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  待望の第4巻。表紙は藤田+恵比寿でエンボス加工の柄はボール。どちらも意外だった。

  心の過去の話や、恵比寿の魔法の正体がわかったり、カイマンの中の人かもしれない栗鼠が記憶を取り戻しかけたりとか、カイマンがニカイドウと別れて魔法使いの世界に行ったりとか。 どんどん話が核心に迫っていき、終わりも近づいている雰囲気もある。のだが、それでもマターリしている。それがドロヘドロ!

  中でも恵比寿の言動はイカスよなあ。煙に呼ばれて「ナンノヨウダ!」とか、「フタヲテンセンマデアケル。オミズヲテンセンマデイレル。」とか。もうたまらんね。
  そんなわけで恵比寿に免じて(?)★★★★☆。読まないヤツは人生の6%くらい損してる(微妙な)。

  今回も魔のおまけが充実してたなあ。この漫画、カイマンが主人公だと思うのだが、煙ファミリーに対する作者の愛が感じられるよな。 読んでて楽しい理由は、こういう作者の愛が感じられるからじゃないかな、とか思ったよ。
  あと、カラーページがちゃんとカラーで入ってるのがうれしい。

(発行日:2004/03/01)

 3巻目。表紙は心。
 マターリしつつも着実に話は進んでいて、ニカイドウとカイマンは魔法使いの世界に。カイマンの正体と思われる栗鼠という男が復活したり、能井とニカイドウが再び激突したりと読みどころも満載。ニカイドウの過去や目に十字の模様がある連中とか、恵比寿の正体とか、核心に近づきつつもコミカルで。つくづくイイ漫画だなあ、という感じ。
 加えてこの巻のオマケは、恵比寿。いやー、おまけに限らず恵比寿はいいよ。この巻は恵比寿に萌えずしてどうするかって感じで。ボス・クソ・カタス。

 そんなこんなで★★★★☆。

 ところでTシャツ買いました。いい感じです。おまけのカイマンのイラストは家宝にします。

(発行日:2003/08/01)

 待望の第2巻。
 ちょっと発売が早かっただけあって、5話しか収録されていない。が、ボリウムたっぷり。巻末オマケのほかに、今回は巻頭で4色の書き下ろしもあったりしてかなりお得な感じ。相変わらずワニ皮ライクな装丁もイカス。うーん、IKKIはこれのために買ってる感大きいよなー。

 内容の方はというと。
 リビングデッドデイにホールに現れた心、能井コンビとカイマン、ニカイドウがついに遭遇。激しいバトルを繰り広げる。で、カイマンの秘密、ニカイドウの過去って感じで徐々に話は核心に近づいていってる感じ。話も面白いんだけど、この展開速度が実に心地いい。IKKI月刊化ってウワサがあるけど、ドロに関しては隔月でいいんじゃないかなー。や、載ってなければ悲しいんだろうけどさ。
 で、前号のニカイドウがハァハァ言ったり手刀でオパーイがぷるんとか言ったりの回(←そんな内容じゃねえだろ!)まで収録。今号からまた新しい展開っぽいのでキリはいいね。あと、続けて読むと恵比寿の件も把握できたり。
 まあ、とにかくいいんですよ。取っつきにくい絵柄だけど、是非読んでいただきたい一冊。
 つーことでたまには豪勢に★★★★★。

 それにしても帯。

誰も知らない異形の世界
そこは餃子と魔法のパラダイス飯店!

 ・・・そんなマンガじゃねえだろ(笑)。
 いいセンスしてるなあ、まったく。

(発行日:2002/11/01)