團長日誌

最近、夜はあんまりTVを見てないのでよもやま情報は大概「めざましTV」に頼っている。で、野球のキャンプ情報といえばそのほとんどの時間が松坂について費やされているわけだが、こりゃまたどーしたことかいな。チャレンジという観点では桑田だって注目だし、個人的には岡島の動向/評価も気になるわけだが。。。

Red soxの帽子。後頭部がメッシュなので雪投げのときには重宝するんだけど、今かぶるとミーハー丸出しっぽくて気に食わんので最近はメッキリお蔵入り。
「キャンプ情報」と言ってもテントやバーナーの話でなくってスンマセン。

おかげさまでLost Dogがパタパタッと出て「春が近いのね…」と感じつつ補充を手配（次回からは左ファスナも入荷の予定）。ついでなのでかねてから気になっていたMad Houseというドームテントも一本入れてみることにした。普通のドーム(2ウォール)としての設営はモチロン、インナーなしでの設営も前提となる。

言うなればセミ・フロアレス。在来のモデルでもフライのみ自立のものはあったが、そのユーティリティは「フライだけで使う人はあんまりおらんのでは…？」という印象が強かった。しかしこのMad Houseについては、全体的な広さ・バランスから言ってフライだけでも使いやすそうに見える。ベンチレーションx4による結露の低減、自立であることによる雪上設営のラクさ（踏み固める作業が少し横着できる）、もちろん無雪期には設営したまま移動もヒョイッと…といった点も具体的なメリットになるんじゃなかろうか、と。
ベンチレーションでの防虫や雨漏りには少し対策を加えなくてはならない懸念があるものの、“参天とドームテントの架け橋”としての期待は大きい。

先日のパッキングの記事で“充填式ランタン”が入っていたことに注目した人は少ないかもしれない。新富士のGランプ、一般的な評価が高いランタンとは言いづらいのは事実だが「ランタンのためだけに余分なガス缶を持っとられるかい！」という向きには効果を感じてもらえるコンセプト・ランタンだと今でも思っている。

それでもお店で扱うにはなかなか難しい商材なのも事実。…というのも充填するのは原則カセットガスタイプから、という仕様のせいで “気がつけば10℃以下”ということがザラにある当地では「盛夏用サブ」以上の訴求はしづらいワケで…。
「コイツにプロパン高配合のガスを充填できればアピール度がグッと上がるんやが…」と考えていたところに、例によって胡散臭いアダプタ登場(Brunton製)。GランプにTガスをエイヤと詰め込んでくれる念願のシロモン。例えばスノピ缶からの充填により、出力向上(と、ヒトコトで表現するのは若干語弊があるが)→バルブ閉じ気味の使用→燃費向上も期待できる。

また、ガスライターへの充填もできるという、地味ながら働き者。Gランプ同様、冬にはショボショボになってしまうガスライターをビンビンに再生しちゃろう、と。ウシシ。…しかし、氷点下で使い物になるガスを仕込むわけだから、夏の使用には注意が必要。

ついでながら、写真の点灯状態は随分前にカセットガス(ブタン100%)を半分ほど充填した状態からのランタイムテスト。バルブ半開で60分。まーまー、かな。

そろそろ新しい手拭の準備をせんとのう…。というわけで段取り中。と言っても昨シーズンの「天剣」のデザインを手前味噌にも気に入っているもので、次シーズンはその色カエ。

地色をグリーンから黒に、というのが基本的な線だけど、そのまま黒地にするだけというのは芸がないのでベージュを敷くことにした。
黒白のコントラストでは白色が青味を帯びて見えてしまうのでそれを補正する、というのが一つの思惑。…と、もう一つ、白地の上に単純に黒をノセると退色していくにつれ白っぽくカスレるように見えてしまうのでそれを防ぐ思惑もある。

「デザイン流用…手抜きかよ！」と言うなかれ。ベージュの染めの上に赤/黒の染めをノセる、というわけで豪華三色であります。ベージュも薄いグレーがかった、そう、言うなればシルバー・ベージュでかなりシブいものになる…予定！

おかげさま、の「ゆうばり応援映画祭」開催中。これまたおかげさま、
で一昨日には「ロッキー」、昨夜は「ゴーストライダー」を観てきた。
どちらも「感動作!」というわけじゃないけど、楽しめる佳作だと思う。

