ぶっちゃけ、なみえ大好きです。でももしかしたらねじめは読んでないかもしれません。
でもまあ、パインとアイドル地獄変。これだけでもかなり十分な感じです。
くわえてやはりこのスパル・たかし。
……や、これはちょっと狙いすぎかもなあ(えーっ)。
ローマのチマミレ闘技場を舞台に、新米剣闘士・たかしが!みたいに思わせておきつつ例によって全然関係ない方向に突っ走る、という展開が容易に予想できるわけで、まあそんな感じです。
これこそがなみえ。おれのなみえ。
しかしこれ、意外とメインの舞台から離れないよなあ。
あと、変な人が次々登場して、とかいうあたり、なんつーかアイドル地獄変とかの面白さとはちょっとかけ離れているかもしれない。
なんというか、このひとの漫画の面白さって、ある面でうすた京介と対極にあるんじゃないかなとかぼんやり思うわけですが、これはその「ある面」においてうすた京介に近い感触がある。
やー、まったくのわしの直感的なアレなので全然気にしないでもいいんですが、ぶっちゃけなみえくささにちょっと乏しい感じ。
んでももちろん面白いわけですよ。 当初、変な方向に持って行くためのキーキャラクタであったはずのあきながちょっとイマイチなのだが、しんいちとかじゅん子とかのサブキャラがうまい支え方をしている、って感じがしましたよ。 しんいちがたくさん出てくる回とか、寝言の回とか、かなりツボです。
そんなこんなで。
なみえ臭さに欠けるって点は正直マイナスなのだが、なにげに一番おもしろかったあとがき漫画に免じて★★★★☆。
無論「ロマンティック食堂」も買ってますが未読。会社において来ちゃったよ。 自席には明後日まで戻らない予定なのでこちらはまたいずれ。