ログイン
海月玲二


最新ブログ

2024-09-18(水)

無題


しばらく前に「PCを新しくしたらときどきフリーズして困る」みたいなことを書いて、AndroidStudioがあやしいみたいなことを書いた気がする。でも、別にあれを使ってないときでも落ちる場合があったし、なんならXWaylandが動いてないときでも落ちるときは落ちた。別にAndroidStudioは関係なくてヌレギヌであった。

さらにその後、debianのかわりにubuntuをインストールしなおしてみたところ、全くフリーズしなくなった。つまり、結局のところ「debianの現バージョン(bookworm)ではRyzen 8000Gシリーズに完全には対応していない」ということのようである。ubuntuの現バージョンは今年の4月に出てるので、もうちょっと新しいから対応できてるのだろう。

debianを使ってる間は

あたりの回避策は全部試してみてダメだったので、おそらくmesaとかのグラフィックスドライバが古い、というのが原因ではないかと思う。なにしろどういう条件でフリーズするのか全くわからないから単なる推測だけど。ヘタに中途半端に動作はするからよけい面倒なんだよな。

でも長年debianだけ使っていたせいで、ubuntuはパッケージ構成の常識がよくわからなくて使いにくい。来年debianの新しいのが出るだろうから、そうしたら入れなおそうかな。



2024-09-10(火)

無題


なさけない話だが、今回は帰国直前にイスタンブルで詐欺にひっかかってしまった。イスタンブル市内交通は主にICOCAやSUICAのようなICカードを使って乗るのだが、これにチャージするための機械でやられた。具体的には、

という手順である。つまり、メールとかで「ここをクリックすると手続きできるよ」みたいにリンクを貼る系の詐欺の物理版みたいな感じだ。後から考えれば、知らん奴が機械を勝手に操作してる時点でおかしいし、妙にせかすような物言いなのも明らかに怪しい。しょせん交通系カードのチャージ機なので被害額は数千円なのだが、ひさしぶりにやらかしてしまったので非常に悔しい。

トルコで話しかけてくる奴の大半は、単に親切な奴か単にヒマで話しかけてみただけの奴なので、完全に油断してたところ、最後にひっかかってしまった。よく考えたら、イスタンブルの空港に向かう途中などは、詐欺師の狩場としてはこの国でトップレベルだろう。帰りの飛行機に乗らなきゃいけないから焦ってるしな。だいたい、地下鉄で空港まで行けるようにしたんだったら、空港線についての案内は詳しく書いておいてほしい。値段をはっきり書かないのは、どんどん値上げできるようにするためか?

というか、そもそもイスタンブルの地下鉄とかバスとかは、どうもクレジットカードのタッチ決済でそのまま乗車できるような感じだったので、短期滞在でわざわざICカードを使わなければよかったかもしれない。じっさいアンカラやブルサの市内交通では全部クレジットカードで直接乗ってたんだよな。



2024-09-08(日)

イスタンブル


イスタンブルには15年ちかく前にも一度来ている。
しかしここまでうじゃうじゃ猫がいただろうか? 前回もけっこう猫の多い町だなとは思った気がするけど、今回はとにかくやたらにあちこちで猫をみかけた。イスタンブルでは町をあげて犬猫の保護には力を入れているそうだが、普通に数が増えてるんだろうか。
それはまあ犬猫と暮らすのはいいものではあるが、あいつらは結局人間ではないので、散らかしたり汚したり人間にとってよけいなこともけっこうやってくれる。そういうのは全部受けいれて町を運営する、というつもりなんだろうか。日本では確実に無理だと思う。細かいことが気になる人の比率が高すぎる。
というかアンカラやブルサと比較しても明らかに猫が多い気がしたんだよね。

あと今回は、無計画に散歩していたら途中で気力体力が尽きそうになって大変だった。そういえばイスタンブルの町は急坂が多くて大変なんだった。喫茶店でお茶を飲んだりして休憩すべきだったか。
途中で観光名所に入ったりせず、延々歩いてたのもよくなかったかもしれない。なんか最近はイスタンブルの観光名所の入場料(外人料金)が無茶苦茶に上げられたようなので、そういうの入る気にもならなかった。ガラタ塔とか再建なのに30ユーロとか無茶すぎない? そういうのはペトラ遺跡とかボロブドゥール遺跡とかそのクラスだけに許される値段だと思う。

