5月はひさびさに書いたなー。
  といっても高々18件。この2年くらいの間ではMAXだったけど、全盛期(?)は月30とか40とか書いてたんだなあ。まあ、当時は本家から分かれてきて、cgiで書き始めたばかりだったので気合い入ってたわけだが。ま、これからはぼちぼちと。

  昨日、今日の検索さん、「キーチ!!」「7巻」「延期」とかでたどり着いた人が多かった模様。わしも昨日発売だと思いこんでいたので探しまくったのだが、どうやら6月発売に延期された模様。小学館サイトでは6/30発売になってますよ。ちなみにアグネス仮面も5月発売だったものが延期になった模様。こっちは連載再開と関係してるかも。6月にもラインアップされてないところを見ると、またしばらく出ないのかもなあ。

  レビューはまた今度っつことで。
  あ、黒沢6巻だけは読みました。ハウルの動く城っ……!!そりゃあ逃げるって。

  なんかどんどんエロい方に行ってるなー。 いやいやエロいのは歓迎なのですが。しかしちょっとエロ過ぎ。 なんかさあ、トビラでチチ出してたりちょっとなあ。
  で、肝心の話の方はというと、組合の飲み会で玲子とばったり会ってしまった睦月。 玲子からメールアドレスを渡されたのをキッカケにお互いに本心を打ち明けて、ひとまず和解する。 一方の麻美はモヤモヤしたものを抱えながら妻子ありの男との不倫を重ねつつも、睦月にも接触しつつ。 そして睦月と玲子のデートの前の日、睦月と麻美は二人で出かけることになってしまう。 玲子の中にまたわだかまりが……という感じかな。
  この一進一退な感じが恋愛ドラマとしてはもどかしいやらって感じでなかなかいい訳だが、しかしこういうの見てて主人公に感情移入しちゃうと、 「なんでそんなウソつくんだよー!!」 とか、ほんとにヤキモキしちゃうなあ。 読んでてヤキモキするってことはそれだけいい漫画ってことの証明なのだが。だがしかし。むむー。 ま、わしもアレだしなあ。て何よ。

  つーことでこの巻もなかなかいいですよ。★★★★☆。

  帯「漫画読み系ブログ・HPで五つ星続出!!!!!」ですって。 わしはいくつつけてたかなー、と読み返してみると、あいや4つですか。 しかし漫画読みブログで★で採点してるところとか最近多いんすか。 あ、あれだよな、amazonのオススメ度とかあるいはyahooブックスのレビューとか、★で採点してるか。 そんな感じか? なんかアレだなあ。まあいいか。

(発行日:2005/07/05)

  まんがライフオリジナルあたりで連載されているらしい宇仁田ゆみの漫画。 まんがライフとかっつーと4コマメインの雑誌かと思う(ほとんど読まないのでよー知らん)のだが、これは4コマではにゃい。 内容的にはお母さん・ちはる、お父さん・タロー、長女・ゆみ、長男・コタローの4人家族を、主にちはる視点で描いたほのぼの漫画。 ギャグでもないし恋愛でもないし。「ほのぼの」というジャンル以外の何者でもない感じ。 いやいや宇仁田ゆみはこういうのがほんとにしっくり来るなあ。 で、もう書くことないや。以上。 あー、いやホントに読んでてほのぼのして、ぼへーっとなる感じなー。
  つことで★★★☆☆。悪くはないが、こういう漫画って突出した部分が出にくいよなー。

(発行日:2005/06/17)

  むむ。ABJ(つー書き方はやや恥ずかしいな)はヤンサンではイラスト書いてたりするが、最近は漫画描いてないのかなあ、とか思っていたところへ本屋でたまたま見かけて購入。 ミステリーボニータ04年9月号から05年3月号まで掲載。そんな雑誌に載るとは思わんよなあ。 しかしまあ考えてみれば朝倉世界一もフィールヤングで連載してたりするのでそうでもないか。あまり関係ない?

  裏表紙から引用 「ふわふわな悪魔・ふわりんに、人の願いを叶える不思議な本をもらったキャベツ好きな少年・翼。 翼はその本で次々と人を幸せにしていくけど、彼自身の体にはなぜか奇妙なことが起こり始めて……!?」 『奇妙なこと』ってのはぶっちゃけ悪魔になっていくということ。 ありがちっちゃあありがちなのだが、しかし阿部潤らしいハートウォーミングなタッチがこのありがちな展開にほどよいスパイスとなっている感じか。 なんていうか、読んでて幸せな気持ちになる漫画ですよ。これがなぜボニータあたりに載ってたのかがいまいちわかりませんな。
  あとはまあ、翼の天然っぷりとか、ふわりんの可愛らしさとかを堪能すればおっけーかと(何が)。 いやいやこの人のマンガってのは大体そういう感じで楽しむもんじゃないかなーとね。

  ただまあ、漫画としてどうなのよ?ってことになると★★☆☆☆くらいかなあ。 読んで「……で?」って感じの人も多いだろうしねえ。 や、一般に薦めはしないって感じだけど、「The山田家」とか好きだった人は必読。 なんていうか、この人の描く女の子は非常にファンキーでかつかわいらしいと思う。

  しかしなんだなー。
  帯が「GLAY TERU 絶賛!」とかなのですが。 まあ雑誌のターゲットから考えるとこんなもんなのかなあ。よーわからんけど。

(発行日:2005/06/15)

  容赦ない…!
  エロスイム…!

  いやいや。
  仲根に男と見込まれ、仲根にたかるプロレスラーとの対決の加勢を頼まれる黒沢。 この巻、終始黒沢がすべてを持つ仲根と、なにひとつ持たない自分自身との比較をして、そんな自分を頼ってきた仲根を救えない自分を責める、という感じなのだが。 なんていうか笑える(笑ってる場合じゃない気もする)のだが、なんていうか自分と真摯に向き合って仲根に加勢することを選ぶ黒沢はある意味カッコイイ。 まあやってることは相変わらずなのだが、しかしこの思考自体はなかなかできることじゃないよなあ。 と、何度か読むうちに感心してしまった。黒沢、すげえ。
  すごいのはすごいが、漫画としてもすごいよなあ。★★★★☆。

  ただなあ。
  最初ほどのインパクトはなくなってきてるし、最近の展開を見ててもやや迷走気味な感じもするし、あるいは狙いすぎてるというか。 ま、これまでもそういうこともありつつ、あとでまとめてよむと意外としっくりくるってことはあったので切るつもりはないけどね。 でもこの先どこへ向かっていくのかってあたりが。読めないからこそ面白いのかもしれないが、不安もあるということで。

(発行日:2005/07/01)