佐藤健作

10月2日から始まった、初めてのスーパー太鼓トリオの九州ツアーは、宮崎、長崎、佐賀、福岡と、4県にまたがり、7日、福岡公演をもって、無事、千秋楽を迎えました。

公演はどこも大盛況!
DVDも飛ぶように売れて、そのことを取っても、ご来場の皆さんの熱気がおわかりいただけると思います。
行く先々で、「こんなすごい太鼓みたことがない。」「ビックリした!」との声を多数いただきました。
佐藤個人には、「すごい筋肉ですね〜」、「ばち投げがすごかった!」「ターザン見ました」等々。

なにより嬉しかったのは、「たまゆら」の演奏を聞いて、

「あんなに情熱的な締太鼓は初めて・・・」

と、感想をいただいたこと。

飾り気をすっぱりと廃し、純粋に音の響きだけを聞かせる「たまゆら」は、和太鼓の可能性を大きく拡げた演目だと自負しています。
「勇壮」「力強い」というような、従来の和太鼓のイメージを乗り超えて、
しっかりと締太鼓のゆたかな響きを受け止めていただけた事に、ただただ感謝です。

普段は年に1回あるかないかのスーパー太鼓トリオの公演ですが、一気に4回を九州でおこなってしまいました。
来年以降のトリオ公演はどうなってしまうのか・・・??

宮崎公演仕込み中
=宮崎公演 仕込み中にて・・=

このツアー実現に当たり、たくさんの方のご協力がありました。
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

また次の機会まで、ヒダノ、林田、佐藤、それぞれのフィールドに戻り、独自の太鼓の世界を拡げて、どこかの街で皆さんの前に現れます。
その日をどうぞ楽しみにしていて下さい。

さて、近々の佐藤の予定です。
10月10日、長野の更埴にて、浄土真宗の壇信徒大会で演奏があります。
また、11,12日は石川県の白山ひめ神社の二千百年祭にて、演奏を致します。
お近くの方は是非お越し下さい。

詳細はこちらまで。

和太鼓公演「不二」埼玉公演も間近に迫ってきました。
チケットをまだお持ちでない方は、お早めに!

ではまた。

2008/10/08
佐藤健作

この和風美人は一体、どなたでしょう?

西松先生

江戸端唄の第一人者西松布咏(ふえい)先生です。
ウェブサイト:http://www17.ocn.ne.jp/~misa5/

端唄とは、三味線を演奏しながら、男女のしっとりとした恋愛などを唄う、とっても色っぽい唄です。
ルーツは遊郭の芸能だけに、本当に情緒たっぷり。
西松布咏先生は、小さいときからずっとお稽古を続け、西松流を継いだ、この道一筋の方。

現代知性の巨匠「千夜千冊」の松岡正剛(せいごう)先生、大絶賛!
http://www.isis.ne.jp/cdn/0825.html
のそのお声は・・・・

な、なんともいえず、色っぽく、つやっぽい!
聞いた方は、誰もが布咏先生に恋することは、間違いありません。
というか、男性はもちろん、女性まで、「うっとりしちゃうわ〜・・・」とぽーっとしてるんですから。

続けて10回連続でリピートしてしまった位、CDも良いのですが、
やはり生声が、とんでもない情緒を醸し出します。
一瞬で、「江戸」にトリップ!

西松先生 しゃみ語り

な、な、なんとラッキーなことに、
佐藤健作は、今度の「不二」埼玉公演のために、布咏先生にオリジナル新曲を作曲してもらったのです!!
その名も「めでたい鼓唄(こうた)」。

白山ヒメ神社にて披露したところ、
「頭にず〜〜〜〜〜っと鳴ってますわ〜忘れられません〜」と神職の方に言われてしまったほどの名曲。
とにかく、幸せになることは間違いない!って位のおめでたい曲です。

さてさて、布咏先生のお声を聞ける機会は滅多にございません。
超プロフェッショナル、完璧主義者の「玄人」です。

が、なんと、今週末10月18日、東京都庭園美術館というめちゃくちゃ良いロケーションで、超有名詩人の白石かずこさん、舞踏の大野慶人さん(伝説の人・大野一雄さんの息子さん。素晴らしいダンサー!)、舞踏の土方巽の写真で有名な細江英公氏、インド音楽中村仁氏など、そうそうたるメンバーで脇を固めた、豪華なライブをなさるのです!
ああ、秋の月のもと、どんな素敵な会になるのか・・・。

平成20年10月18日(土)16時より
東京都庭園美術館大ホール 第五回ニュアンスの会

伝統と前衛は続くのか  
16時〜18時30コンサート 
6000円

お問合せ・申込先
nfue@soleil.ocn.ne.jp 
FAX 03-5447-2412

もちろん佐藤健作、事務局一同も発売早々にチケットをゲットしておりますが、なにぶん、キャパシティが小さいので、もう売り切れてしまってるかもしれません。

その時はごめんなさいませ〜〜。
また素晴らしい企画を期待して待つしかない・・。

西松布咏さんのお声を聞かずに、この世を去ってはなりません!
こまめにチェック!お勧めします。

ちはやぶる佐藤健作事務局

演出:西村雪野