独自の座椅子アタッチメント開発を志してから随分経ってしまったが、フレームとなる棒材にメドがついて再び形となって先の南富良野行から試用を始めた。秋分の日以降は春秋装備に換装して荷姿に余裕ができるので、しばらく使って様子を見ていきたい。
と、もう一つ。8年前にリリースしていたメスティンNS(ノンスティック)。好評はいただいていたものの加工時の焼成で筐体がナマされてしまう弱点があって取扱いはお休みしていた。が、ここにきてナマされることなく処理できる加工をご提案いただいてサンプルアップ。業者さんからは「手荒に扱って様子を見て欲しい」と言われていて、カレーメシの調理等で試していってみる予定。

座椅子もメスティンNSも特別に新しいわけじゃない、言わば枯れたノウハウ。だけど、断熱性の高いマットの登場を始め「周辺機器・技術の進化とのマッチングで新たな使い勝手がもたらされる」っていう点で“次のイノベーション”につながる糸口となる筈で、どちらも年内には答えを出したいと考えている。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • 栃木のセロウ乗りこんばんは(^^)

    メスティンNSはいただいてから、ツーリングキャンプや山入りの時も100%持参する必須アイテムとなってます。
    必ず出先でコメを炊くものですから。掃除もとても楽で重宝してます。
    生米やフォールディング箸、調味料等入れてます。
    確かにナマされてヤワいです…
    でも、もう何年使ってるでしょうか?まったくもって問題ありません。
    アルコールバーナー愛用者ですが、本当に美味しくコメが炊けます。

    ただ、しっかりしていた方がそれはいいです(笑)
    商品化の折にはぜひいただきたいです!
    出来ればラージも商品化してほしいですね(^^)
    (2016-09-21 21:59:52)
  • 現在TDMのオヤジ以前、商品化していた頃に買っておけば良かったと残念に思ってました。
    商品化の際は確実に購入させていただきたく、よろしくお願いいたします。
    (2016-09-22 00:24:17)
  • Gen.栃木のセロウ乗りさん、現在TDMのオヤジさん
    ご期待ありがとうございます。業者さんの言う「手荒に扱って」っていうのがどこまで
    やっていいものか少し躊躇する面もないではないですが、コゲつき具合とコーティングの強度に
    納得いくようでしたら商品化に進めたいと考えています。
    して、今回は上手く手配できるようならラージもやっていこうとは思っています。

    Gen.
    (2016-09-22 11:30:54)

9月の連休をシルバーウィークと呼ぶのが定着したのはやはり去年の5連休から、と言っていいんだろうか。日誌をたぐってみると、一昨年までのお客さんの動きと去年・今年の動きとでは活発さに随分差があるように見受けられ、それは内地からお越しになる方だけじゃなくって道内便の皆さんの活性度も上がっている様相を示している。
考えてみれば5月の連休だとコチラはまだ雪の残る季節であって、景色がまだ“黒い”のがオイシくない。その点9月なら気候のしのぎやすさに加えて美味いものも多い。ここは一つ敬老の日をムーバブルにしてでも9月に既成の三連休をこしらえておけば東北地方も含んで北日本の経済活性化に好影響が出ると思うんだけどなあ…。敬老の日がらみであれば、北日本の旅だけじゃなくって帰省がらみでジジババの財布のヒモも緩むに違いあるめえに。

…次に9月が5連休になるのはいつかいな、とカレンダーを見ると大雑把に言うと2020年ですと。写真は本日お越しのGTRさんでした。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • boke今年は渡道前に台風の複数上陸で、かなり滅入っていたところに直前の右手負傷という事で往復飛行機ということになりました。
    意地でキャンプ泊したチミケップでは、設営を含めかなりの部分を嫁さんに手伝ってもらい情けない限りでした。
    夢殿 やはり使い勝手では相当にレベルが高いですね。エントリー ベテランを問わず懐の広さを感じます。
    タープ加工の宿泊が苦手のワテクシのような不器には寸法 収納 含め実に使い勝手がよろしい。

    屈斜路湖の増水による遊歩道を見て、心が折れました。  かなりの数のライダーさん達を見ていて羨ましさを感じるのと同時に
    辛い現実も感じておられるのかなぁ と思いました。十数年振りに行ったオンネトー 近年になく鮮やかな能取湖のサンゴ草 
    大当たりの津別の道の駅の蕎麦 一度初心に戻ります。 
    (2016-09-22 23:08:22)
  • Gen.bokeさん
    夢殿がお役に立てたようで何よりでした。おっしゃるとおり、今年は思わぬ天候の荒れが
    悩ましい点ではありますが、特に今の時期ですと移動や宿泊手段にこだわることなく
    色んな北海道を楽しみ、再発見していただけるのがいいところ、と言えるかもしれません。

