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海月玲二


最新ブログ

2025-09-22(月)

無題


最近、テレビにつけているミニPCのOSをdebian 13にして、サウンドシステムがpulseaudioからpipewireに変わった。そしたら、なんかいろんなソフトで音飛びが起こるようになり、しばらく悩んでいた。

どうやらあれこれ調べたことによれば、要するにバッファサイズの問題のようである。ときどき掲示板の書きこみとかで「こうすればいいよ」的なhowtoが書いてあったりする。
よくわからないのは、ここにあるみたいにpipewire.confを直しただけだとどうも改善せず、ここ("Short Guide"のほう)にあるみたいにpipewire-pulse.confを直したら症状が出なくなったことだ。
pipewire.confはすべてのクライアントに(つまりpulseのAPIを使う場合にも)影響するんじゃないんだろうか?

というか、デフォルトでだいたい問題が起きない設定にしておくか、必ず状況に応じて設定が必要ならどこかにそう書いておいてほしいなあ。そもそもpulseのときは何も問題が起きてなかったんだけど。



2025-09-12(金)

無題


さて、AndroidSKKをちょっと修正したわけだが、俺が作ってるアプリの公開はおそらくこれが最後になると思う。

なぜかというと、大昔から使っていた無料ホームページサービス(niftyのアカウントさえあれば使えたやつ)がとうとうサービス終了になるからだ。
わざわざどこか別のサービスに新しくアカウントを作ってまで公開したいわけではないので、このサービスが終わるのにあわせて俺の制作物公開もとりあえず終了する予定。

niftyからの通知によると今月末までは更新できるそうなので、それまでに何か緊急のバグ修正とかあれば出すかもしれないが、まあないだろう。
それ以降は、なんか2026年の1月まではリードオンリーで見れるらしい。

SKKは、ほんとはAndroid15以降にも真面目に対応しようかなとも思ったんだけど、いわゆるedge-to-edgeに合わせてちゃんとキーボードを表示しなきゃいけないので、けっこうたいへんそうなんだよねえ。
しばらくはTargetSDKを14にしたままでAndroid15でも動くと思うけど、どうせあいつらのやることだから、そのうちTargetSDKが低いままのやつはちゃんと動かなくしたりするんだろうな。

【このトピックへのコメント】


2025-09-12(金)

AndroidSKK 3.7.1


「たまにクラッシュする」と報告してくれた人の話をよく聞いていると、どうやら、何かの条件でユーザー辞書の送りがなブロックが壊れることがあるようだ。俺の使い方だと全く起きないので(SNSの類は全然やってないし)、原因がわからん。とりあえず、ユーザー辞書におかしい部分があったら無条件でその部分を消すことにした。これで少なくともクラッシュはしないはず。

このやりとりの中でクラッシュログを見る必要があったんだけど、もはや最近のAndroidでは「自動的に、別のアプリからも見える場所にファイルを書く」というのが不可能っぽいので、しょうがないからクラッシュログを見るための画面を設定の中に追加してみた。思ったより便利なので、これはこのまま残すことにした。

あと、全然関係ない話だけど、最近端末を変えてちょっと画面が大きくなって、なんかqwertyキーボードがデカすぎて気になるので、qwertyキーボードとかabbrevキーボードとかも設定に合わせて高さを変えるようにしてみた。今までは、そもそもqwertyキーボードとかは高さの設定に無関係だったのである。なぜなら俺が使っている端末で問題がなかったからだ。

ほかにもちょっと修正したので、なんかキーボードを差したりしたときにクラッシュするとかは減ってると思う。



2025-08-30(土)

台北


台湾、特に台北については日本語の情報量がものすごいので、いつもの旅行とのギャップを感じる。
今回わりと無計画に行動したはずなのだが、今回泊まったホテル、食事した店、買い物した店、フードコートや通った商店街に至るまで、ネットでは日本語で詳細に情報を得ることができるのだ。ブログ記事や体験記、動画までなんでもアリだ。たとえば夕食にガチョウ料理の店に入った時、店について詳しく知らないまま入ってしまって、注文をどうするかちょっと悩んだのだが、その場でちょっと検索しただけでも「それぞれのメニューがどういうもので、どういう構成で頼んだらよさそうか」がごく簡単にわかって全く困らなかった。まあこれはわりと有名店ではあるけども。
食べたものはだいたいうまかったので、特に文句があるわけではない。台北駅前ショッピングモールのフードコートに、白菜の漬物鍋を1人分出してくれる店があってなかなかよかった。

