昨夜はX-Flame/AI-101の試用にてベランダ泊。「上面ヌクヌク背面ヒヤヒヤ」の検証。床に入った22時頃で12℃くらい。01時には背中の冷えで目を覚まして10℃。仮説どおり、スノコの上で寝るのと同様、背面に綿ナシ状態で涼しく(この場合は「冷やっこく」)眠れることを確認できた。

別に耐寒テストが目的ではないのでこの時点で引き上げて室内で寝ることにしたが、一旦背中が冷えたのでなかなか眠りにつけずくたびれた。けど、アンダースペック気味の寝袋でもAI併用で10℃をラクにこなし、背面ロフトなしで夏に涼しいと訴求できる見込みがたったので満足。…「何やってんだ?」と思われるかもしれんですが、端的に言えば「暖かく寝るのも涼しく寝るのも背面の備え次第」ということです。

本日渡北でお越しのDRZさん。随分暖かい一日でした。

押忍 快速旅団

柴ストーブまめたんにオキ床を入れ、筐体容量をあえて小さく使うことで100均で売っている炭が一つあれば独り晩酌には充分。そこで先日栗山に出たついでに100均に寄って色んな炭を買ってみた。本日これより沙流川に出て「豆炭でまめたんドライブ」を様子見。

ちなみにナルゲン様のボトルに入れているのは100均割り箸。日の短くなってきた昨今、暗くなってから柴を拾うのが大儀なのであらかじめ準備していこう、と。80膳入りのを買ってナルゲンには大体半分ストック。

加えてここんとこ色モン的に試しているX-Flameを“正統な使い方”で試してみよう、という目論見。オーバーバッグなしでオーロラ400。中綿がSPDX860FPなのでオーバースペックのきらいはあるが、それならそれで快適に楽しめればヨシ、と。

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今回の日高行は炭を持ち込みだったり寝袋が大きめだったりでガチャガチャするのでダッフルバッグにガサッとまとめた。Cotton Duckがちょうど収まる横幅のダッフル、夏前にオークションで手配してたんだけど、デカめで出番はなかったのを初使用。幹事長からは「またバッグかいー!」と突っ込まれるのでちょっとナイショにしてたバッグ。いや、ほれ、ナイキだし、ネイビーだし…ねえ。

もとよりサイドワインダはクジラやSDRの荷台スペース幅が小さいところに“平らなスペース”を確保することを念頭に置いて作ったものなんだけど、今回のダッフル使用でも中央下部が空洞--言わばゲタ状--になるように荷物を収めて、重心を下げつつ荷物でリアシートをはさみこむ、と、サイドワインダと同様の効果を狙った。前から見ると扁平、後から見るとソコソコ積んでる風に見える。
…ナイキのヒゲがヨレるのは残念といえば残念。。

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先の日高では未明に約8℃。寝袋がスペック過剰だったのもあるけど、X-Flameの背面ヌキの効果もしっかり効いてTシャツ・ステテコで快眠。一つ気がついたのは横向きに寝ると腕や腿がマットのフレームと交差する形で局部的にロフトが失われ、「部分的に冷やっこい」という状況が発生する。しかしまあそれはX-Flame全体の性能からすれば致命的な問題ではないと思う。
…「寒期に薄着で寝る」って聞こえはいいんだけど、実際的には夜中の用足しや朝の支度の初動をひどく緩慢にするので個人的にはあまり勧めないです。相応のジャケットとかまかなって寝入りはやや暑苦しめ、というあたりがベスト。ただし、何しろマットは断熱(保温)に優れたものを。

写真は110cm竿でヒップアップ。この後ノーズも持ち上げてタープ態様にしたけど、バイクピッチよりも一段低くなるので居住性はイマイチ。結露乾燥優先という感じ。

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日高での晩酌はモツカレー鍋とホットワイン。カット野菜に塩ホルモン乗せて、水分が出てきたところでレトルトカレーをかけてボコボコいわす。「激マズだったら二杯目は別々に…」と思ったが、存外イケたので二杯目もカレー鍋。ホットワインはAlc分が飛びがちなので、スピリタスでドライブかけてギュンギュン、ですよ。

カレー鍋二杯とホットワイン250ml、時間としては2時間ばかり楽しんで、気になる柴stvの燃費は豆炭400g、割り箸20本程度の消費(オキ床併用)。100均豆炭は800g入りだったわけだけど、余すと砕けたりして後の保管処理が厄介なので入り数の少ない炭で使いきりの方がよさげ。

北海道で単車泊のチャンスはあと2〜3回あるか、といったところ。日の出は遅く気温も下がってくるしで、朝の始末が億劫になってきたので次回からはブタ暖に換装の方向で。

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先に少し触れた新企画縫製品の一つがチタンスパッタリング(簡単に言うとTi粒子の蒸着コーティング)生地によるシュラフシーツ。Ti蒸着を体面側に配することで体温を反射して保温効果を高める、というもの。厳寒対応にようそろー。

