海月玲二

画像を見ているときに、ソート順を覚えていなかったりとか最後と最初の間をスワイプで行き来できなかったりとかが微妙に不便に思えたので、ちょっと直した。

しかし2年ぶりぐらいに触ったので、ほんとちょっと直したいだけなのにいろいろと修正点が増えてて大変だった。Android Studioやらgradleやらのバージョン、ライブラリのバージョンなんかがことごとく上がってるし、前は問題なかった書きかたがいくつもdeprecated扱いになってて「直せよな」マークがいっぱい出てきた。

いやまあ、別に文句を言いたいわけではない。むしろ、ソフトウェアというのはこういうものなのだ。ユーザーとしては同じことをしたいだけでも、時代が変わるとあれこれ修正しなければならない点が必ず出てくる。この点については、Googleが特に邪悪だというほどのことはない(その他の点については知らん)。

この話をいつものように大学に対する文句につなげておくと、大学でソフトウェアシステムを発注するときに、「一定の金額を払って完成品を納品してもらっておしまい」という形態の契約になっているのはおかしいのだ。ソフトウェアシステムを発注するというのは、すなわちサービスを契約するということとほぼ同義だ。定常的に予算が必要なんだよ。どうでもいいが普通の企業でもこういう間抜けなことは起きてるんだろうか。

しかしRMSの人はずいぶん先見の明があったことだと思う。俺は90年代でもソフトウェアというのは完成品を入手して終わりだと思っていた。