    お怪我、大事になさってくださいね。私の怪我は冬までには全快となりそうです。

    Gen.
    (2016-09-23 11:05:39)

当店喫茶部門を整理したのは2008年。炊いたご飯を始めとして食材の管理が難しかったため、コーヒーのみのメニューに縮小して今に至る。と、先に触れたメスティンNSと同じNS加工を施した丸型クッカーを託されていて、かつて軽食として提供していたRed Hot(ドライカレー)をアウトドア用クッカーで作っていたのを思い出しつつ久々に作ってみた。コビリ付きの王者、カレー。
何といっても新品状態なので調理時のコゲつきは当然ナシ。むしろ調理後に放置してからの洗浄が注目で、水洗い+手だと油分が残るものの湯洗いにするとスッキリサッパリ。テフロン加工とほぼ遜色ないように感じた。これより一ヵ月程度まかないを作り続けて変化を見ていきたい。

ちなみにRed Hotのベースとなるルーの配合(1食分相当)を以下ご紹介。【トマトケチャップ:大さじドップリ1/缶ミートソース:大さじドップリ1/カレー粉:小さじ1/唐辛子ペースト(O-hot使用):耳かき1程度/乾燥ニンニク:1枚】…簡単だけど外で作るには余剰が多いのが難点ではあります。

押忍 快速旅団

「アウトドア道具って20インチ(50cm強)を一つのメドとして作っているようだぞ?」と感じて独自生産に踏み切ったのがドライシートバッグ・ワイド。おおむね思惑通り、スノウバイクでの外泊にも扱いやすくて我ながら気に入っている。そうなると欲が出てきて「B24cotをコレにスパッと収まる寸法に詰められないものか」と4つ折りコットの開発に乗り出したのが昨年の暮れ
して本日午後、ついに量産を視野に入れたサンプルがアップ。ザッと組んでバラして横になって、ってやってみた限りでは手応えようそろー。パーツ点数が多くなる分B24cotよりは組立てに手数がかかるものの寝心地としては遜色ない。一方、脚を三本にしたことで組立ての“力”が軽くてすむのと、重量の増大を抑える(実測3.8kg)メリットが生じている。

これより当座強度テストを行いつつコスト交渉。売値を一万円台前半に持ってこれるならオシオシ、逆に二万円を超えるのであれば見送り、というのが落としどころとは考えております。

押忍 快速旅団

念願、っていうと大げさだけど久々に湖畔で外泊。今回は支笏湖モラップC場へ。モラップを訪れるのも何年かぶりではある。なんというか、千歳の市街地を抜けるのを億劫に感じて疎遠になっていたところ、普段空港に向かうのに使うR337の新道に乗れば二時間もかからないことがわかったので季節のいいときにチョイチョイ訪れるのにいいかもしれない。
サイトは砂地にやや岩っぽい地面でジカに座ったりヒザをつくことにはちょっと抵抗がある。が、今回は夏場のペリーヌパック一丁外泊ではなくってドライシートバッグ積みだから夢殿は元より60mmマットによる座椅子、しかもその上コット持ちで自分なりにグランピングな感じー。

ただ、あらかじめわかっていたことながらケータイの電波がすこぶる微弱で到着してから時間を持て余してしまった。幹事長に到着の報告もできず。普段あまり気にしてなかったけど、どうこう言ってやっぱり依存しているものではある。隣にテントを張っていた方は本を持ち込んでらした。

押忍 快速旅団

今回の外泊ではGo Proモドキとコンデジを併用しながら動画を撮影することが目的のひとつ。特に外部マイク端子を付設したGo Proモドキを車載固定しての撮影に期待していた。排気管の近くに100均イヤホンマイクを配置して排気音を録音できたら、っていう胸算用。…が、正直あまり思わしい状態とは言えずガッカリ。まあ、マイクがショボいっていうのも否定はできない。
そこまでだったら「仕方ないねー」で済ませられる話なんだけど、帰夕してファイルを取り込んでみると一番期待していたカットのファイルが壊れて見られない、っていうヒザカックン。置き撮りによる微速度撮影とか“使い方次第”な面もあるけど、ここぞ! っていう際の頼り甲斐はないですわなあ。

帰途、千歳の街にさしかかったところでF-15が3機ほど飛んで行ったのを目撃。基地を望む丘まで行ったところさらに離陸するところを動画に収めることができた。ちなみにこちらを撮ったのはコンデジの方。飛び立ったのが複数機だったからよかったもののイッパツ撮りだと難易度は高そう。

