海月玲二
2005-06-16(木)

無題

美しさを感じない自由というのもあるのではないかと思う.

何を美しいと感じるかが人によって差があるから絶対的なものはないよね,などという話ではない.美しいとか奥深いとか高度であるとかそういうのが無条件でよいものだとされるのが気にいらないという話だ.美しいものをよいと思うかどうかなんて朝食にパンを食うかシリアルを食うかという程度の違いだと思うのだ.

人間の可能性というやつを信じないことにしているので,才能を埋もれさせててもったいないなどという言説にどうも共感できない.正直誰が何をやったってそんなに大差ないような気がする.自分の好きなことをやりたいのに理不尽な理由で止められるのが納得いかないとか,だからそれに立ちむかいたいとかいう意見ならば理解できるのだが.本人が納得してるんならなんだっていいではないか.いいと思っているのは周囲の構造でそう思わされてるだけだからよくない,とかいう意見だとますます同意できない.周囲に思わされようが自分で判断しようが大同小異だろう.なぜそんなに自分の判断を自分でしてる感をありがたがるのだ.

【このトピックへのコメント】
  • bigarrow他人の意見に惑わされるな!
    という意見で他人を惑わすとは。あれ?
    (2005-06-17 00:45:55)
2005-06-20(月)

無題

踊る阿呆に見る阿呆などと言うが,同じ阿呆なら断固として見る阿呆のほうを選びたいと思う.それが学者というものではないだろうか.いやわたしは別に学者じゃないけど.

ちなみに学者と研究者は全然違う生き物なので注意が必要だね.

Ray's diary 2005-06-10 21:15「メタルサーガ」へのコメント:

クリアしますた.
もちろん引退とかじゃなくて,某を倒してセーブデータにマークをつけるほうね.

このゲーム,面白いか面白くないかと聞かれれば面白いほうの部類に入るんだろうけど,なんかもうちょっと惜しいような.雰囲気や小ネタなんかはそんなに文句はないんだけど,戦闘ゲームとしてのバランスがなんか全体に大味なんだよね.強敵に対するときなんか,全然勝てそうもないか楽勝かどっちかになる感じ.

すぐに気づく大きな問題は二点かなあ.まず,Cユニットと運転レベルの防御力への影響が大きすぎて,装甲タイルの存在意義がほとんどないこと.むしろ行動順が遅くなって不利な場合もある始末.

もうひとつは,レベルが上がるのが異常に早いこと.これは仲間をときどき入れかえて遊んでねってことなのかもしれんが,それにしたってあまりに極端な設定だと思う.

戦車の武装も単純に一列で強さがつけられそうな感じだし,賞金額と物価のバランスもちょっと変なところもあるようだし,うーん,もうちょっとじっくり作ってほしかったなーという気がする.まあ,ワイルドアイズ中止事件のせいで「とにかく発売にこぎつけなければ」というのが大きかったのかもしんないけど.

まあ,まだ倒してない賞金首とかいるのでもうちょっとだけ遊んでみる予定.

【このトピックへのコメント】
  • Ray's diary「Re:Re:メタルサーガ」賞金首も全部倒してみた.赤いのと龍はさすがに少々手強かったな.まだ40人抜きは試してないけど.バランス微妙な理由,もうひとつ考えた.世界の広さやダンジョンの数なんかに対して賞金首があまりにも多すぎ...(2005-06-24 18:39:50)
2005-06-22(水)

コピー機

ときどき「印刷」のことを「コピー」と言う学生がいてどうも不思議である.この世代で「ハードコピー」などという用語を使うとも思えないしなあ.もしかすると彼らは紙がガーっと出てくる大きな機械は全部「コピー」と呼んでいるのだろうか.

【このトピックへのコメント】
  • しば職場で超使ってます>ハードコピー(2005-06-22 23:27:21)
  • 海月玲二そらまあ仕事なら使うこともあるだろうけど.(2005-06-24 18:37:00)

Ray's diary 2005-06-21 22:35「Re:メタルサーガ」へのコメント:

賞金首も全部倒してみた.赤いのと龍はさすがに少々手強かったな.まだ40人抜きは試してないけど.

バランス微妙な理由,もうひとつ考えた.世界の広さやダンジョンの数なんかに対して賞金首があまりにも多すぎるんじゃないだろうか.もうちょっと減らして一つ一つを複雑にしたほうがよかったような気がする.

2005-06-28(火)

アンケート

学生に授業評価のアンケートを書いてもらうよう言われた.でも,あんなめんどっちいマークシートをわざわざ書いてくれる学生ってだけである程度バイアスがかかってると思ったよ.授業に興味ない学生とかはそもそも途中で帰っちゃうし.

2005-06-28(火)

無題

実際のところ何かを論証したくてものを言うやつなんてほとんどいなくて,真理かどうかはどうでもいいのだと思うのだな.論証してる「気分になれる」という一点のみが重要であると.だから批判も建設的な批判とか論理的な批判とかそういうことはどうでもよくて,批判の強弱だけが問題なんだろう.許容範囲の弱さだったら許すし,そうでなければヤミクモに反発するというだけ.

と例によってこのへんを見ながら思った.不幸にも頭がよく回るひとって大変だね.