團長日誌

昨晩から今朝にかけては結構気温は下がったようで、未明の最低気温で10℃くらい。ようやく秋、という気配で明日は日高へ。今シーズンは沙流川C場ばかり行ってるわけだけど、今回はPig stoveとロングダウンパンツの本格運用ということでかなり新鮮な気分での外泊になる筈。

特に薪stvについては厳寒期の運用、すなわちクルマやスノウボートでの持ち出しがメーンだったので実は単車で持ち出すのは初めて。リアシートの不安定なクジラで出る予定なのと、コンプレッサ振り分けにして荷物を安定させて、というには中途半端な量の荷物なのとで久々に木製荷台を使うか、なんて準備を進めているとちょっと浮かれた気分。

本日お越しになったのはFLさんでした。なんとなくシーズン序盤～中盤はBMerさんが多くて、終盤になってきたところでHDerさんが増えた感じ？ 10月にHD大祭があるからかしらん。

本日お越しになったのはXTさん。おいでになって開口一番「今年は暑い～」と。…一昨日くらいから涼しくはなってきてはいるけど、確かに日が出てると夏を感じさせられますわなあ。

ふと、北海道での外泊ベスト・シーズンっていうのを思うに、真夏はそれなりに暑いし初夏は随分風が強いしでつまるところ「台風さえパスできれば9月」っていう風に言えるか。日中快適で夜長は肌寒く、っていうのが一番楽しめる感じ。…なんだけど、今年に限ってはここに至るまでほとんど夏の続きだったから何か惜しいことをしてるような気もしてきた。季節感っていうのを強いて挙げるなら日々日没が早まっているところくらい？ まあ、例年だったら8月のみの企画モン的なOne Pack外泊を延々続けられたのが収穫と言えば収穫だからあんまり文句も言えないけど。。。
地元の人と話してて「今年は紅葉なしでいきなり雪かもな～」ですと。ホンマかいな、と言いたくなるけど、実際そういう年あったそうな。

昨夕よりPig stvの試用等で日高へ。道中の双子トンネルを抜けた途端に雷雨。引き返したい気持ちになったけど、日が暮れた中を引き返すよりは日高に行き切った方が近いので強行した。しばらく強い雨が降っていたが19時くらいまで苫小牧のGLキムラさんのタープ下で雨宿りさせていただいた。ごっつぁんでした！

「サイトで柴を拾って」というのを期待して行ったわけだけど、あの雨じゃあ柴を拾うもなんも…。一方、100均の割り箸を持参していてどのくらいもつものか試してみようという思惑もあったので今回は割り箸を燃やしたのみ。100膳で大体30分燃焼するんだけど、燃えきるのが早いもので結構せわしなかった。次は多少なり薪を持って行った方がいいかも。
写真はEscapeにてセッティング。かつては背面側にポートを配していたが今回はノーズ側に設置。ジオン軍のモビルスーツみたいになるかと思ったけど、それほどカッチョよくはなかったか…。

先般来触れていたAI-102のモデファイ。クリスさんから「ライナー固定はシェルアッパー側の方が出入りしやすいのでは？」という助言をもらっていたのを実現してみた、と。確かに。して、昨夕から十勝岳PAにて車泊で試してみたところ、車内9.5℃／半袖T+ステテコで問題ナシ。
当初アドバイスに従ってファスナをアッパーに移すだけにしようかと思っていたけど、夜半にふと思い立ってボトム側ファスナに固定換装してみた。アッパー側の固定だと寝返りの際などに冷気が入り込みやすくなるところ、ボトム側に固定することで密閉度が高まるわけで。実際のところ仮説通りで我が意を得たり！ 厳寒期にはボトム固定でガッチリ防寒、春秋の過渡期にはアッパー固定でイージーな使い勝手、と、より柔軟な使い勝手をアピールできることになりそう。割とエキサイティングですわ、こりゃ。

早速ナンガさんに相談したところ価格変動なしで改善できそう。まずは現在庫を改修してもらうので一旦お休みとさせていただきます。

話は前後することになってしまうが、先の土曜日の日高行について。帰ってきてから気象庁のサイトで記録を調べてみると、18時前後での降雨量は13mm、未明での最低気温が約10℃とのこと。
現地では薪stvを使うから、っていうのもあって寝具はAI綿ヌキ。保温が必要ならロングダウンパンツ試用、という思惑で結構な軽装備。しかしまあしとどに濡れて、逆にロンパンがなかったらこりゃアウトだったわなあ。。。JKT着たままでズボンだけはきかえ、夜半にはスソを一杯に下ろして爪先まで覆って寝てやっとこさ安眠、という体だった。JKTが濡れたままだったのでシェル内結露が多かったのは難儀だったが…。

しかし、この経験からするとJKT+ロンパンで5℃くらいまでなら綿ヌキでイケそう（マットはX-Lite）。今後の気温対応スケジュール（？）として「5℃まで今回と同じ、以下-5℃くらいまではAI-102に200gライナー、さらに-20℃くらいまでは600gライナー」というメドが立った。