押忍 快速旅団

モラップでは随分気温が上がったこともあって、日が落ちる前からゴクゴク一杯やることとなった。お試し品として持ち出した座椅子も四つ折コットもなかなか快調。特にコットは“半折り状態”で安定させることができるので、言わば約1m長のソフトテーブルとして据え置けることになる。
そこにドライバッグ内での中敷き板を乗せれば食材やビンなどの重量物も安心して配置できる、と。これまでも板材を地面にジカ置きして使っていたけど、パッと見の説得力というか文化度に歴然の違いがあるわなあ…。座椅子状態のマットを伸展させてコットに乗せれば寝心地は元よりマックス。朝は朝でそのまま上に座って座面高のあるイスとして朝食もはかどった。

“半折り”の長さ1mっていうのは庵/I-oriの短辺(1.5m)に沿わせたテーブルとしても使うことができるのがこれまた発展的。晩酌が済んで全組み状態に伸ばすのも難しくないと確認した。まだ一泊しか使ってないけど、今後は自宅でも使って早めに耐久性テストにメドをつけたい。

押忍 快速旅団

チハ。私くし、兵隊にこ。日々チョコマカはしこく立ち回るもので団長の股間に拘束された姿にて失礼します。ウヘーでございます。

さて、まめたん先輩が北海道にやってきたのが2000年。その頃にはまだまだデジタルカメラは高嶺の花で、マニアさんでもない限り30万画素(640x480)あたりのモデルを所有するのが関の山だったやに聞いております。その後開業するにあたり商材・活動を始めお客さんお見送りに、と徐々に撮影環境を整えていった、との由。まさしくカメラまわりは日進月歩。
団長・幹事長には「カメラは主に業務用」という思い込みがあったようですが、先日幹事長がYou tubeを見ながら「まめたんの動画も豊富に残しておけばよかったねえ」とつぶやいたのを団長は聞き逃さず。私くしの撮影をダシに幹事長を誘導し、遂にはソニーのアクションカム導入の合意を取り付けてウホウホ。「本日編集アップしたRide Hokkaido 1609の“ツマんでツマんで”って苦労からはやがて開放される」と喜んでおいでのようです。

押忍 快速旅団

混戦の続いたパリーグ、ファイターズが遂に昨夜優勝。ご当地球団なわけだし、金子誠コーチは遠縁の遠縁の遠縁…かもしれないしで当然喜ばしい。さらにその上、先にセリーグを制した我等がカープとの日本シリーズが札幌で行われる可能性の増したことがありがたい。ともあれ「ベースボール・バブル」と負け惜しみを吠えていた頃から幾星霜、セパともに育成に力を入れてきた球団の優勝は感慨ひとしお。見る目あるなー、ワシ。
して、「交流戦同様、やっぱりパが有利かなー」とか「広島-札幌-広島という日程なら大谷クンを中四日で登板させない限りマツダスタジアムの熱狂に包んで勝ち目が増えるんでないか?」とか「イヤ、それが逆ならうまくすれば札幌で4試合見れるで?」なんてアホウな胸算用が錯綜している。

局外者からは「どちらもプレーオフを勝ち抜く保証やらあるめーもん」ってツッコまれそうなところだけど、いーのいーの。旅と同じで予定を練ることからして夢見心地なわけだから。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  • ロケットマン広島カープと日本ハムの対決を楽しみにしています。
    金満球団が大谷に毒牙をのばすと言う噂が有りますが、相変わらず性根の腐った、こんな球団の試合は見たくない。
    で!新聞も取らないのです。
    (2016-09-29 21:28:47)
  • Gen.ロケットマンさん
    大谷クンを始め、本当に実力のある選手はもうメジャー直行となるでしょうから
    国内プロ野球のFA市場は形骸化していくかもしれませんね。

    Gen.
    (2016-09-30 10:08:03)

新NSクッカーのテストよろしく、先週まかないとしてこさえたRed Hotはマズマズ上手くいった。これに気をよくして、これまた軽食をやっていた頃に主軸メニューとして供していたニラ玉ツナの快速丼を作ってみることにした。
軽食部門を整理縮小したのは食材の管理が難しいから、っていうのは前にも触れたとおり。中でも「炊きすぎると余るし、足らなくなると炊くのに時間がかかるし」ってんでご飯の扱いに苦労したのが本音ではある。そこで今回のまかないでは「メシではなく麺に乗せてみたらどうだろう?」という発想を実行。使ったのはマルタイの棒ラーメンで管理はラクチン。コンロ1口で10分もかからず快速丼の味は一応再現できたけど、麺の硬さのコントロール等で少し経験を重ねた方がいいかもしれない。

…って、軽食部門を再開するって前提ではないんだけど、Red Hotも麺に乗せて満足にこさえられるようになるなら再開を考えてもいいかなあ。そのためには保健所に届けとかせんといかんが。

押忍 快速旅団