ナポリを見たので,あとは死ぬだけである.
いや,そもそも件の名言はナポリのどの景色を差して言っているのか知らんけども.とりあえず丘の上から眺めた景色はそれなりにかっこよかった.
そもそも今回は飛行機(easyjet)に乗りに来ただけなので,散策したと言っても2〜3時間程度である.実はryanairのバーリ→マルタ便というのも存在しており,これにすればわざわざナポリまで行く必要はなかったのだが,こっちはちょっとスケジュールの都合で避けたのだ.
ナポリにはそんなに観光客は多くないようだった.みんなカプリ島だのアマルフィだのに移動しちゃうのかな.ナポリはナポリで旧市街は広いしいろいろ凝った建物もあるし,またいつかちゃんと見たいと思う.
まあ確かに,なんか建物は薄汚れてるし,観光客があんまり安心できなさそうな,スリぐらいは出そうなアトモスフィアがあるのも事実ではある.特に,鉄道中央駅の周辺はすごくアレな感じだ.あのあたりだけ,通りに屯してる人達がほとんど黒人なのも,どうも気になる.別に何をされたということもないのだが.朝起きてみたら,駅前のでかい広場が青空モスクと化していた.もともと住んでたイタリア人はどう思っているのだろうか.
せっかくナポリに来たので,ホテルの人におすすめの店とか聞いてピザを食べてみた.さすがになかなかうまくて満足.うまいピザというのは要するに,生地やトマトソースがもともとうまいのだ.具がチーズだけみたいなピザってあるけど,あれは,あれでもうまいから成立するんだな.あと「コーラは本場のピザにも合う」という事実を知った.地元の人も普通にコーラ飲んでたし.