感想ひとつも書かないまま2月が終わってしまった。2月は逃げる、とはよくいったものだなあ。

日付項目期待値ひとこと
04/06南Q太「スクナヒコナ」(2)☆☆むう
04/07宇仁田ゆみ「トリバコハウス」(1)☆☆☆まずは
04/17井上和郎「美鳥の日々」(6)☆☆☆あれ?3月に5巻じゃなかったけ?
04/23貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」(9)もはや惰性
04/23とよ田みのる「ラブロマ」(2)☆☆☆☆うむ
04/23田丸浩史「ラブやん」(3)☆☆☆☆オネイニー?
04/23村枝賢一「仮面ライダーSPIRITS」(6)☆☆☆ちょっとさめてきたかも
04/24山崎さやか「マイナス完全版」(1)〜(3)☆☆☆☆☆延期かよ
04/24福島聡「少年少女」(4)☆☆最終巻かも
04/27あずまきよひこ「よつばと!」(2)☆☆☆☆☆たのしみだー
04/30ジョージ朝倉「平凡ポンチ」(1)☆☆☆☆ようやく

  地味に多いな。とりわけ23〜24日に集中してるのが。そして25日が土曜なので、IKKIとアフタも24日発売のハズ。うひー。

 どうしようもなく面白い。ジャンプは最近立ち読みすらしてなかったので、単行本がほぼ初見。
  話は、死神リュークが人間界に死神のノートを落とし、それを高校生の夜神月(ヤガミライト)が拾うところからはじまる。 死神のノート「デスノート」は、名前の書かれた人間の命を奪うノート。ライトはこれを使って、世界の浄化を目論むが・・・という感じ。 アイデアとか、その見せ方が非常にうまいよなあ。じっくり読んでて、吐きそうになるくらいおもろかった。続きが気になるなあ。

  そんなこんなで。ひさびさ・・・でもないけど、アタリ引いたなあ。★★★★★。

  ただこれ、小畑健の絵はたしかにいいんだけどさ。もしかすると絵がない方が面白いかも。リュークとか、想像に任せるほうがいいかもしんないよなあ。あと気になったのが、あれだ。悪魔のノートであるにもかかわらず日本語で書いちゃうとか、寿命とか名前とかも人間の言葉で見えてるとか。まあ、マンガなのでそこはそれ、って感じではあるんだけどね。
  あと、この話だと、あまり引っ張れないよな、というか引っ張るべきでないネタだよな。 せいぜい10巻程度、できれば5〜6巻でさくっと終わってほしい。あまり短すぎてもアレだが、無理に引っ張って、M○NSTERとか2○世紀少年みたいになっちゃうのも、ねえ。いや、見方はいろいろあろうけどさ。わし、これらはもっと短くあるべきだって思ってるのよね。
  どうでもいいことだが、バスジャック犯はアグネス仮面の尾崎に似ているな。

(発行日:2004/04/07)

 ってヤツなんですが。
 少年ジャンプあたりだと打ち切りの代名詞みたいなモンですが、そうかと思えばモーニングのBig Heartsとか、あるいはヤンマガの沙流羅とかみたいに忘れた頃に再開するのもあったりして。青年誌だと案外続いたりすることもあるようです。

 ときに今週のスピリッツ。
 あやうげなウワサの飛び交っていた山本英夫「ホムンクルス」がめでたく復帰、ヒラマツ・ミノル「アグネス仮面」もひさびさ登場。良い感じですな。

 で、そのスピの単行本広告を見て気づいたのだが、先日いきなり第一部完になってしまったコージィ城倉「ティーンズ・ブルース」。これ、なんと「7巻(完結)」って書いてありました。アオリで「衝撃の第一部完」とか書いてはあるんだけどね。むー。やっぱあれで終わりなのかねえ。
 対して曽田正人「昴」。こちらは堂々と「奇跡を越える第3部へ」とかあおってます。こっちこそあれで終わりかなあ、とか思ってたんだけど、続くのかな。いや、かなり中途半端だったのでぜひとも続き書いてほしいけどね。けど、しばらくは月マガのアレがあるしなあ。

 そんな感じです。結論とかとくになし。書きたかっただけなのよ。

  いやあ、おもしろい。
  なにがアレだって、「宣言」「証明」「延焼」の流れだよなあ。多くは書かんが、この辺の流れのバカっぽさにはしびれまくったな。

 そんなこんなで★★★★★。

  ただなあ。
  このあとの展開、あまり面白くないんだよなあ。こっからほんとにただの最強伝説になっちゃうのかしらね。 なんつーか、終始ぐだぐだするだけの黒沢さんでいてほしいよなあ。強くなっちゃったら、そんなの黒沢さんじゃねえよ。みたいな。

  今回の名言:「実物なし・・・!」

(発行日:2004/05/01)

  杉村 vs 桐山、ついに決着。
  読み進めるうちに、まさか原作と違う結果になるのでは!?という期待もあったのだが、最後はやはり。 ただ、この辺の展開は原作とは全然違うね。思えば稲田の死ぬ場面も違ってたわけで。 最初から最後まで電波なままだったもんな。 となればこの辺も違ってて当然なわけで。うむ。
 で、どっちがよかったかっつーのは好みだろうなあ。 原作では杉村は琴弾に撃たれて死んでしまうわけで。この辺の容赦のなさがよくもあるけど、救いがない点でもあるわけで。 対して今回の漫画版の展開は、ある意味救われてるよな。結果はともかく、これはこれでいいんじゃないかなあ。 まあ、救われてる分悲しくもあるのだが、イヤこの辺なんとも形容しがたいね。

  そんなこんなで今回はなかなかよかった。★★★★☆。

  いよいよ残り5人。
  当然このあとの展開も違ってくるわけで。とりわけ、桐山と相馬の絡みは楽しみだよなあ。いや、絡まないかもシレンけど(連載読んでません)。

(発行日:2004/04/25)