「スタローン、歳くったなー」とは思うけど、やっぱりあのファンファーレが
大音響で鳴り響くと燃える物はある。
また、ゴーストライダーにはなんとピーター・フォンダが出演（しかも
チョイ役ではない)しているのも楽しかった。ニコラス・ケイジが駆るのは
所謂パンヘッドのチョッパー。ピーター・フォンダが「イージーライダー」で
駆っていたスタイルのオマージュと言っていいのかもしれない。
「ああ、昔オレが乗ってたヤツのパクリかい？」くらいのサービスコメントが
あったらもっと楽しかったかもしれない。

なんにせよ、上記二作はスクリーンで観た方がいいと思いますぜ。

ゆうばり応援映画祭最終日。
用事で映画は観れなかったんだけど、さよならパーティには少しだけ参加。
今回のイベントは必ずしも正式なものではないので、いわゆるスターさんの
参加はないものと予想されていたんだけど、永井豪先生だけはご夫妻で
おいでになっていて感激した。もとより映画祭に縁の深い方ではあるが、
スポットライトがあたるイベントでないのをわかっていながらおいでくださった
ことに義侠心を見る思いがした。

パーティではサインをいただいた。勇気を振り絞って「あばしり一家の兄さんを
描いてください」とお願いしたところ、丁寧に“親父”つきで描いてくださった。
…あばしり一家、子どもの頃貸し本屋で繰り返し借りた作品なので実は
デビルマンやマジンガーZよりも記憶に残っている(ちょっとエッチだったし)。

伝蔵再販のためのサンプルアップ。…依頼しようとしていた生地(超撥水/透湿)とまったく違う生地でのアップ。なので強度や耐水性、加えてモチロン色味のチェックがままならず、「こーゆーカタチも縫えますよ」という以上のサンプルではない。厳しくリテイク要求。嗚呼、かくしてリードタイムが食われていく。。。

チハ。私くし、快速旅団 兵隊まめたんでございます。団長が先のゆうばり応援映画祭でオコボレにあずかってきた黄色いハンカチにてドレスアップしてくださいました。が、なんとなくヨダレかけ…。兵隊のコケンたる質実の風体、木訥の気性が損なわれるようで遺憾の念は禁じえないところでございます。

新伝蔵に採用する幕体素材について耐水性のチェック。先に触れた通り、超撥水/透湿素材を採用する予定だが、耐水性については「耐水圧およそ5〜600mmに匹敵」とのこと。そこでサンプルとしてもらっていた素材を写真上のような形で放置。新品状態だと2時間程度置いておいても何も変化がおきないので、ペーパーで布自体に傷を入れてさらに24時間ほど放置。その結果が下の写真。数滴の水滴が透過。

…この数値と結果だけ見ると「テント素材として疑問、か？」と思われるかもしれない。が、実際的には水平となる面のほとんどない——つまり急勾配の壁構造の参天にあってはマズOKと判断。よしんば水滴が透過したとしても室内側の超撥水加工によって下に流れ落ち、“頭ポチャ”を引き起こす可能性も低い。

足首を捻挫する直前までは77kg台で順調に推移していた減量。
捻挫以降、ユタユタした生活を送ったり、映画祭前後で
宴会がちになったり、で昨日の計量で80.8kg。

一気に3kgも後退かよ。。。
断崖をよじのぼってるような気分にさせられ、かなり萎える。

思惑としては3月一杯で75kg台に持っていくつもりだったが
焦って急激に削ぐのは長い目で見るとウマいことではない。
重要なのは根気を失わないこと、と自分に言い聞かせる。

今度の土曜日、3/3は新伝蔵(多分名前もチョコッと変わる)の
製作先との打ち合わせのため、遠くの町に出張となります。
よって、恐縮ながらお休みとさせていただきます。

「灯油燃焼のススを減少させる」という触れ込みで一部で話題沸騰の“ペトロバイオ”。「悲願のオイルキャンドル灯油ドライブも可能か!?」とウチでも試してみた。写真は点灯後約10分。灯油ドライブの特徴、剣状の炎となるもののススは出ない。…が、筐体が揺れたり風が吹いたりして炎が揺れるとススは出る。無、無念。
看板にいつわり!? と言いたいところだが、“ススを減らす”という要件は確かにクリアしているので文句は言えない。まあ、灯油stvの予熱でススが減ることを期待する、か。…ウマくいけば扱おうかと思ったがにょー。