…写真の個体は3年前に試作したものなので新企画というにははばかられるけど、当時は取り都合のいい生地がなく、実現したとしてひどく高額になりそうだったのでお蔵入りだった。しかし今、取り都合がよく、しかも起毛の原反が手配できそうなので再び乗り気になった、と(サンプルはリップストップで肌触りがイマイチだった)。

8月末からのクリアランスセールではシルクシーツにかなりの勢いでお引き合いをいただき、「シーツへの需要は小さくないんだなあ」と実感したことからもこのTiシーツ企画進行を決意した、という経緯もあります。

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外泊の折にはかねがね「参天灯をヘッ電的に固定できたらヘッ電を持ち出さんですむのに…」と思っていた。参天灯もヘッ電もJKTの胸ポケットに常備してるんだけどポケットの中でヘッ電がゴロゴロするのがうっとうしいもんで。。。

して、「試行を重ねて」というほどではないけど、細引きが8の字状になるようコードロック(二穴)を通し、参天灯をホールドしつつ目玉クリップの“腰”に留めることで大体思っていた通りの形になった。クリップの留め方次第で竿や三脚にも固定できるし、帽子・バイザーのツバにも固定できる。従来の輪ゴム留めだと極端な低温で硬化消耗するところ、これなら安心。組付けにちょっと慣れは必要だと思うけど、クリップでピョッと片手で取り外せるので特に仕舞うのにラク。

…大層な仕掛けモノじゃなくってスンマセン。まあ、自己満足です。

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これも先にちょっと触れた新企画モノ。Titanium Goatさんからの技術供与を受け、シリンダー型の薪ストーブを開発中。Ti-Gさんのモデルはかなり軽量化に振ったモデルといえるわけですが、こちらは使いやすさを求めたモデファイを行ってます。

本体の組みバラシのしやすさはもちろん、今モデルではいよいよ平板をロールして煙筒にする方式を取り入れようと考えているわけですが、海外モデルでは“長〜い平板”をパイプ状にするのが大変だったところをもっとラクに形成できるようになれば、というのが主眼といえば主眼。

永らく在庫切れだったCO検知器(発報型)も年内にはまた入ってくる見込みなので、大きなトラブルがなければそれに合わせられるくらいには商品化したいと考えております。

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【このトピックへのコメント】
  • boke確かにあの煙突を組むのには それなりの努力が必要です。その分省スペース性に優れているわけですが。筐体の大きさはどれくらいのものを予定しているのでしょうか?boxのLを使っていますが、薪の投入ではKEN-Gに利がありますし、欲を言えば筐体は大型のものも選択肢に入れて頂けると。まあストーブ3台あっても仕方が無いので 先に今のものを使い倒さなくてはなりませんが。(2010-10-12 20:01:20)
  • Gen.bokeさん、コメントありがとうございます。
    円筒型になるので単純な比較はできないんですが、長さとしては35cm程度で
    使い勝手としてはKen-Gと同等のものになることを見込んでいます。
    まあ、あんまり大型化するのも際限がないのとシェルタ内での暖房性能との
    兼ね合いからいって、このあたりがオトシドコロかなあ、、、と思っています。

    Gen.
    (2010-10-13 10:47:40)

今週中盤くらいまでは「週末の天気ヨシ」という予報だったのが一転、日曜を中心に雨の予報。特に日曜は終日雨、と。…好天を期待して昨日のうちにKikkerに荷物を積んだものの、今日の夕方出ると帰路が雨、明日の午後なら雨の出発、といずれにしてもロクなことにならないので外泊はとりあえず断念。

写真はあわよくばまたもや白熱色化を目論んでライトキャップをバラしてみたところ。3.6V充電池にLEDジカ付けくらい直球なものかと思っていたところ、意外や意外、ちゃんと昇圧回路がかましてあったのね。付属の電池は1.2V単四ニッケル水素。つまり消耗したらエネループに換装可。

この週末は在庫が薄くなった参天灯の増産とライトキャップの白熱色化で久々にハンダ工作することになるかいなあ。

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秋も深まって、スタッドレスタイヤのCMも出揃ってきた。各社キャラクターはグッドイヤーが鉄腕アトム、ヨコハマが織田裕二、ダンロップは福山雅治(BSは普通っぽいモデルさんによる小芝居仕立て)。
「ダンロップは竜馬伝で盛り上がってる福山さんだから注目度高い?」と思って見てたんだけど、どのCMでも「絶対的な制動力ってわけじゃないんです」という“エクスキューズ的滑り”を見せるわけで、ダンロップのがそのエクスキューズが一番大きいように見えてちょいと萎えた。ここは一つちょっと派手にギッと停まってほしかったところだが、まあ、安全の問題があるからなあ。仕方ないかね。

写真はとりあえず白熱色に換装したキャップライト。照明として必需! ってほどじゃないけど割と気に入ってるから、実際に使ってみるのが楽しみ。

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