暖房は細心の注意を払ってHex3をLow Pitch(地面スレスレに設営)してみての所感。

【設営】
まず、ベルトテンショナーは最短の状態で立ち上げ、稜線が直線になるように納得いくまでペグの打ち直し調整を行う。怠るとスソが必要以上に広がって幕体の負荷が大きくなる。全体の設営バランスはテンショナーではなくペグ位置調整でとること(テンショナーはむしろ“補足”)。
また、何らかの暖房を考えるのであれば、吸気のために最低一点は高めに設営して“少し浮かせた部分”を意識して作ることが肝要。

【居住性】
全体の通風性を落としているわけだから、特に一日の気温差が大きい折には結露の発生は当然早い。また、“低め”に設営していることからコット使用に際しては壁面結露への接触のリスクが大きくなるため、シュラフカバー併用が望ましい(地べた寝でも併用がベター)。

【暖房効果】
外気2℃程度のところ、ガスランタンの火力で10℃程度に保つことはできる。Low Pitchによる暖房効果の向上は見込めるわけだが、特に炭の使用に関して「炭は完全燃焼しながらに一酸化炭素を多量に排出しているのでNG」という点は肝に据えられたし。

押忍 快速旅団

日が落ちるのが早くなってきた…「寒い時期の野営にはマットのスペックがモノを言う」という議論ってイマイチ盛り上がらないのはなんでだろう。…とまあ、ボヤきはいいとして、これからの季節に向けてDual Core Padを再入荷。ついでにBA社純正ポンプも入荷。素材が薄手なのでパッキングがさらに合理的になる点が目新しく、ようそろー。今後ポンプのメーンに据える目論見で、従来のポンプは在庫処分で値下げです。
今日のライダーさんはIronさんでした。

押忍 快速旅団

秋晴れで爽やか旅先で買った酒で最も印象に残っているのがBlack Velvet。味はまあ知れたモンだったんだけど、スキットル状のペットボトルで350mlくらいで売られてて、空きボトルを持って帰って野営行の酒入れに重宝した。残念ながらこのボトルは紛失してしまったが、“樹脂製スキットル”というラフ&タフさが忘れられず、ポリカーボネート・スキットルを入荷するモチベーションとなったのは確かだ。
今日のライダーさんは日本一周ドラスタさんでした。

押忍 快速旅団

今週末試してみよう!自分的に、寒中外泊で「寒くて目が覚める」というのは大概の場合、シュラフのシェル(外皮)の気温低下が内部に伝わることでシュラフ内面への接触部位が冷たくて目が覚める、というケースが多い(シュラフ内の空気や背中が寒いわけではないのに!)。そこで「シェルに触れんようにすりゃエエやん」という仮説の下、BA社エアコアの160cmマミーを中掛けとして使ってみようという発想。

…安易?? かなあ。。。寒いときって「“耳なし法一”的に備えの薄いところから耐えられなくなる」というのが実際的な問題だから、肩とか爪先とかキビシー目に遭うかもしれん。発想としてはLost Dogの併用というのに近いか。要はどちらが効果的で、かつ、持ち運びに有利かを検証することになるだろう。

押忍 快速旅団

要、試行錯誤なぜかしら昨日、「ビヴィサック(言うなれば立体シュラフカバー)を使ってみるのってどうだろう?」と突然思い立った。しかし単体で意外と小さなものでもない(例示のもので仕舞12.5x42.5cm)ので「ま…いっか」と早々に断念。と、今朝になってメイルで「快速旅団ならではのタープ、っていうの考えてみましょうよう!」というご意見をいただき、急激にインスピレーションがわいてきた。

いいタープがあればビヴィの併用も現実的だし、暖を採る方法を炭に頼ってもまあ大丈夫だろう。何よりこれまで参天一本槍でオシてきたところにバリエーションが生まれる(ような気がする)わけで、尊大に言えば“参天とドームの架け橋”になってくれるモノが作れそうな予感(脳内では)。…立ちくらみしそうな勢いで妄想バク進中。

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雲一つナシ、まさに日本晴れ9月に二度三連休があって、10月も前半に三連休。天気も良好。いいことだ〜。かねがね思うが、ゴールデンウィークとかシルバーウィークが“各自任意の週末を連休として設定できる”という風になったら内需は向上するんでないかなあ…。しかし“固まって人が動くからもうかる商売”というのもあるはずだから、一筋縄ではいかん…か。お盆に法定の休日が一日もないのは不思議な話ではあるが。
今日のライダーさんはミヤさんでした。

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結局Lost Dog併用沙流川C場で“抱き枕”に挑戦(マットマン150SPDX+抱き枕)。最低気温3〜4℃で02時過ぎに爪先の冷えで目が覚める。それ以外の部分はおおむね良好なだけに爪先をしっかりとまかなっていれば問題はなかっただろう。しばらく辛抱したが再び眠れそうになかったのでLost Dog併用にスイッチ。…なんにしろTシャツ+ステテコで眠れる時期でないことはハッキリと体認した。

抱き枕…爪先の件に加えて、横寝した際に圧迫感があるなどの改善の余地はある。が、発想は悪くないのも確かなので運用でカバーして再挑戦としよう(単純に「Tyvekにくるまりゃエエやん」という問題かもしれないが…)。

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この状態でも一人収容には充分Penta流用で構想中(妄想中)の“屋根”を形作ってみた。飽くまでタープ、一枚布としての設営が主眼で「立体化も可」というシロモン。写真ではエントランスがガッパリ空いているが、これは寸法取りで多少カバーできる目論見。300Wx150Dx150H見当—即ちハーフ伝伍。Penta Easeのインストールも念頭にアリ。エントランスにファスナはナシ、写真では目玉クリップで留めている。

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ヒサシがあるとイイしょやーかつてEureka!(メイカー名)にタオスという銘柄のテントがあったが、その“タープ・フライ”に近い発想で、「ヒサシを張り出せるといいなあ…」という写真。構造的に“垂れ下がり”が生じるので、中点ループを付加することで引っ張るか持ち上げると格好はつくんではなかろうか。タオスのフライ・タープ、発想は面白かったのにこれといった評価がないまま廃番となってしまったのは今思うと残念。

参天にもフライ、とか?もう一つ。従来、タープを組み合わせる際には“テラス”風に張り出して使用することが多かったわけだが、ここでは“フライ”として組み合わせてみた。ここでも前方でダブつきが生じるので目玉クリップで折りたたんで留めている。何せ一枚布なので、このあたり工夫・運用に頼る部分は少なくない。後は強度…か。煙筒ポート再リリースに並行して試作進行に入るべく準備を進めたい。

天狗の面構え朝から雨。屋外では日中なのに10℃以下。マジかや!? …と、こんな日は開店休業なので、昨日の案を少し正確に寸法取りして紙模型を作ってみた。ついでに構想にある色取りも見てみるべく着色。先に触れた黒テントに触発されて、というわけではないが、両サイドに黒を配することで“朝寝坊”がしやすくなるといいなあ、という思惑。逆にセンターは照明効果の向上を狙ってカラースイッチ。

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フタをあけると酢の匂い先日触れたBlack Velvet、幹事長が「確か台所の下にあるよ。…捨ててなければ」と天啓のお言葉。さっそくゴソゴソ手を突っ込んで空き瓶を発掘。ゴールド印刷のラベルが却って安っぽいけど使い倒し感は抜群。375ml、すなわちハーフボトルだったのね。…フタをあけるとスえた臭いがしているので再び使う気にはならんわなあ。屋外ではPスキの方がその幅広さによって安定感が高い。

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