海月玲二
2018-07-16(月)

無題

しばらく前から,あちこちの大学でICカード型学生証を使った出席管理システムというものが使われるようになった.なんか端末に学生証をかざすと出席がつくというアレだ.出勤を管理したりするやつと同じだと思う.

ただ,大学の場合は,「授業の最初と最後の両方でチェックできるようにする」という機能が必要なのではなかろうか.つまり,「遅刻せずにちゃんと来た」ということとあわせて「途中で勝手に帰らずに最後までいた」ということもチェックしないと,大学の出席管理としては不十分な気がする(そもそも出席をわざわざチェックすべきなのか,というのは別の問題だ.「チェックしたいんなら,両方要る」という話).

学生というものは,可能なら帰ろうとする傾向にあるからな.仕事してる人達とは違うんだ.じっさい,以前からこの「出席チェッカーにカードを認識させて,すぐ教室を抜け出す」という行動を表す学生用語が存在するようである.

2018-07-31(火)

無題

むかしは,Raspberry piで何かしようと思ったら,適当にコマンドを組みあわせたりスクリプトを書いたりする必要が少なからずあったものである.しかし時代は変わり,今ではいろいろな用途に応じた専用ディストリビューションの類があれこれと公開されているし,それをダウンロードしてきてインストールするメニューみたいのまで整備されている.まことに便利になったものだ.たかだか数年のことなのに.

3年ぐらい前に監視カメラを作ってみたとき,なんかmotionとかいうソフトをコマンドラインから動かしたり,Raspberry piのカメラインターフェースに対応したパッチを適用してみたり,いろいろやってみた記憶がある.しかしながら,(3b+を買って古い2が余ったので)今もう一度作ってみようかと思って調べてみたところ,motionEyeOSとかいう,もうなんか「インストールするだけでwebインターフェースで操作可能な監視カメラができちゃう」的なものが公開されていた.バックエンドは同じくmotionを使ってるので,まあ同じといえば同じなのだが,今のほうが超絶に楽である.

なんというか,機械を「ただ使うだけ」であるなら,ユーザー層が厚いところを選ぶに越したことはない,ということだ.