最近本屋に行く機会が少なくなってまいりました。

日付項目期待値ひとこと
08/05高橋のぼる「資格救世主てつんど」(2)☆☆☆これはこれで。
08/07IKARING「しまいもん」(1)☆☆☆☆これは。
08/17曽田正人「capeta」(5)☆☆☆☆うむ。
08/17コージィ城倉「おれはキャプテン」(4)☆☆☆むう。
08/23川畑聡一郎「S60チルドレン」(2)☆☆☆ふむ。
08/23佐藤マコト「サトラレ」(7)☆☆もしかしたら最終巻かも。
08/23ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(2)☆☆☆☆☆うひー。
08/30林田球「ドロヘドロ」(5)☆☆☆☆ぬう。
08/30ジョージ朝倉「平凡ポンチ」(2)☆☆☆はやいな。

  「しまいもん」は楽しみだな。まとめて読むとなかなか破壊力がある。 「資格救世主てつんど」高橋のぼる作品、「さくら子」が失速し、「ラン子」もほぼ「さくら子」だし、 とか思っていたらこんなところではっちゃけてたんだな。1巻読んで泣きそうになった。こうでなくっちゃ。
  「おお振り」楽しみだな。

  三宅乱丈初の短編集。スピリッツ短期連載の「王様ランチ」(2001年)、IKKIでの読み切り「ある日突然超能力者」(2001年)、 マンガ・エロティクスF掲載「マイママ」(2002年)、スペリオール増刊「格闘着」(2002年)、モーニング「言霊師」(1998年)、 同じくモーニング「ヘビースモーカーの息子」(1998年)、新マグナム増刊「肛門売ります」(2001年)、 モーニング「ウーさん」(2003年)を収録。いろんなとこで書いてるなあ。 IKKIの読み切りとか、新マグナムのやつとか、二度と読めないかもしれない、とか思ってただけにうれしいねコリャ。
  表題作「王様ランチ」は、顔面に食べ物を塗りたくることで性的興奮を覚えるという変な性癖を持った少年・享也と、 その少年のその変な性癖の元となった従兄弟・アキトの話。この人こういう変な性癖とか書くのうまいよなあ。 なんつーか、ちょっとアレっぽい話ではあるのだが、いかにも三宅乱丈って感じ。イイ。
  これは読まん手はないだろ。★★★★☆。

  三宅乱丈、今3本連載やってるね。この人が同時に3本も連載持つなんて、今までなかったなあ。 エロFの新撰組のヤツはバカバカしくて良い感じだ。まちこはエロいし。
  今気づいたのだが装幀がメチクロ氏だね。ってあまりよくしらんのだけど、今「ドロヘドロ」のフィギュア作ったりしてるよね。 わし、林田球とメチクロのコラボTシャツ買うためだけにメチクロ氏の個展に行ったことありますよ。 そこで本人らしき人にも声かけられた。なんつーか、いかにもな兄ちゃんだった。どうでもいいか。

(発行日:2004/08/03)

  面白ー。いやいや、無理があるとか思っていながらもしかし読まずにはいられない面白さだな。
  この巻ではいよいよ L が姿を現し、自ら捜査本部を指揮し始める。 一方の月(ライト)はFBI捜査官であるレイを始末するが、 レイの恋人であり元FBI捜査官である南空ナオミが殺人者キラの能力に気づいていることを知る。 まあね、冷静に読んでいろいろツッコミどころはあるのだが、それでも読ませるのは小畑氏の画力のおかげかもシレン。 や、前回は「文字だけの方が面白いかも」とか書いたのだが、これ、文字だけだったらアラばかり目立っちゃうかもな。
  それにしても L だ。これまで美少年風であることをにおわせておいて例によって落としてきたね。 このパターンは倉田のときと同じだ。いや、この L、これはこれでいいんだけどね。 ただコイツが第2話のようなカッチョいいセリフをしゃべってたのかとか思うと、なんだかなあ。

  で、この巻。★★★★★。何がいいって、月の親父の顔がサイコー。驚いた顔とか、疲れた顔とか。 この人の書くオヤジはいいよなあ。

  3巻は9月初旬発売。楽しみだ。

(発行日:2004/07/07)

  この巻は桐山 vs 相馬と川田の過去。桐山 vs 相馬は原作ではあっさりしてるのだが、 こっちは相馬さんが相馬さんらしさ全開な感じ。ただ、なんだなー。この辺はオリジナルの方がいいなあ。 あのあっけなさがね。なんつーか、相馬さんの過去については掘り下げすぎな感じ。 青年誌的サービスもあるんだろうが、ちょっとやりすぎだよな。
  で、この巻。★★☆☆☆。なんかね、オドロキがないんだよなあ。全部予定通りて感じ。うん。 なんつーか、イイ意味での「裏切り」がないマンガはつまらんね、やぱし。

  ともあれ、いよいよクライマックスに近づいてきた感じ。 最後までこの調子で突っ走ってほしいもんだ。

(発行日:2004/08/30)