オミヤゲの類になると、そもそも台湾の商品はかなりのところまで日本で手に入るんだよな。もちろん日本で買うとちょっと高いので、好みのものがあるなら行ったついでにたくさん買う、というのは意味があると思う。今回は、マレーシアで売ってるお気にいりのインスタントコーヒーやグミなんか買ったりしている(以前シンガポールでも買ったやつ)。これは日本では売ってないし、香港でもそんなに売ってないんだけど、台湾には山ほど売ってたのだった。

全然関係ない話。
深?に行ったときも思ったけど、電気街というのは、もはや物理的な店舗群としては成立しなくなってきているようだ。一般的な家電製品にしろ、細かい電子部品にしろ、通販が圧倒的に発達してしまったからな。ネジ数個やアンプIC1個とかでも通販で手に入るし、欲しい商品がわかってるなら店頭で選ぶ意味はほとんどないのだ。そして売るがわとしては通販のほうがずっとコストが下げられるのだろう。本屋やソフトウェア屋の実店舗が非常に困難になってるのとおおむね同じだ。さらに変なガジェットとか特殊な部品とかを扱う店だと、普通の商品よりたまにしか売れないわけなので、よけいネットで全国・全世界に通販したほうがマシということになってしまう。
というわけで、ひさしぶりに台北の電気街のようすを見てみたのだが、ずいぶん寂れてるなと思った。変な商品を売ってる店もないし、電子部品を扱うエリアなどはそもそもあまり人がいない。
秋葉原や日本橋がキャラグッズとかトレカとかの販売にシフトしてきたのは、それならまだ商売としてやりようがあるからだろう。台北電気街でも、そういう感じのでかいビルができていた。




2025-08-29(金)

新北


新北市というのはどうもわかりにくいのだが、つまり、「首都圏の中で台北市と基隆市以外の部分」のことを新北市と呼ぶようだ。観光客としては、「新北」というのはドーナツ状の台北郊外エリアのことだと思っておけばおおむね差し支えない。
たとえば、今回は猫がいっぱいいることで有名な猴?と陶器で有名な鶯歌に行ってみたのだが、この2つは台北中心部を挟んで全く反対側にある。住所的にはどちらも新北市なのだ。

鶯歌にはY氏が皿とか器とか多少好きなので行ってみたわけだが、まあその、やっぱりお手頃価格のものは大量生産品であって、なんなら中国本土で作ってるぐらいであった。それはそうだ。でも俺らがちゃんとした中国茶器セットとかインテリア用の巨大な壺とか買ってもしかたないしなあ。
先も書いたとおり新北というのは台北郊外のことなので、中心部の陶器街を出ると普通の町である。牛肉麺の店とかもふつうにあるし、当然台北中心部よりはちょっとだけ物価が安かったりする。

猴?駅周辺には猫がけっこう住みついてるので、炭鉱が閉山した後に積極的に猫の村として村おこしをしているらしい。正直そこまで期待していなかったけど、実際けっこう猫があちこちで寝ていてY氏はご満悦だった。平日の午前中に行ったせいか、猫好きの人間でいっぱいということもなかったし。だいたいアレだ、猫好きは猫が好きなのであって猫好き人間は別に好きじゃないので、見に来てるやつがたくさんいると自分のことは棚に上げて不満を覚えるものだ。
猴?猫村の上のほうの通りには観光客向けのカフェが並んでいて、てきとうに入ってみたところ、ちゃんと看板猫がいた。まだ若い個体だったようで、寝てるだけじゃなくけっこう遊んだり走り回ったりすることもあってサービス満点だ。
しかし実際この店の真に変わってるところはトイレだった。あちこち凝ったタイル貼り装飾で、なんならここだけでも一見の価値があるかもしれない。