先の土曜からコッチ、「雨が一滴も降らない」という日がない。朝から雨の日もあれば、昼まで晴れてても気が付けば路面が濡れてる、みたいな日もあり。秋の遅れを取り戻すかのように「一雨ごとに…」のサイクルが3倍速で進んでいる感じで、昨日今日の最高気温は20℃足らず。それはそれで平年並みではあるらしいんだけど、いきなり平年並みになられても体が追い付かんですがな。。。
一方、気温の高い日が続いたせいか今年のカメムシは妙にデカい。例年なら小指の爪くらいの大きさのところ、今年のは親指の爪くらい。コマいヤツは手でつまんで排除するのにもなんてことないんだけど、デカいとちょっと躊躇してしまうわ。

本日お越しになったのはトラさんでした。今週月曜に渡道とのことで「聞いてたより寒いし…」と。季節も変わったということでウチもロンパンだのスライダだの新商品アップの準備を急がんと、です。

今度の日曜AMは消防団の総合演習があるので外泊はお休み。「9月一杯ってC場がほとんどだから10月に入ったら行動範囲は狭まるわな～」と思ってC場ガイドを見てみたところ、今では10月一杯開設ってところも少なくないのね。
気象庁サイトで平年の気温推移を見ると10月中旬で最高15/最低5℃あたり。服装さえシャンとしてれば足は伸びそうジャン！ と希望の光を見出した。しかし一方、日の出没を調べてみると10月中旬で17時前に日没。土曜の1530に出発するとしたらせいぜい半径90km圏か。まあ…選択肢があるだけでもヨシとするか。。。

写真はリニューアル予定のイーストンペグ。上から15cm(8g)、旧15cm(10g)、20cm(11g)、旧22cm(14g)、25cm(17g)。細引きを廃したのは賛否あると思うけど、ピンを刺してネジり抜くのにはこちらの方が有利。色味はシャープ、Coming soon！

「今年はマットで目を引く新作ってないよねー」みたいなやりとりを取引先さんとしていて紹介を受けたのがプレミアム・エアマット。NATO軍ご用達と言われるSnugpakさんの新作ってことで、検索してみると一応フルシーズンを謳っている。
製品としては民生品にカテゴライズされてるけど、Snugpakさんって「民間人も兵隊なみに気合入れとけ～」みたいなとこがあるから少し疑心暗鬼。厚み8cmっていうのは他にはない特徴なんだけどR値や断熱材云々の説明もなく。「厚みがある分地面から離れているんでオッケーよ」みたいな発想の可能性も否定できず、ある意味豪快？

欧州米国での価格動向を見たところ、実売5～6千円あたり。うーん…銀Tyvek併用とかで-10℃くらいまで使えそうなメドが立つならアリ、かな？ 仕舞／重量がNorrskenよりも一回り小さい、っていうのも魅力と言えなくもないか。まあ、機会があったら試してみます。

明日は0430起床でラジオ体操の地方巡回に参加するつもり。そしてその後0830から消防団の総合演習。しかし天気予報では台風接近の影響もあってか、かなり思わしくなさげに報じている。…雨が降ったらどっちもパァ。
消防団総合演習の方は自分自身は実技選手じゃないけど割とマメに訓練に参加したし、ラジオ体操巡回については日々のラ体技術研鑚(？)の成果発表としてかなり期待しているわけでお流れになるとすこぶるツライ。何より午前中の予定がすべてオジャン、ってなるとこの空振り感をどうしてくれよう。

本日16時頃の空はウロコ雲の上にウロコ雲がかかっている感じで奇妙だった。写真は店前からレースイを望んだところ。なんて表現したものか、十勝岳PAや飛行機から見る雲海を地面側から見たような雲のかかり方で空間把握が混乱させられるような空模様。

シャネルズ/ラッツ＆スターの中でも個人的に3本の指に入る好きな曲といえば憧れのスレンダー・ガール（動画はゴスペラーズとのジョイント）。って、懐かしグループの話がしたいわけではなく、ラジオ体操巡回参加の件。…夏休み時期の巡回ではセンターの先生のみ、っていうパターンが多いわけだけど今回は“特別巡回”ということでアシスタントのお姉さん、中でも我が憧れの金子梨沙さんも来ていた!! ギャンゴー。終わってから握手してもらったけど驚くほどスレンダーで小顔なのね。やー、これだけでも参加してよかった。

ラ体が終わった時点で小雨気味。消防団総合演習の集合時間前には本降りになって演習は中止。…こちらは実地で訓練の成果さえ出せればいいのでまあ、いいや、って。その後店に出てHog stoveの販売形態修正を始め、薪ストーブ関連ページの整理をしたり参天灯作ったり。この辺、結局いつもの日曜と同じパターンに落ち着いた感じ。