そういえば、今年は凶作だかなんだかでオリーブオイルが高騰しているけど、産地ではどうなのかなと思って、スーパーに行ったときオリーブオイルコーナーをのぞいてみた。そしたら普通に1Lで1500円相当とかの値段がついてて、生産国でこういう値段なら日本で少々高くなっても全然おかしくないかんじ。
でもよく考えたら以前どんな値段だったのかわからないな。




2024-09-06(金)

マルマラ海航路


前回ブルサからイスタンブールに移動したときは、途中ヤロワなる町から船に乗ったような覚えがある。しかしちょっと調べてみたところ、そもそもマルマラ海のイスタンブール周辺にはけっこういろいろと船の定期航路があるようだ。そこで、今回は別ルートの船にしてみた。

ブルサは別に海沿いの町ではないが、「ブルサのフェリーターミナル」と呼ばれている港が存在する。ブルサの中心部から北に25kmほど行ったところに小さな町があって、そこからイスタンブール中心部への船が出ているのだ。ヤロワはもっと倍以上遠くて、普通にバスターミナルから長距離バスに乗る必要があるのだが、この町は近いので、途中までは地下鉄で、そこからは市バスで行く。まあ、ブルサの港と言えないこともない。関空を大阪の空港と称するよりはいくぶんマシだ。

注意すべきは、その北の港は面倒なことに2つ存在するという事実だ。ムダンヤと呼ばれる地区と、ギュゼルヤルと呼ばれる地区に1つずつ港があるのだ。しかも両方から、別の会社がそれぞれイスタンブールまでの船を出しているようである。
そして地下鉄の終点駅から乗るバスももちろん2種類ある。地下鉄駅から来る場合、ギュゼルヤルのほうが手前にあるので、ムダンヤまで行きたいのに間違ったバスに乗ってしまった場合はご愁傷さまである。4kmほど歩くことになる。
俺らはというと、ギュゼルヤルまで行くつもりでムダンヤに行くバスに乗ってしまったので、幹線道路の途中で降りて、残りを歩いた。この場合、歩く距離は1kmもないので大きな問題はない。海に向かった下り坂なので、けっこう眺めもよかったりした。

だいたいこの手のマルマラ海を移動する客船は「フェリー」とか呼ばれているけど、今回乗ったやつはどっちかというと日本語では「高速船」と呼ぶんじゃないかと思う。車は乗れないやつだった。




2024-09-05(木)

ブルサ


ブルサの町といえばイスケンデル・ケバブが名物ということになっている。これは前に来たときの日記に書いたやつで、薄パンの上に肉をのせてトマト系ソースをかけ、ヨーグルトを添え、最後に溶かしたバターをかけた料理だ。このときの肉は「ケバブ」というぐらいなのでいわゆるドネルケバブ的な奴なのだが、ケバブではなくトルコ的肉団子を使うバージョンも存在し、ピデリ・キョフテと呼ぶ。

というわけで、今回はピデリ・キョフテのほうを食べてみた。今回全然まじめに下調べしてこなかったので、てきとうにgoogleマップで調べた店に入っただけである。でも味は悪くなかったし、なんかすごい狭くて雰囲気のある店舗だったし、お値段もリーズナブルだったしでけっこうよかった。あとイスケンデルケバブにはつきものらしい、シラとかいうブドウの飲み物もちゃんと置いてた。

前回と変わったところその2は、バスターミナルまでトラムが開通してたことである。トラムや地下鉄は単純なので、どこへ行くのか悩むことがなくて楽だ。このトラムはごく最近できたらしく、前回は影も形もなかった。なんか普通に市バスに乗ったような記憶がある。

前回来たときにはあまり観光らしい観光もしていないので、今回はちょっとだけ散歩したりもしてみた。市場を見物したり、丘に登って町を見わたしてみたりとかその程度だけど。
途中、なんかY氏が女子中高生にやたら話しかけられていた。話しかけられていたといってもたいしたことではなくて、あいさつして、日本から来たとかちょっとしたことを話したぐらいでおしまいである。いったい何がしたかったのかよくわからない。学校で「外国人観光客に話しかけてみよう」的な課題でもあったのだろうか? 日本人だと答えたらきゃーきゃー言ってたのは、最近すっかり日本人が珍しくなったからかもしれない。




