海月玲二

darktableに最近追加されたcolor calibrationとかいうモジュールであるが,こいつの説明を例によってAurélien Pierre氏が書いてたので,日本語にしてみた.これまた例によって画像は入ってないので,原文で見てね.

まあアレだ,俺はカラーチャートなどというものは持ってないので,紹介されてる新機能がリリース版に来たとしてもあんまり関係ないか.読んでから思ったけど.というか写真の色が少々変でも,もともとそんなに気にしてないかもしれない.カラーグレーディングしようとか考えたこともない.形がちゃんと写ってないとか,なんかピントが合ってないとか,つぶれてる部分があるとかは,それなりに気になるのにな.色彩感覚低い.

ところでこのdarktable日本語訳シリーズは誰か興味持ってるんだろうか.いやもともとは俺が読みたくて結果として日本語版ができてるだけだから,誰も読んでなくてもできるんだけど,公開する必要があるかは微妙である.べつに読みやすい体裁に直す予定はないし.

2021-03-13(土)

無題

最近は試しに,日常的に写真を撮るときにRX0のRAWで撮ってみている.つまり携帯電話のカメラで撮るような場面の話だ.

darktableがだいぶ使いやすくなって,普通のどうでもいい写真をちょこちょこ現像してもさほど大変ではなくなった.というかpixls.usのひとたちが上げてる動画とか見てると,一枚一分かからず処理したりしててびっくりする.

というわけで,日常的な写真でもRX0のレンズとかRAW現像の暗部復活能力とかの恩恵を受けられてよかったねという話なのだが,画像転送方法の問題が残った.つまり,携帯電話でなんでも完結させるスタイルと違い,撮影した画像をなんとかしてPCに転送する必要があり,これがメンド臭い.あとカードやケーブルをいちいち抜き差ししてると,その耐久性的にもどうも気になる.旅行写真だけ現像してたときは,年数回しか転送しなかったので気にならなかったけど,普通の写真も現像するとなると,もっと頻繁に転送したい.

そこで,wifi転送を使ってみることにした.sonyのカメラは,本来MTPプロトコルを使ってwifi経由で転送できるはずなのだ(canonとかnikonとかのでもできるらしい).ただ,基本的にはwindows用の何とかいうソフトを使う必要がある.

日常的にはlinuxしか使っていないので,airmtpなるソフトを使ってみたところ,RX0でも問題なく動いてくれた.これはわざわざGUIを出さなくてもコマンドラインでも使えるので,そういう意味でも便利だ.めでたしめでたし.

なお,これを使うには一回だけどうしてもsonyのwindows用ソフトから接続する必要がある.俺が理解した限りでは,どうもsonyのカメラは何とかいうID的なものが設定されてないとwifi転送が機能せず,これを設定するためのやりとりは非標準的で情報が開示されてないパケットになっているらしい.しょうがないのでそこだけsonyのソフトで処理すれば,あとは別に問題なく動作する.linuxからこの設定をする方法も開発されているようだが,RX0では残念ながらこっちはちゃんと動作しなかった.原因はよくわからない.