Ray's diary

どうも大変不愉快である．

まず第一に，今期の旅行は中止せざるを得なくなりそうだ．昨日，うっかり雨に濡れた道で転んで肩をひどく打ったのだが，なぜかしばらく時間がたっても痛みが引かない．病院に行って調べてもらったら，なんか右肩を少し骨折していたらしい．

さすがにバックパックを背負えないのでは旅行にならん．着替えすらままならないしなあ．というか，なるべく固定しといてくっつくのを待つわけだから，そもそも無理して動かしたらあかんのだろう．

もう一つ．俺の勤めている某学校には，「期末試験を休んだ場合でも，診断書とかなんか説得力のある説明がある場合，追試を申請できる」という制度がある．そして俺の担当クラスには二人ほど申請があったので，今日わざわざ片道一時間以上かけて学校に行ったわけである．

そしたら，その二人の両方とも来やがらねえ．全くの無駄足で，そのまま帰ってくるはめになった．たいして来る気もないんだったら，最初からわざわざ申請するんじゃねえよ．昨日医者の人に「明日ちょっと仕事で都合があるのでなんとかなりませんか」とか言って，固定用のバンドをわざわざ今朝急いで調達してもらったのに．追試用の問題を確認したりするのだって別に自動じゃねえんだぞ．

もちろん，帰りに駅についたら，たまたま一番待ち時間が長いタイミングだった．実に何もかもうまくいかん．こういう時は何か無駄遣いとかすべきだろうか？ でも，すでに旅費5万円ほど無駄になってるしなあ．

旅行に行けなくてツマランのでプログラムを書いたりしている．

まあこのアプリは，昔作った簡単ランチャーNoTouchLauncherを現代の環境で作り直したものなのだが，わりと別物のコードになってしまったので，もう別のアプリにした．しいて違うところを言うと，

• マテリアルデザインっぽい見た目
• キーボードショートカットを設定できるようになった
• 長押しが「アプリ詳細画面を開く」固定になった（今は詳細画面からGoogle Playに飛べるので）
• アプリの追加削除を自動で認識しない（手動でリロードする必要がある）

最後の制限はアレだ，なんか知らんけどOreoから「暗黙的Broadcastに対するReceiverを勝手に作っては駄目」という制限が増えたからどうしようもない．そもそも「重くなるから，よくあるBroadcastに対していちいち処理をするな」という話なので，アプリの追加削除ごとに自動で何かする，ということ自体がご禁制ということなんだろうしなあ．

あと，Kotlinで最近使えるようになったcoroutineというのは便利で驚いた．単に非同期にViewを更新したいとかなら，もう全部これでいいな．むかしAsyncTaskとかいう面倒なやつでboilerplateをいちいち書くはめになったのとは随分変わった．

前から悩んでいた「候補表示が出るたびにぴょこぴょこ画面が上下する問題」であるが，「候補表示をいちいち消さない」という方向で解決してみた．どうだろうこれ．最下行をIMEがずっと確保しつづけるとかDOS時代かよ，という気もしないでもない．

AndroidのIMEフレームワークでは，CandidatesViewを自由な場所に表示することは不可能のようなので，一般PCのIMEみたいな動作にするには，PopupWindowで自作するぐらいしか方法がないようだ．でも，現在カーソルがある場所を画面上の座標で得る方法が思いつかないので（これも無理かもしれない），これだと結局入力中の場所にかぶってしまう可能性があるんだよなあ．

あと，Honeycomb以下を切り捨てたので，ついでにエラーログだとか個人辞書エクスポートだとか，その程度のことで「ストレージ」権限を要求するのを止めた．4.4以降なら，プライベートディレクトリの読み書きは権限が要らないし．

……ICSとJellyBeanはどうなるんだ，と思った君は正しい．たぶんこの二つの機能は動かないはず（個人辞書のインポートや，外部辞書の読みこみは可能だと思う）．もしICSやJellyBeanでSKKを使ってて，個人辞書のエクスポートとかできなくて困る，という人がいたら連絡してください．権限を復活させます（Marshmallow以降なら，オンにしなきゃすむ話だし）．

おまけとして，音声入力で候補が複数ある場合はちゃんと選択できるようにした．じっさい使ってみてわかったけど，長文入力のときは音声入力ってすごい便利だな．あとは個人の発音の癖を学習してくれると最高なんだけど，残念ながらAPI的にそんなのがない．というか，学習するには，その場で訂正してフィードバックする仕組みが必要だろうけど，どういうインターフェースだったら使いやすいだろうか．いちいちEditTextのダイアログが出たらやっぱ面倒かなあ．