猴?駅には礁渓から台北に移動する途中で降りてみたので、当然荷物を全部持った状態だった。でも、台湾国鉄の駅は、ちゃんと駅員がいるようなところだと、基本的に事務室で荷物を預かってくれる制度があるようだ。枋寮駅にもあったし、同じような形式の預け荷物タグを渡されたので、統一された制度なのだと思う。




2025-08-28(木)

礁渓


台東から台北に一気に行くのはちょっとかったるいし、せっかくだから途中下車してみた。
礁渓というのは、台湾北東部にある温泉地である。まあまあ温泉地なので、駅の周辺は温泉ホテルばっかりだ。公共の足湯もあるし、公園には露天風呂まである。
俺の旅行というとたいていはだいぶアレなランクの宿に泊まることが多いのだが、今回は
・期間が短め
・航空券がいつもより安い
ということから、多少高めでもあまり気にせず泊まっている。ここでは思いきって、ちゃんと温泉を引いた浴槽があるような部屋に泊まってみることにした。てきとうに予約して現地に行ってみると、でかいビル形式のホテルではなくて、なんか貸別荘みたいなのが並んでる形式だったのでびっくりした。基本的には中の部屋のどれか1つに滞在するのだが、ねだん表を見ると1棟まるごと借りることもできるようだ。
朝食もかなりうまかったので大変満足である。部屋もきれいだし、ねだんのわりにお得でよかった。

台湾でも温泉はそれなりに人気があるようで、平日でも客はいるようだった。世代もけっこういろいろだ。
togetterか何かで「中華文化圏の人は二言目には体を冷やすなと言うわりに、シャワーばかりで浴槽の文化がない」みたいなことを言ってる人がいたけど、つまり、お湯が潤沢に使える状況であれば彼らも普通に風呂に入るということなのかな。




2025-08-27(水)

台東


台東の町は、台湾の他の町と比べてもかなりはっきりした碁盤目状だし、幹線道路はかなり広いし、なんか北海道の町みたいである。
つまりアレだ、台東はわりに新しい町なんだろう。歴史的建造物とかそういうのもあんまりないので、言ってしまえば町の中にはそんなに観光名所があるというわけではない。観光客的には、リゾート的にのんびりしたりサイクリングをしたりするようなところだ。

海を見に行ったりはしてみた。
海岸というものは、一面に白くて細かい砂が広がるのが美しいのだ、というのは趣味の問題に過ぎないとは思う。台東の町の東のように、砂利が広がる灰色の海岸というのもそれはそれで美しいと考えることができる。ていうか普通に砂も灰色なんだよな。不思議なんだけど、台東の近くは川もなんか灰色だった。このへんの鉱物がこういう色なんだろうか。

ところで台湾東部は第一次産業がさかんなので、農産物は豊富である。というわけで、滞在中はやたらに果物屋とかに行っていろいろ買って食べたりした。カットしたものも売ってたりするので、でかいナイフなんぞ持ってないけどパイナップルでも大丈夫である。昼すぎに1パックだけ残ってるやつを買ってみて、正直期待してなかったけど、すごくうまくてびっくりした。さすが産地。

あと台東といえば釈迦頭らしい。いやそもそもそういうフルーツがあるということを俺も最近知ったぐらいだが。
なんでも柔らかくなるのが早いので長距離の輸送ができなくて、外国に輸出することは少ないんだとか。で、台東は釈迦頭の産地だそうなので、せっかく来たことだしモリモリ食べた。デーツなんかもそうだが、こんなお菓子みたいな味の植物があること自体がなんかすごい。一体何をどう品種改良したらこうなったんだろうか。
ふつうの果物屋にはあんまり釈迦頭が売ってないようで、かわりに釈迦頭だけ専門で売ってる店を何件かみかけた。やっぱり輸送や保管に独特のノウハウがあるんだろうか。あと、いかにも旅行者然とした俺らが買おうとすると、店頭に並んでるやつではなく、熟しててすぐ食べられるやつを奥からわざわざ出してきてくれた。これはつまり、専門店では常に「すぐ食べられるやつ」を奥の冷蔵庫とかに置いてるということなんだろうか。





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