最近,「飯を食っている間に流しておくもの」レベルとしても地上波テレビがあまりにどうしようもないので,Raspberry Piを買ってきてテレビに接続し,xbmcを使ったメディアセンターにしてみた.Piをこの手の目的に使うためのディストリビューションはいくつかあるようだが,適当にOpenELECを選択.SDカードにイメージファイルを書きこむのも全自動だし,特殊な設定もなく普通に起動してaddonとかを適当に入れるだけである.超簡単だ.
念のため,advancedsettings.xmlで動画再生用のバッファを大きめに取る設定だけはしてみた.あと,ときどき日本語のファイル名を使うこともあるので,日本語の表示ぐらいはしたいのだが,使用フォントの置きかえはちょっと面倒だった.OpenELECはルートファイルシステムをイメージファイルからRAMディスク的なものに展開する仕組で,基本的に書きかえ不可なのである.フォント置きかえ程度でビルドしなおすのも面倒だ.しかたがないので,適当に軽そうなスキンを入れて,そこの使用フォントを置きかえることにした.デフォルト以外のスキンは(書きかえ可の)ユーザーデータ領域に保存されるので,中身の置きかえが可能である.
さすがにUIの動作はやや重いが,まあ再生自体は普通に動くのでしばらく使ってみようと思う.特に写真の表示がかなり重いのだが,なんとかならんもんかなあ.
ところで,最近はPCでもよくxbmcを使っている.こいつはネットの動画や音声を再生するためのaddonがやたらに充実していて,外国のニュースとか見放題である.実に便利だ.