2024-09-01(日)

アンカラ


テッサロニキから東に向かい、イスタンブール空港でY氏と合流したあと、なんとなくさらに東へ向かってアンカラを訪れてみた。
いやけっこう遠かった。なんとなくで行く距離ではないな。

ここには古くから集落があるとは言え、トルコ共和国で突如首都になってから急激に成長してるし、大規模な都市計画で整備されてるし、ほとんどの地区で建物が整然と並んでいて計画都市系の風情がある。
でもいちおう、中心部に旧市街らしき見た目のエリアがあることはある。これは近年大規模に修復しているようなので、元の旧市街の形を保っているかどうかは定かではない。丘の上にあるアンカラ城まで登ってみると、周辺の家屋が明らかに修復中だったり、修復前のものと後のものが並んでいたりするのでよくわかる。
俺たちはアンカラ城〜旧市街エリアに正門ではなく裏の公園のほうから入ったので、アンカラ城のイマイチ整備されてない部分に入ってしまい「?? これのどこを見物するのか?」と悩んだりした。中心部の整備されてるほうの部分はちゃんと周囲が見渡せるようにできてて、いかにもな観光名所である。帰るころになって初めて、正門のあたりはちゃんとおみやげ屋や観光客向け飲食店が並んでいることに気付いた。
裏のほう(Ulus駅あたり)からアプローチすると、途中に庶民的な商店街もあってわりとおもしろいので、実際けっこうおすすめ。坂がきついけど。

見渡せるといえば、町の中心からちょっと南に行ったところにあるAtakuleなるショッピングモールが、展望塔がついてておもしろかった。高台にあるので、塔に登ってみるととても景色が良い。ただし、入場料は展望デッキに入るだけでも2000円近くした(さらに展望レストランに入るのは別料金らしい)。
ここは坂の下に向けて開いた妙な形をしていて、この開いた方向に向けて設置されている店はすべて飲食店だ。つまり、塔の展望レストラン以外も、(すこし低いけど)すべて展望レストランになっているようだ。いわゆる「レストランフロア」ではなく「レストラン方角」になっている珍しいつくりである。

南側の地区には大使館がけっこうあったりして、高級住宅街らしい。だからオサレなお店や凝ったお店が多いし、酒も飲めたりするのだった。googleマップの評判だけ見てなんとなく入った朝食レストランがすごくうまかったのでびっくりした。




2024-08-28(水)

テッサロニキ


テッサロニキはギリシャ領マケドニアの中心都市だ。
ここは海と山に挟まれた地形になっている。神戸とか阪神間地域みたいなかんじだ。メインストリートが山や海と平行に走っているところも共通だな。
というわけで、とりあえず山側の見晴らしがいいところまで行ってみて眺めを楽しもうと思ったわけだが、ちょっと楽をするために登るときに市バスを使うことにした。

市バスというとだいたい「どの路線でどこに行けるのか外部の人にはわからない」問題を解決する必要があるわけだが、最近、googleマップでバス停をタップして表示される情報が、ある程度使いものになる場合があることに気付いた。確かに実情と違ってる場合もあるが、大都市なら合ってるほうが多いようだ。それに、乗ったあともマップを確認していれば、間違いにも気付きやすい。今回も、まあおおむねうまくいった。
いちいち町の交通局ごとに専用アプリをメンテする方式もけっこう見るけど、労力の無駄のような気もするよね。

しかしまあここらへんは北マケドニアに比べて暑いことである。海のせいか湿気もわりとある。
少なくとも、夏の昼間はあんまりうろうろするのはやめたほうがよさそうだ。この町は猫がいっぱいいるけど、猫に会うにも朝とか夕方のほうがいいな。

いつも出勤中「なんだってわざわざ夏に京都観光に来るんだ」と思っていたが、自分もまったく同レベルであることが判明した。
というかアレかね? 夏のこの地域はむしろビーチリゾートの類で、そもそも俺のようないつも一人でいる奴が来るところではない?





ブログ内全文検索

ログイン
- powered by DI:DO -