欠品中にてご不便をおかけしているB84cot (OEM:Grizzly)、国内には到着していて間もなく当方着…のつもりだったんだけど「通関検査で足止め」の報アリ。通関検査って正直お役所の小遣い稼ぎ的なニュアンスを感じないでもないから、「あー、またかよ…」って気分は苦々しい。
しかも今回は通常のX線検査に加えて開梱目視も入る、とのことで時間もコストもさらにドンッ。かつて通関検査を受けたことのある商材だから、ダブルチェックまでかけてっていうのは珍しい。多分フランス等でのテロ事件を受けての検査強化ってことなんだろう。考えてみれば武器が入っていてもおかしくない梱包ではあるけど、よもやこんなところで影響が出ようとは。。。

写真はSleeprite Cot+ダウン敷布団のテストで日高に向かう準備中。強めの寒気が入っているようで-5℃くらいで様子が見られたらOK。ヒンマンパッドは予備兼座布団、晩酌のお供と起床時の採暖にムーンライター(灯油ストーブ)を従える。雪の峠を超えられるかどうかは懸念される。

押忍 快速旅団

昨夜はSleeprite Cotトップシート再テストにて日高泊。最低気温の記録は-3.9℃。未明に「下半身は暖かいのに背中だけ冷たい」という妙な感触で目が覚めた。朝になって片付けていたらちょうど背中のベルクロ接合が外れていた。それで敷布団が垂れ下がる形となっていたらしい。下半身のヌクヌク感からすれば-5℃あたりでの使用に問題はなさそう。
寝袋は先に触れた反射素材蒸着ダウン400gのサンプルを使った。化繊アンダーウェア上下にフリースシャツとやや薄着で試してみたわけだが「…400gなりの暖かさだけど、これが特別暖かいものかと言われるとどうとも」という印象。量産してまで、っていうモノではないかもしれない。

して、今夜は隣泊で夢殿+Pigストーブの暖房運用テスト。この冬、スノウバイクで泊まりに出る際に主力としたい組合せなのでいい結果となってほしい。あと、「ダウン敷布団を安手の25mmマットに抱合せて使ったら」という効果を見るのも目的だったりする。

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昨日は夢殿+Pigストーブの様子を見るべく隣泊。ついでに「マットにダウン敷布団を抱合せて使う」っていうのを試してみた。本来Sleeprite Cotのトップシート裏に貼り付けて使う想定のシロモンだけど、一般的なマットと合わせて使っても多少なり効果があるんでないか、と。
最低気温は外気-4.9℃で室内は-1.9℃。夜のうちに降った雪で隙間が埋められて室内の気温が保たれたらしく、ひどく冷えなかったのは幸いだった。D社25mm厚/耐寒+2℃相当のマットにとりあえず敷布団は目玉クリップで固定して使った。さすがに尻や肩あたりの体重が直接かかる部位には冷感はあったが、それ以外の部位はSleeprite Cotで得られたのと同等のジュワーッと温かい感じで悪くはなかった。都合4℃のブーストってことか。

…根雪前の外泊はドロドロになりやすく、ウンザリしつつ午前中一杯かけて撤収。昼食後には除雪機を整備してクジラのバッテリをついに外して、っていうんで一日終わり。Pigストーブレポートは後日。

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隣泊による中子補助テスト継続中。
構造的には灯油・ガソリンストーブのバーナーヘッドと同様の効果をもたらしているんだろう。
ダンパーを絞っていくことで筐体側での過剰な燃焼を抑え、結果として燃費低減につながる手応え。

「OD用薪ストーブに燃費は期待しない」という声もあるかとは思うが、当地では一旦腰を据えると
薪の追加手配が難しいので節約運用も重視すべき要素だとは思っている。

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昨日は一日中雪が降って当地で一時的に25cmの積雪となった。今朝のニュースでは紋別で37cmの積雪、本別では-16℃を記録と報じていて「もんべつ、ほんべつ…なかなかゴロのいいコンビで冬がスタート」なんて思っていた。したところ、午後には札幌の積雪が44cmになったとの報。
一昨年から初雪が妙に早くてその後がなかなか降らない、というサイクルが続いていたわけだが我が町としては大体これで平年ややプラス、ってところか。ともあれ、直前に除雪機のメンテナンスをしておいたのはタイムリーだった。まあ…普段あまり激しく降らない地域でドカ雪、っていうのは“平年どおりでない気象”の典型で見通しとしては厄介かもしれない。

写真はすっかり葉を落としてしまった“我がココロの秋の終わりの標準木”。去年、薄雪に散り敷いた紅葉が印象的だっただけに今年は移ろいに鈍感になっていた。が、来週にはもう12月なわけだし、雨で一旦溶けたりすることなくとっとと根雪になってくれた方が実はありがたい。

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「火曜木曜は休肝日にするど!」との誓い、火曜日はさして苦も無く達成できてめでたしめでたし。して、休肝日の手遊びに手配したメタルフィギュアも届いた。何せスズ製だから表面がナシ地なのは覚悟していたが、思った以上にガサガサ。当初、顔だけスベスベにして革ジャンとかは素のままでいいかと思っていたが、それだとアラが目立ってしまうことになりそうではある。
当初スッピン状態で写真を載せようと思ったんだけど、それだと白目をむいてるみたいである種グロい感じだったので写真加工で目と紅を入れてみた。塗りは好みが如実に現れてしまうが、造形としてもなかなかカワイコちゃんなんでしょー。元より「メタルフィギュアは下地が命」と聞いていたので、じっくり取り組むことはやぶさかでない。冬は長いわけで。

