海月玲二

darktableマニュアルは,なんかmarkdownで書いたのを変換してpdfとかwebページにしたりする仕組のようだ.せっかくだから訳したぶんだけでもpdfにしてみようかと思ってちょっと説明を読んでみたけど,なんかweb関係のシステムをかなりあれこれと入れないと動かないことがわかった.うーんめんどくさい.

まあパッケージシステムに任せるだけではあるが,滅多に使わないパッケージが大量に入るのは管理しにくくてやだなあ.

翻訳のほうは,utility module関係も少し増やしてみた.こまごました機能もちゃんと説明を読んでみると意外に気付いてないことがあるもので,クリッピング警告の下閾値はsRGB想定の場合もっと下げていいとか知らんかった.どうも,普通に見わけられる暗さなのにアンダークリップ警告が出るなあと思ってはいたのだ.印刷しても大丈夫な想定のデフォルト値なんだろうか.

あと大物としてはマスク関係とかカラーマネジメント関係とかちゃんと読んでおきたい.

2021-01-31(日)

無題

最近,ちょっと興味があって,Youtubeで開催されていた統計学関係の勉強会みたいなやつを見てみた.

板書やスライドを使って話をするとか,聞いてる人からの質問を受けて話をしたりするとか,大学関係でやってるようないわゆる「勉強会」的な雰囲気はオンラインでもだいたい再現できていて感心した.やはり「参加者が興味を持っていて積極的に参加している」という条件なら,オンラインでも既存の技術を組み合わせてなんとかなるようだ.今回見たやつでは,話す人がVtuber的技術にも精通しているおかげで,物理的にやるよりむしろ便利な面すらあった.

それはいいんだけど,これさ,もしかすると,もっと技術的敷居が下がれば「勉強会とか講演会とか学会とか,情報交換や議論が目的の会を物理的に開催する必要はない」ということだよな.いずれ「学会参加の旅費なんか出さなくていい」とか「研究会に参加するぐらいで一日勤務先を空けるな」とかいう話になったりしないだろうか.「新幹線が開通したので,東京〜大阪の出張で宿泊が認められなくなった」という話の延長なのかもしんないけど.

いや,俺自身は,もうその手の会には関係ない人種なので関係ないことだけども.大学の「授業」については,そういう話ではないしオンラインで完全に代替することは不可能なのだ.