにはいられない町蔵の姿、なんつーか青春と呼ぶにはあまりにも痛々しい感じでありつつ、いつもながら心臓鷲掴みにされるような漫画ですノウ。
 母親を気遣って一時は漫画を捨てた鉄男が、母の葬儀をきっかけに漫画に没頭し始める、ってあたりの雰囲気はなんとも言えん感じ。今IKKIで一番続きが気になる漫画ですな。
 ってことで★★★★☆。これまで彼女の漫画が苦手だった人も、これなら読めるかもしんない。

 ところで新装にあたり、帯にはマンガ家のコメントが寄せられている。1巻はなんと島本和彦。2巻は土田世紀。言わずもがな二人ともマンガ家、漫画を作ることをテーマにした漫画をかいているワケです。島本和彦のコメントはなんか笑えるなー。「こいつらの情熱には背筋が凍り付く!漫画界が怖くなってなんか逃げ出したくなってくるぜ!!」炎尾先生なら間違いなく逃げ出しますな(笑)。

(発行日:2003/05/01)

 世の中バトロワ2だとか、監督が亡くなったとか大騒ぎでしたが、そんな中マイペースな田口バトロワ。物語は終盤戦で、この巻では前半が防弾チョッキの織田、後半が灯台バトル。
 桐山対杉村もいいんですが、やはりこの巻は灯台の方でしょう。疑心暗鬼になって気違える様子がたまらんです。この場面て、ある意味この物語のキモですやね。それだけに聡美や幸枝の心情、もちっと詳細に描いてもらいたかったかなあという気もしますが、しかしこれはこれで。や、祐子ビジョンでの七原の描かれ方も素晴らしいし。
 ということで★★★☆☆。

 連載の方は最近追っかけてないのだが、あと4〜5巻くらいで終わりそうな雰囲気かしらね。田口氏にはぼちぼちこの勢いで、また別の濃い漫画を描いてもらいたいなとか思いますし。

(発行日:2003/04/25)

 今一番面白い雑誌だと思う。いろいろ充実してる。うむ。

 星里もちる「ルナハイツ」
 新連載。柱「コメディーキング星里もちる始動!!」、トビラのアオリ「女だらけの満室御礼コメディー!幕開け!!」トビラ作者名キャッチ「永久不滅のコメディーキング!!」とにかくもう、コメディらしいです。はい。そんなにかってー感じで。前作がサスペンス風だっただけに、コメディの星里もちるを期待する声も相当あったんだろうなあ。
 で、まあ内容はアオリの通りっぽいです。挙式前に念願のマイホームを手に入れた南條くんだったが、突然フィアンセに振られてしまって途方に暮れる。そこに酔った勢いで、会社の女子寮にすることを約束してしまって・・・って感じ。言っちゃなんだが、「オムライス」?とかちょっと思ってしまった。でもまあ、期待しないわけにはイカンでしょう。ねえ。

 土田世紀「ギラギラ」
 最近のトレンドのひとつらしいホスト漫画。原作は滝直毅。って、もう連載はじめて1年近くなるのか。銀座の女王をレフェリーとする公平と影士の戦いにピリオド。なんつーか、この辺ベタベタなんだけど、読ませるよねえ。

 高田靖彦「ボールパークへようこそ」
 んむー。いや、面白くなくはないんだけど、まだ期待値の方が大きいって感じ。これからなんだろうけどなあ。ちょっと序盤静かすぎ。ぐいっと掴んでくれないんだよな。肝心の主人公たる門前がいまひとつキャラが弱い感じがするし。好きな作家なのでがんばってほしい。

 安田弘之「先生がいっぱい」
 最初はどーかなーとか思ってたんだけど、だんだん面白くなってきた。あと、この人の描く女性はやはりエロティックだ。なんかね、思いっきり記号化されてるにもかかわらず魅力的だよな。篠原さん(さん付け)なんか、こんなカンタンなのに、いいよねえ。

 見ル野栄司「一身上の都合により。」
 ついにスペにまで来たか。でもまだ爆発力に欠けるかな。

 そうか、医龍が休みだったか。
 次号はあずみの映画の特集らしい。でもね、上戸彩っつーと、わしの中ではもはや種のプラモつくる変なお嬢さんという固定観念ができあがってしまっているのだ。だからどーしたってこともないが。
 その次号は4月25日発売。

 「ミックスアップ」という言葉を連想したのはわしでけではなかろうて。

 いやいやこのところの展開、面白いですよ。どっちが勝つのかわかんないし。それはそうと先週あたりはなんだか版画みたいな極端な陰影のつけ方してたりして、あれ?画風変わった?とか思ったんだけど、今週はそうでもなかった。評判悪かったのかしら。でもこの人はどんどん絵の描き方が変わる人だね。いいのか悪いのか。このままいくといずれ記号にしかならないような気がしてちょっと怖い。

 ここ最近のわしの雑誌事情。
 週刊誌、隔週、月2では毎号買ってるのがスピリッツ、ヤンマガ、モーニング、アクション、スペリオール、アッパーズって感じです。加えてときどきヤンジャン、アニマルあたりでしょうか。スピリッツは読まないマンガはまるで読まなくて、7割くらい。ヤンマガは買ってもほとんど読まないですねえ。三郎、カイジ、花みつ、バカ姉弟はとりあえず読んで、あとは読んだり読まなかったり。三郎以外は毎回掲載じゃないので、ハズレの号になるとほとんど読まない場合もあったり。モーニングも似たような感じ。アクションは最近おもしろいですね。東京家族目当てだったんですが、カモシカとわたべ淳なんかもいいです。スペリオールは今一番面白い雑誌。コラムを除いて全部読んでます。アッパーズは買うんだけどまるで読まないこともあったり。今日発売号で塀内夏子が連載はじめたので、しばらくは捨てないと思います。
 月刊、隔月だとIKKI、月マガ、エロティクスFと、ここ数回は快楽天にも手を出してます。IKKIは言わずもがな。月マガは以前も書きましたが曽田正人。エロティクスFは全般に面白いですね。IKKIとかぶってるところは多いけど。快楽天はこの間玉置勉強が読みきり描いてたりしたのでなにげに要チェックかなと。実用度は低いんですけどね、この雑誌。

 そんな感じ。なんか面白い雑誌ないすかねえ。