日本海側に低気圧が入って南風。気温はそれほど低くないものの、湿度の高い風が吹き荒れて冷気がまとわりつくような寒さ。予想天気図からすればこの週末の雪がエグいことになるかもしれない。

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中子補助の成功でこの冬は薪ストーブの出番が増えることになりそう。と、愛好者さんに評判のオガライト(集成薪)を自分も試してみようかという気になった。炎熱の持続性といった性能は元より、荷姿を整えやすい=スノウバイクで運びやすそうな点に魅力を感じている。
集成薪といえばかつてブリケットというのを取寄せてみたことはあるんだけど、横に折るのにはたやすくてもタテ割りが難しいのが難点だった。集成薪の製法の問題なのかオガライトについてもタテ割りはアウト。直径50mmはHogストーブならそのまま使えるわけだけど、Pigだとハッチ基部に干渉する。が、筐体内にギュウ詰めで使うものでもなかろうしとTiネイルで輪切りにしてみた。これならハッチは通るし、あわよくばコントロールしやすいという利点が得られるかも、と期待は膨らむ。

オガライト…かつて石炭の着火剤として使われていたようで、その手の燃料屋さんでは流通があるらしい。ってことは我が町でも手配しやすい?

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • ロケットマンオガライトは私が夕張第一小学校の時、昭和30年代に第一小学校の小使いさんが発明した物ですが
    当時、特許の権利でもめていまして帰属の結果については分かりません。
    (2015-11-27 18:27:27)
  • Gen.ロケットマンさん
    産炭地生まれの固形燃料…ってとこでしょうか。使い勝手の様子を見ていきたいと考えています。

    Gen.
    (2015-11-28 11:17:54)

昨日届いたオガライトについて、「着火の補助等でよく使う割箸をチクワ孔に突っ込んで運べるのでは?」とふと思いついた。して、試してみたところ二膳半(バラした状態で5本)を詰められることがわかった。写真ではTiトライアングル+オキ床の火室に割箸を井桁に組んで高さを出し、中央にチップ状に折った割箸を配置、その上に4cm程度のオガライトを乗せてみた。スピリタスで補助させながらでもこれで着火までいけたらモウケモン。
ちなみに割箸の長さは約20cm。4cmのオガライトが仮に10分燃焼できたとしたら割箸の丈に合わせたオガライト一本で50分? 拾い炭ナシでも無雪期に一晩遊ぶ分には40cmで十分、という胸算用にはなる。って、ホンマかいな…。ともあれ明日天気がヒドくなければ試してみよう。

天気図で見たキツい西高東低の予想には「いよいよ30~40cm来るか?」と警戒したが、時折晴れ間ものぞく肩すかし。出かけるのを辛抱させられた分、明日のテストはいい結果になってほしい。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • いまむーオガライトとオガ炭、いずれも火保ちがいいので重宝します。
    オガライトなら一本、オガ炭なら0.5本でひと晩遊べます。
    火着きが悪いので、私は文化焚き付けや着火用マングロ炭を持って行きます。

    (2015-11-30 17:50:58)
  • Gen.いまむーさん
    何より形状が安定しているので運びやすそうなのが魅力に感じているところです。
    輪切りで着火しさえすれば後は連鎖で燃えていくから割箸と小枝でもなんとかなるかなあ、と。

    Gen.
    (2015-12-02 16:13:22)

オガライトの柴ストーブでの少量使用、マズマズ上手くいったので動画にしてみました。結論から言えば「思いつきでやったにしては上出来」。実は着火に際して割箸井桁の組み方とかスピリタスの落とし方があまりよくなくって一度目は失敗したんだけど、二度目ともなると5分もせずに安定燃焼に入ってご満悦。これなら無雪期の使用に問題なかろう、という手応えを得た。
燃焼時間が気になってはいたが、冒頭4cm程度で炎を眺めて10分~輪切りを追加してカップラーメン給湯をしつつオキにしてと、結局のべ10cm程度で1時間ばかり遊べたので合格。戸外で実践に移すにあたっては割箸だけじゃなくってやはり多少は小枝を拾っておいた方がベターだとは思った。

根雪直前ギリギリではあるが、来年の3シーズンに向けての個人的な取り組みはこれにて終了。来週の休みはトンボのスノウバイク換装に時間を充てるとしよう。あー、と。動画といえば「Ride Hokkaido 旅人出発篇-2」がおかげさまで1,000カウント超え。スンゴイうれしゅう思うております。

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ツイッタを眺めていたところ、かつて作っていたハーフシェルタ「i-Ori」を使ってくださっている写真に行き当たった。懐かしむと同時に「庵、イイ名前だったよなあ」なんて改めて思った。正直、ハーフシェルタの魅力を伝えきれなくて名前を転々としてきたわけだけど、逆に言うと名前が売れてるわけでもないから「もう、いっそのこと」とばかりに名前を戻すことにした。
とはいえ実は「i-Ori」って打ち込むのに“英数にしてから小文字→大文字”という手順が面倒だったために改名した、っていうつまらない経緯もあり。そこで今回は「庵/I-ori」にした。10Dn生地共用で作っている夢殿との対比で漢字を当てて、それ以外のSimple等はカタカナ系にしていくか、という思惑もあったりなかったり。なんにしろもう名前は変えない! …つもり。

シェルタの名前と言えばS社さんのORIGAMIも素敵な名前だと思うんだけど、最近では生産続行にあんまり乗り気でない感じもする。この手のスタイルがもはや過当気味ってことなんだろうか。

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