しばらく前から,あちこちの大学でICカード型学生証を使った出席管理システムというものが使われるようになった.なんか端末に学生証をかざすと出席がつくというアレだ.出勤を管理したりするやつと同じだと思う.
ただ,大学の場合は,「授業の最初と最後の両方でチェックできるようにする」という機能が必要なのではなかろうか.つまり,「遅刻せずにちゃんと来た」ということとあわせて「途中で勝手に帰らずに最後までいた」ということもチェックしないと,大学の出席管理としては不十分な気がする(そもそも出席をわざわざチェックすべきなのか,というのは別の問題だ.「チェックしたいんなら,両方要る」という話).
学生というものは,可能なら帰ろうとする傾向にあるからな.仕事してる人達とは違うんだ.じっさい,以前からこの「出席チェッカーにカードを認識させて,すぐ教室を抜け出す」という行動を表す学生用語が存在するようである.